オーケーマック

歓喜の吹奏楽!ブリッツフィルハーモニックウィンズの驚くべきサウンド!

当サイトの人気記事はコチラ
(この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。)
歓喜の吹奏楽!ブリッツフィルハーモニックウィンズの驚くべきサウンド!

ブリッツフィルハーモニックウィンズの「第17回定期演奏会」を聞きに、すみだトリフォニーホールに行ってきました!

20140202bt3

ブリッツフィルハーモニックウィンズ 

「第17回定期演奏会」

場所:すみだトリフォニーホール 大ホール
日時:2014/2/2(日)
指揮:松元宏康(ブリッツフィルハーモニックウィンズ音楽監督)
ソプラノ:吉田珠代
アルト:三輪陽子
テノール:与儀巧
バリトン:大沼徹
合唱:高津市民合唱団/神奈川県立弥栄高等学校/神奈川県立湘南高等学校
演奏:ブリッツフィルハーモニックウィンズ
曲目・演目: アルメニアン・ダンス・パート1/A.リード
交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」/L.v.ベートーヴェン
編曲:福田洋介・小野寺真・石毛里佳・三浦秀秋

20140202bt1

ブリッツフィルハーモニックウィンズが創立10周年を迎えた記念コンサートです。

2003年4月Blitz Brass(ブリッツ・ブラス)として結成。2013年4月結成10周年を迎え、一般社団法人Blitz Philharmonic winds(ブリッツ・フィルハーモニック・ウインズ)と改称。結成以来、「クラシック音楽のコンサートに足を運んだことのないお客様にも吹奏楽を通じて音楽の素晴らしさを伝えたい」というコンセプトを掲げ、年4回の定期演奏会では既存の型にとらわれない斬新なスタイルの公演を数多くプロデュースし、これまでの演奏会では入場制限をするほどの人気を獲得している。(オフィシャルサイトより引用)

20140202bt

すみだトリフォニーホールを訪れるのは久しぶり。前回訪れたのは、1997年、小澤征爾さん指揮による新日本フィルハーモニー交響楽団のマーラーの交響曲第3番を聞いたときのこと。もう17年前のことですか・・・(滝汗)。

すみだトリフォニーホールはパイプオルガンのある、とてもきれいなホールです。

20140202bt4

今回のブリッツフィルハーモニックウィンズは、2曲構成です。

指揮者でブリッツフィルの音楽監督 松元宏康さんによると、吹奏楽ファンなら誰でも知っている「アルメニアン・ダンス」と、クラシックファンなら誰でも知っている「第9」の両方を今回の特別演奏会に持ってきた、とのことでした。

20140202bt2
前から5番目というとてもよい席で演奏を楽しむことができました。

1曲目は、リードの「アルメニアン・ダンス・パートI」です。

私は中学生のとき吹奏楽部に所属してトランペットを吹いていました。そのため、この「アルメニアン・ダンス」は聞いたことがありました。吹奏楽の古典です。しかし、生で聞くのは今回が初めてのことでした。

アルメニアは西アジアの南コーカサスに位置する。黒海とカスピ海の間にある内陸国であり、西にトルコ、北にグルジア、東にアゼルバイジャン、南にイランとアゼルバイジャンの飛び地ナヒチェヴァン自治共和国に接する。 (wikipediaより)

20140202bt0

ブリッツフィルの「アルメニアン・ダンス」。ダンス音楽というだけあって、リズミカルで、なおかつメロディの綺麗な曲でした!聞いていて楽しくなる。これぞ吹奏楽の真骨頂を味わえる曲。

2曲目は、ベートーヴェンの「交響曲第9番」です。第9を生で聞くのは3年ぶり!

3年前のエントリはこちら→ 金聖響さん指揮・神奈川フィル名曲シリーズ「第9」を聴いてきた

今回ブリッツフィルはこの交響曲「第9」を吹奏楽用に編曲して演奏しました。その事実にまず感動しました。たぶん、誰しも吹奏楽で「第9」をやるの?とびっくりされるのではないかと思います。

ところが、ブリッツフィルの「第9」はピッタリとはまっていました〜!いろいろ良いところがあったのですが、私の席からは打楽器がよく見えました。打楽器の方々がすごく気持ちよく音をだしていたので、よかったです。

「第9」終了後、聴衆から拍手がありました。そのさいに指揮者・松元さんは、楽団員や合唱だけではなく、編曲者4名(第1楽章 福田洋介さん、第2楽章 石毛里佳さん、第3楽章 小野寺真さん、第4楽章 三浦秀秋さん)をステージに上がるよう促しました。

電話帳のごとき譜面を聴衆に見せて、松元さんは「こんなに分厚い譜面を吹奏楽用に編曲したんだよー!」とでも言いたげでした。僕はむちゃくちゃ感動しましたね。

そのあと、松元さんから聴衆に対して謝辞が述べられました。松元さんからは次のような趣旨のコメントがありました。

今回10周年を迎えるにあたり、さまざまなことがあった。

・吹奏楽を通じて音楽のすばらしさを多くの方に伝えたい。

・新しい試みはいつもブリッツから。

私たちは、この2つの志のもと楽団員は活動してきた。

10周年には、吹奏楽と交響曲をやった。20周年には、吹奏楽オンリーでやりたい。

この松元さんの「我々は新しい試みに挑戦するんだー!」というコメントにも感動させられました。

楽団の成長は人間の成長と一緒である。人が10年かけて人間的な成長を遂げるのとおなじように、ブリッツフィルもまた10年の歳月をかけて楽団として成長してきた。そのようなコメントがありました。

この後、アンコールとして、E.F.ゴールドマンの「木陰の散歩道」が演奏されました。

なおブリッツフィルハーモニックウィンズのオフィシャルYouTubeチャンネル「Discover Blitz !! Vol.1」が公開されています。これはブリッツが楽団の裏側をお見せする公認番組です。ぜひご覧ください! 当記事執筆次点で Vo.4 までアップロードされています。

Sohはこう思う (^ー゜)

20140202bt5
ブリッツフィルハーモニックウィンズのおかげで楽しい日曜日の午後をすごすことができました。これからもブリッツを応援したいと思います。

2014年10月8日
Return Top