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128GBのiPhone 6がでたいま、iPod Classicのディスコンは必然だ

128GBのiPhone 6がでたいま、iPod Classicのディスコンは必然だ

iPod Classicがディスコンになってしまった(涙目)

2014年9月9日のAppleのスペシャルイベントでは、新しいiPhoneや新しい決済サービスApple Pay、そして来るべき新カテゴリーのApple Watch が発表されました。

その一方で、iPod ClassicがAppleのウェブサイトからひっそりと姿を消しました。

それまで販売されていたiPod Classicは2009年9月に販売されたもの。ちょうど5年間販売されて、その役目を終えました。

iPodは言うまでもなく、Apple が復活するきっかけとなった商品です。2001年に販売が開始されたiPodは人々の音楽を聴くスタイルを変え、文化を作り出しました。こんなすごいプロダクトは数えるほどしかありません!

iPod はApple復活の原動力だった

そのiPodが “Classic” という名を与えられたのは2007年のこと。iPhone 登場の年です。それまでは普通にiPodと呼ばれていました。

iPod Classicは、今から見るとちょっとずんぐりむっくりしています。HDDが入っているためそのような形なのですが、iPod shuffleやiPod nano、iPod touchに比べて、iPod Classicはかわいらしさを湛えているとも言えます。

iPod Classicの魅力は大容量160GBです。4万曲も収めることができるとAppleは主張していましたが、これだけあればまず音楽に困ることはないでしょう。多くのユーザにとってiTunesに入っている音楽をそのまま入れられるのではないでしょうか。

私が初めて買ったiPod は第4世代

私が初めて買ったiPodは第4世代のもの。2004年7月のことです。モノクロのモニターでした。

サイコロキャラメルをでかくしたようなカラフルな化粧箱からiPodを取り出したときの感動はいまでも忘れられません。あの化粧箱が、無駄にでかくてよかったんです。

第4世代iPodは20GBを買いました。32,800円でした。音楽はもちろん、英語の音源や落語の音源を入れたりして、楽しんでいました。寝ながらiPodを聴いてて、ついうとうとしてiPodをベッドから落としてしまい、泣いたことがありました(笑)

そしてわずか3ヶ月後の2004年10月にはiPod photoが出てきたときは本当にびっくりしました。ただとても高価でした。40GBモデルが54,800円、60GBモデルが66,800円でした。54,800円だなんて、私にはとても手が出せるような商品ではなかったのですが、「iPod もカラー化を押し進めていくのだな」と直感しました。

このときiPod photoを購入されたのが、Goodpatch で勤務されている貫井伸隆さん。ポッドキャスト「ミリオン・ドッツ」ではiPod photoのお話を貫井さんに伺っています。リンクは下記です。

Episode 19「GoodpatchのCCO、貫井伸隆さんを迎えて〜Apple製品で始めたデザイナー人生(Part 3)」 – ミリオン・ドッツ

でも第4世代iPodのモノクロディスプレイの iPod はなかなか美しかったんですよ!(笑) これはこれで味がありました。バックライトが綺麗だったんですよ! ジャケットを見ることはできませんでしたが、字だけでも十分アルバムを選択できました。そして脳内でジャケットをイメージできたんです。

「大容量」の看板はiPod ClassicからiPhoneへ

かつてはものすごい人気を誇ったiPodでしたが、2007年のiPhone発売以降、人々はiPhoneのiPod機能で音楽を聴くようになりました。当初はiPhone のストレージが4GB/8GBと少なかったのですが、年を追う毎にストレージが大きくなり、音楽が沢山入るようになりました。と同時に、iPodの人気はどんどん低下していきました。毎年発売されていたiPodも2年おきになったりしました。

iPhoneが爆発的な人気を博すのと反比例するように、iPodは人々のこころを掴むことがだんだん難しくなっていきました。ソーシャルネットの進展とともに、消費者はiPhone/スマートフォンに関心を移し、音楽/ビデオ再生という単機能しかないiPod Classicをわざわざ買おうという人は少なくなってしまいました。もしかすると音楽よりもフェースブックやツイッター、Google plusのほうに関心が移ってしまったのかもしれません。

iPodは年を追う毎にどんどん売り上げを落としていきました。唯一勢いのあるiPodはiPod touchだけになってしまいました。それも毎年発売される訳ではありませんでした。Appleの経営上の戦略商品はMacとiPhone、iPadのみとなり、iPodは蚊帳の外におかれてしまいました。

時を経て2014年。iPhone 6/iPhone 6 Plus がついに大容量128GBを搭載したました。ひとびとが心待ちにしていた大容量iPhoneの登場です。このことは、160GBの大容量ストレージをもっていたiPod Classicをリプレースするのに十分な理由となったのでしょう。AppleはiPod Classicの発売を停止した理由を明らかにしていませんが、私自身はそのように考えています。

9月9日よりiPod Classicがディスコンになるやいなや、iPod Classicを急遽買い求めたiPodファンもいらっしゃったようです。そのような熱心なファンにとっては、iPod Classicでなきゃ困るんだと思います。

iPodの精神はiPhoneに流れている

iPhone 6/iPhone 6 Plus が128GBもの大容量を備えてリリースされます。MacやPCのような大容量のストレージを備えたデバイスです。私の持っているMacBook Air はストレージが64GBしかありません。。その倍の容量をiPhoneがもっているのだというから驚きです!

iPod Classicは、Appleの製品ラインナップのなかでキングでありつづけました。その大容量HDD搭載iPodの精神が、128GBのiPhone 6/iPhone 6 Plusに脈々と流れていると私は考えています。

楽しい時間をありがとう。そしてさようなら、iPod Classic!

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