私の手元には、2015年発売のMacBook Pro 15インチがあります。
発売から11年が経過しました。もうずいぶん古いMacです。Touch Bar搭載以前と聞くと、随分古めかしく聞こえます。
このMacBook Pro、今ではすっかり出番がなくなりました。私が普段使っているのはMacBook Air M2。2022年に買ったのですが、4年経ってもまで元気で動いてくれています。
では、古いMacBook Proはどうするか。
売ってしまうのもひとつの方法でしょう。しかし、11年も付き合ってきたMacです。そう簡単に手放す気にもなれません。それに二束三文でしょう。
このMBPは15インチの大きなディスプレイも美しい。キーボードだって悪くありません。
何か使い道はないものでしょうか・・?
そこで思いついたのが、MacBook Proを音楽サーバーにするというアイデアです。
音楽ライブラリが235GBある
私は昔からiTunesが好きでした。
CDを取り込んだり、アルバムアートワークを登録したり、曲名やアーティスト名を整理したり。こういう作業が嫌いではありません。
むしろ好きですw
iPodに入れて持ち出して聞いていたんです。
今確認したら、AAC、アップルロスレスなどの音声ファイルが234GBほどのライブラリになっていました。
しかも中身は音楽ばかりではありません。落語もあれば、英語教材もあります。昔録音したラジオ番組まであります。
我ながら、よくもまあ集めたものですね・・・。
これらのファイルをMacBook Air (M2, 256GB)に移してもよいのですが、そうすると内蔵SSDの空き容量が減ってしまいます。
iPhone (iPhone 17, 256GB) にもすべてを入れるわけにはいきません。こっちは写真や動画の用途。
外付けSSDをつなぐ方法もありますが、私は最近、外付けのストレージをこれ以上増やしたくないと考えるようになりました。
HDD、SSD、USBメモリ、microSDカード。あちらにもデータ、こちらにもデータ。いったい何がどこにあるのか。
もう、こういう生活は終わりにしたいのです。HDD、SSD、USBメモリ、microSDカードの類は原則買わない。むしろどんどん減らしたい。
古いMacBook Proを音楽専用機にする
MacBook Pro 2015には、十分な容量のSSDが搭載されています。
ここに私の234GBの音楽ライブラリをまとめて保存しよう。そしてMacBook AirやiPhoneから、ネットワーク経由で音楽を聴こう。
MacBook Proが音楽を配信するサーバーとなり、ほかのApple製品がプレーヤーになるわけです。
私はかつてiTunesサーバーを楽しんでいたのですが、ミュージックアプリでもできることがわかり、もう一度作ってみたくなりました。
念のためですが、現在のmacOSではiTunesが廃止されています。音楽管理の役割はミュージック.appが引き継いでいます。
ですから、今ならiTunesサーバーは、さしずめ「ミュージックサーバー」とでに呼ぶのが適切なのでしょう。
でも私にとっては、いまだにiTunesサーバーという言葉がしっくりきます。古い人間なのでしょうかねw AirTunesとかいまだに言ってしまいます。
Appleのホームシェアリングを利用する(今回使用するMacとiPhone)
Appleのデバイスには「ホームシェアリング」という機能があります。
同じ家庭内ネットワークに接続しているMacやiPhone、Apple TVなどから、別のMacに保存された音楽ライブラリを利用できる仕組みです。
今回の環境をご紹介します。
| 機器 | OS | 役割 |
|---|---|---|
| MacBook Pro 15インチ Mid 2015 | macOS Monterey 12 | 音楽の保存・配信 |
| MacBook Air M2 | macOS 27 Golden Gate | 音楽の再生 |
| iPhone 17 | iOS 27 | 音楽の再生 |
* MacBook Pro 2015には、Appleが公式に対応する最終バージョンのmacOS Monterey 12.7.6 を使用します。
古いMacにはもう最新のmacOSは必要ありません。ミュージック.appさえ動けばいい。
音楽を管理し、音楽を配信する。それだけをさせます。
一方、普段使っているMacBook Air M2にはmacOS 27 Golden Gateをインストールしています。
iPhoneはiPhone 17です。
新旧のApple製品を組み合わせて、果たしてどこまで快適な音楽環境が作れるかと試してみました。
MacBook Proでホームシェアリングを設定する
まずはMacBook Pro側の設定です。
macOS Montereyの「システム環境設定」>「共有」を選択します。そこに「メディア共有」という項目があります。
「ホームシェアリング」を有効にして、Apple Accountでサインインします。
基本的な設定はこれだけ。めっちゃ簡単。
もちろん、ミュージックアプリには音楽ファイルを登録しておく必要があります。

OSと音楽ファイルだけの環境が整った。
MacBook Airから共有ライブラリを開く
次に、MacBook Air M2です。
こちらもホームシェアリングを有効にします。
macOS Golden Gateでは、「システム設定」から「一般」→「共有」と進み、「メディア共有」の設定を行います。
MacBook Proと同じApple Accountを使用します。
あとはミュージックアプリを開き、共有されているライブラリを選択するだけです。
▼ミュージックアプリの階層がやや深いところにある。

すると、MacBook AirにMacBook Proのライブラリが無事表示されました。

嬉しい。
こうした使い方ができれば、MacBook AirのSSD容量を一切使わずに音楽を聴くことができます。
iPhoneからも音楽を聴きたい
iPhone 17からもアクセスしてみたいと思いました。
iPhoneの「設定」から「アプリ」→「ミュージック」と進むと、ホームシェアリングの設定があります。
ここでも同じApple Accountでサインインします。
ミュージックアプリから共有ライブラリを選択すれば、MacBook Proに保存した音楽を再生できる仕組みです。


今回私はトラブルを経験しました。iPhoneでは、Macほどすぐに共有ライブラリにアクセスできませんでした。数分かかるという印象。結構四苦八苦しました。
結論として、理由は肥大化したミュージックライブラリにあるのだと思います。これは仕方がないのでしょう。
なお、ホームシェアリングの制約についても言及しておくべきでしょう。
まずMacBook Proの電源が入っている必要があります。ミュージック.appは起動しておく必要があリマス。
また、基本的には家庭内ネットワークで利用する機能です。外出先でも自由に音楽を聴けるというものではありません。
その点は割り切る必要があります。
古いMacは、古いMacなりの仕事をすればよい
今回、MacBook Pro 2015を久しぶりに押し入れから引っ張り出してきて、少し考えが変わりました。
古のMacに、いつまでも現役のメインマシンとしての性能を求める必要はないのです。最新のMacBook Airと競争させる必要もありません。
音楽を保存する。音楽を配信する。そういう限られた仕事なら、11年前のMacでも十分に役割を果たせるでしょう。
古いMacを動かし続けることが経済的とは限りません。消費電力も気になりますし、冷却ファンが回ることもあります。
実際、私のMacBook Proも起動直後にはファンが勢いよく回ることがあります。11年も経っていますからねw
さらに、macOS Montereyのセキュリティサポートは終了しています。インターネットの利用は行わず、家庭内の音楽専用機として運用するつもりです。
それでも長年愛用してきたMacに新しい使い道が見つかるのは、うれしいものですよ。
まとめ:MacBook Proに第二の人生を
古いMacBook Pro 2015を、家庭内のミュージックサーバーとして再活用する。
これが今回の計画です。
約234GBの音楽ライブラリをMacBook Proに集約し、MacBook Air M2やiPhone 17からホームシェアリングで再生する。
うまくいけば、余計なストレージを増やさずに済みます。
MacBook Airでのライブラリ共有は安定しています。なのでまずは成功です。
iPhone 17はちょっとつらいかも。(ライブラリが表示されない、接続が切れる、スリープすると再生できない。)
そのあたりも含めて、いろいろと試してみたいと思います。
11年前のMacBook Pro。まだまだ働いてもらいますよ。

