Macを使っている人が増えています。
本日2014年10月8日、IDCが「Global PC Shipments Exceed Forecast with Mild Improvement in Consumer Demand」を発表しました。
これによると、Appleは前年と比較してシェアを 0.6ポイント伸ばし、6.3%となりました。前年に比べて8.9%の成長率です。
日本でもMacを使っている人を町で見かけることが多くなりました。iPhoneのハーロー効果と呼ばれて久しい現象ですが、Macは一時のブームというよりも定着した感があります。
しかし、ウェブサービスを使っていると、「このサービス、Windows だけ〜? Mac に対応しないの〜?」ということに遭遇することがあります。たとえば「電子内容証明郵便サービス」はMacには対応しておりません。
便利な電子内容証明郵便サービス
電子内容証明とは、インターネットを通じて内容証明郵便を差し出すサービスのこと。24時間、ネットがあればどこからでも内容証明郵便を送ることができます。
電子ではなくほうの内容証明郵便を送ろうと思ったら、まず集配郵便局などの大きい郵便局に出向かなくてはなりません。まずこれがめんどくさい。
そして内容証明には厳密な字数制限・行数制限があります。これをキッチリ守る必要があります。これもまためんどくさい。
誰が誰にどんな文書を送ったかということを明らかにしたいだけなのに、とてもめんどくさい手続きを踏む必要があります。
しかし、電子内容証明が登場してからというもの、私は電子内容証明しか使っておりません。仕事のスピードが段違いだからです。料金もクレジットカードで支払えます。とても便利。もう紙の内容証明なんてまどろっこしくて使えません。
電子内容証明郵便サービスはMac非対応
さて、この便利な電子内容証明サービスですが、Windowsでのみ使えます。Macでは使えません。とても残念です。
私は職場ではWindowsを使っており、自宅にはMacがあります。自宅でも電子内容証明郵便を送りたいなあと思うときがありますが、Mac非対応なので、それはできません。
なぜMac非対応かというと専用のソフトウェアがWindowsにしか対応していないためです。
いつか内容証明郵便がMacに対応することがあるでしょうか? 個人的にはそうなってほしいと思いますが、現実的には無理でしょうね。先に述べたようにMacのシェアが増えてきているといえど、依然としてMacマイノリティーです。Macに対応するというだけで相応のコストがかかることでしょうから、これはペイしないでしょう。
電子内容証明郵便サービスがiOSデバイスで使えるようになっていい
私はMacよりもiPhoneやiPadに期待しています。これらの電子内容証明が送れるようになったらいいのになあと思います。iPhoneやiPadの普及台数はMacとは比較にならないほどです。
ポストPC時代といわれて久しいです。私の見たところ決してPCはなくなりません。PCは、iPhoneやiPad、Androidなどのスマートデバイスと共存していくと感じます。けれど台数の伸びは期待できないです。
電子内容証明郵便サービスは、私はPCユーザだけが利用できるのはいささか不公平であるように思います。一般の人が親しんでいるスマートフォンやタブレットでも電子内容証明郵便を利用できるになったほうが良いだろうと考えています。特に日本においてはシェアが大きいiOSデバイスは、そのプラットフォームになり得ると思います。早晩そのような日がくるだろうと予感しています。