こんにちは。オーケーマックのSohです。
この記事では、AirPods 第4世代(ANC搭載)を実際に使ってみて感じたことを、初代AirPods Proとの比較も交えながらお伝えしたいと思います。
AirPods 4が届いた朝、買い替えの決断を正解だったと思った
先日、AirPods 第4世代(ANC搭載モデル)が届きました。数週間使ってみて、「これはレビューせずにいられない」と思ったので、こうして記事を書いています。
僕はこれまで、初代のAirPods Proを発売時よりずっと愛用してきました。カナル型のあのぴったりしたフィット感、遮音性、そしてノイズキャンセリング(ANC)の効果。本当に素晴らしいものでした。
もちろん、カナル型に抵抗のある方もいらっしゃると思いますが、個人的には全く気になりませんでした。むしろ、耳栓のようなあの感覚が安心感につながっていた部分もあります。
ただ、2019年発売の初代Proですから、もう6年も経ちます。バッテリーの持ちが落ちてきたこともあり、「そろそろ買い替えかな」と思っていたところでした。
選んだのは、AirPods Pro 2ではなく、第4世代のAirPods(ANC付き)
買い替えの候補として考えたのは、AirPods Pro 第2世代と、今回レビューするAirPods 第4世代(ANC搭載)。
正直、Pro 2も非常に魅力的でした。でも、より新しい製品であることと、外で使うことが多いという理由でAirPods 4を選びました。
一番心配だったのは、「カナル型じゃなくても大丈夫か?」という点です。あの密閉感がない状態で、ANCがどれほど効果を発揮するのか不安でした。
でも、使ってみたら驚きました!
カナル型じゃなくても、静けさは手に入る
AirPods 4を耳に装着した瞬間、まわりの音が一気に遠ざかっていく感覚がありました。
たしかに、遮音性という意味では初代Proのほうが上かもしれません。
それでも、AirPods 4のANCは必要十分以上にノイズをカットしてくれます。
たとえばカフェで使ってみると、隣の席の会話やカップを置く音、店員さんの動き。そうした音がスッと消えていくのです。
完全な無音ではありませんが、ちょうどいい「静けさ」の中に入れるんです。
初代Proは「音を遮断する」感じだったのに対して、AirPods 4は「音を整える」という印象。
この違いが、とても心地よかったです。
AirPods Proとの“最大の違い”は、装着感の軽さと快適さ
Proとの最大の違いは「カナル型かどうか」でしょう。初代Proは、耳栓のような感覚があり、スポーツや長時間使用では耳の中がムズムズすることもありました。汗をかくと顕著です。
でも、AirPods 4は本当に軽いんです。耳にそっと収まる感じで、長時間装着していても耳が痛くなりません。
この軽さは、毎日使うガジェットとしてはとても大事な要素だと思います。
しかもANC搭載。耳にストレスなく静けさが訪れる。集中したいときに雑音を和らげてくれるのは、最高の体験です。
音楽が「生活の中に自然と溶け込む」ようになった
音質についても触れないわけにはいきません。
僕はApple Musicを契約していて、空間オーディオに対応した曲をよく聴いています。
AirPods 4で聴くと、音が自分の周囲に立体的に存在しているように感じられるんです。これには本当に驚きました。
「イヤホンでここまでの空間表現ができるのか!」と思わせてくれる完成度です。
音が「聴こえる」だけでなく、「そこにある”ように感じられる」そんな体験が楽しめますよ。
地味だけど嬉しい、充電ケースの進化とMagSafe
第4世代のAirPodsからはUSB-Cに対応しました。これが本当に便利で、MacやiPad、iPhoneともケーブルを共有できるようになったのが嬉しいポイントです。
我が家からも徐々にLightning製品が減りつつあり、USB-C一本で統一できる時代がようやく来たなと実感しています。
さらにMagSafeにも対応していて、職場に置いてあるMagSafe充電器でポンと充電できるのも気に入っています。これだけでも「もう一個MagSafe充電器買おうかな」と思うくらい便利です。
Apple製品との連携が、当たり前のように優れている
言うまでもないことかもしれませんが、Apple製品同士の連携はやっぱり快適です。
iPhone、Mac、iPadと、どのデバイスでもAirPodsが自動で切り替わってくれるので、「いまどれとつながってるんだっけ?」というストレスがありません。
僕は毎日料理をするのですが、AirPodsがあるだけで家事の効率も快適さも大きく変わります。
AirPodsがあれば毎日の家事も楽しくなる? いや、ほんとですよ。私は教養系YouTubeを流しています。画面は見ないで、音声だけ聞いています。
iPhoneをキッチンに置いたままでも、音楽やSiriが使えるのは本当にありがたいですね。
「探す」アプリとの連携で、もうなくさない
AirPods 4にはU1チップが搭載されており、「探す」アプリから音を鳴らして探せるようになりました。
正直、小さなイヤホンってなくしがちなんですよね。でもこの機能のおかげで、どこに置いたかわからなくなってもすぐに見つけられます。
iPhoneすらすぐ無くしちゃうから・・・。
音も結構大きく鳴るので、本当に便利です。
結論:初代Proユーザーが、満足して“卒業”できる一台
初代AirPods ProからAirPods 4に変えて、本当に満足しています。
Pro 2を選んでいたら、それはそれで良かったと思います。でも僕にとっては、このAirPods 4がいまの最適解でした。
耳にやさしく、音は上質で、静けさもある。Apple製品との連携も抜群で、毎日の生活が確実に快適になったと実感しています。
こんな方には、特におすすめです
- 初代〜第2世代のAirPodsやAirPods Proを使っている方
- カナル型が少し苦手、でもANCは使いたい方
- 音にこだわりつつ、軽やかに使い続けたい方
- Apple製品を複数使っている方
最後に:小さなイヤホンが、生活を変えてくれた
AirPodsは、ただのイヤホンではありません。“耳に装着する小さなコンピューター”です。
毎日使うものだからこそ、その快適さが積み重なって、日々の気持ちが穏やかになることを実感しています。
「ちょっと合わないな」と感じている今のイヤホンに、さよならを告げてみませんか?
きっと、あなたの耳にも「ちょうどいい静けさ」が訪れるはずです。