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写真アプリ「Aperture」を今更だけど使ってみたらすごく良かった話

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写真アプリ「Aperture」を今更だけど使ってみたらすごく良かった話

「Aperture」は、かつて存在したMac向けの写真アプリケーションです。

とっくの昔にサポートが終了しているアプリであり、2024年のいま、使っている人はほとんどいないと思われます。

Apertureは大変人気のある写真管理アプリでした。iPhotoが一般用であるのに対して、Apertureはデジタル一眼カメラを使うような写真愛好家向けのアプリでした。

様々な事情により、AppleはApertureの開発を中止し、新しい「Photos」アプリに移行するよう促しました。Photosは日本語では「写真」です。

後継とされる「写真」は2014年のiOS 8で採用されました。Macでは、2015年のMac OS YosemiteからiPhoto に取って代わりました。

「写真」は、Apple TVの tvOS にも採用されています。

「写真」は、iPhone向けに設計されたアプリです。モバイル端末用に作られているため、わかりにくささを排することに成功しております。かつてMac向けにあったiPhoto やApertureの複雑なUIは持っていません。

これはこれでいいのですが、しかしApertureのようにもっと細かいことをやりたいユーザには不満があります。

Apertureアプリの終焉

Apertureは2014年に開発が終了しました。今から10年前のことです。

Apertureの最終バージョン 3.6
Apertureの最終バージョン 3.6

その後、Apertureは騙し騙し使えていたのですが、Appleは2019年、ついに最終宣告をユーザに突きつけました。

mac OS 10.15 Catalina ではApertureが動きません。起動自体しなくなったのです。

私は残念に思いましたが、とうとう観念して「写真」アプリやAdobeの「Lightroom 6」に乗り換えました。

Aperture、さようなら・・・。

Lightroomも悪くないけど、Apetureが忘れられない

Aperture以後、私は写真とLightroom 6を使用し始めました。

まず最初に写真についてですが、私は写真を高く評価しています。これは優れたソリューションです。

iPhone で撮影した写真データ・動画データは、iCloud写真で管理すると一層楽しいです。またバックアップもしてくれます。

かつてのように外付けHDDに保管する、などといったことをする必要がありません。

写真アプリ+iCloud写真の組み合わせは、世の中の大多数のiPhone、iPadユーザにとって最適解であると断言できます。

iCloudドライブは5GBユーザに無料で与えられています。これはとても少ないので、有料で iCloud+ を契約するのが一番賢いです。50GBなら130円です。

日本の iCloud+のプランと料金
50 GB:¥130
200 GB:¥400
2 TB:¥1300
6 TB:¥3900
12 TB:¥7900

なお、iPhoneを使っていながら、iCloud を使わない方法もあります。

しかし、この方法はiCloud写真の楽しみを放棄するのと同時に、ファイル管理のめんどくささをユーザは引き受ける必要があります。

このことは手軽に iPhone で写真を楽しみたいユーザにはハードルが高いです。大抵の人にとって「やってられない」ということです。普通の人は仕事や家事、勉強で忙しいです。

一方、私自身はといえば、そのめんどくさいことをやってのける自信があります。昔からそんなことをやり続けているのです。

私の写真ライブラリは 約1TB ほどあります。現在は、Lightroom Classic (以後、Lightroomと略します)をフォルダで管理しています。

Lightroomは大量の写真をローカルで管理するのに向いています。自分でライブラリを複数作ったり、余計な動画データなどをFinderを経由して仕訳したり、いろんな細かいことができます。

Apetureを使っていた人の多くが写真アプリ、あるいはLightroom Classicに移行したはずです。おそらくは、後者の方が多いかもしれません。

Lightroom Classicは大変優れたアプリケーションです。ただ、正直なところApertureに対する親しみは湧いてきません。

「なんとなく使っている。」

それがLightroom Classicです。毎月約1000円支払っていますが、惰性です。一方、Apetureはまた使いな、という何かがあるのです。

Apertureを最新Macで動かすRetroactive

上記でお伝えしました通り、macOS 10.15 Catalina以降では、Apertureは動きません。

これに対して、動作可能にするアプリ「Retroactive」がリリースされました。Retroactiveは、現在ではバージョン2.0まで出ております。

またApertureに会えるかもしれない!

そう思った私は、MacBook Air M2 にApertureをインストールして、さらにRetroactiveをインストールしました。

Apertureは無事起動しました。

ただ起動することはしたのですが、細かいところで動作に難があると感じてしまったのです。

なんかしっくりこない。

Retroactiveの開発者をdisるつもりは毛頭ありません。しかし、いい夢を見させてもらったというのが私の気持ちです。私はRetroactiveをアンインストールしました。

サブのMacBook ProにMojaveをインストールし、Apertureを入れてみた

先日、Adobe「Lightroom Classic」をいじっていた私は、ふとApertureのことを思い出しました。

「そうだ・・・。サブのMacBook ProでApertureを久しぶりに動かしてみたらいいんじゃね?」

私は古い2015年モデルのMacBook Proを利用しています。

2015年モデルのMacBook Proは、macOS Lion から macOS Monterey まで動作します。すでに Sonoma はサポート非対象となっています。ある意味では、こちらも見捨てられた存在です。

私はメインとしてM2 MacBook Airを使っています。2015年モデルのMacBook Proよりも、7年後に発売された M2 MacBook Airの方が断然快適です。

私は、ほとんど放置状態だったMacBook Proを納戸から引っ張り出してきました。MojaveのインストーラーをUSBメモリを利用して作成し、クリーンインストールしました。あっさり起動します。

さらにApertureをMac App Storeからダウンロードして、インストールしてみました。

おおー! 完璧に動作します。

懐かしすぎる Aperture

興奮と共に、私はじっくりとApertureを触ってみました。

Aperture.app
2024年のAperture.app

ライブラリの一部をテスト的に読み込ませてApretureで写真をいじっていると、昔の操作感が蘇ってきました。

私はLightroomでフォルダ単位で管理しています。この辺りの管理は、Lightroomに一日の長があります。

しばらく触った後、Lightroomでのフォルダ管理の写真をAperture写真で大量に読み込ませました。一気に懐かしい気分になりました。

何もかもが懐かしい、Apertureの世界。

特に好きだったがのが、スキンスムージング。これは非常に使える機能です。女性が数歳若返ります。写真アプリに移植して欲しいものです。

古い2015年のMacBook Proに macOS Mojave をインストールして動かすApertureは軽快そのものです。非常にキビキビ動作します。

一方、9年前のハードにとっては、macOS Monterey + 最新のLightroomは荷が重いです。

(なおLightroom ClassicはMonterey以降のmacOS に正式に対応しています。)

終わりに

以上、写真アプリ「Aperture」を今更使ってみたお話をお伝えしました。

古いMacをお持ちの方は、現在もMojave上で「Aperture」を起動できます。サブMacであれば遊びで Mojaveを入れ、さらに Apetureを入れても問題ないでしょう。

Mojaveを今メインで使うことは厳しいです。しかしApertureに特化した用途ならOKだろうと感じました。

すでにさまざまなサービスが終了しており、Apertureを完全に使うことはできません。ただ、ライブラリ管理、写真閲覧、レタッチの範囲であれば、十分楽しむことができます。iPhone 15 Proで撮影した写真もきちんと認識します。

2024年の今、2015年モデルのMacBook Pro自体が少々ガタが来ている(しょっちゅうファンが回る)ので、メインで使うのはマシンパフォーマンスの観点から厳しいです。

とはいえ、Apertureを触ってみて「Apretureはやっぱりいいなぁ」という感想しか出てきません。MacBook ProはAperture専用機として、このままMojaveでApretureを楽しもうと考えています。

2024年5月4日
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