Apple の iPhone はとても便利なデバイスです。この iPhone を利用して日本語を入力したいとおもったときどのような方法を採っていますでしょうか。
iPhoneには標準でメモアプリがあります。このメモアプリが優れもので、小回りが利き、なおかつ安定しています。普通には標準でメモアプリで用を足すことができます。最新のiOS 11は日本語変換も賢くなっています。
しかし、もしさらに効率よく日本語の長文を打ちたいと思ったとき、メモアプリでは不足を感じる時があります。
そんな方へご紹介したい方法があります。
アプリ「iText Pad」と外付けBluetoothキーボードを使うと、iPhone で飛躍的に効率よく文字入力ができます。パソコンで入力するのとほとんど変わらないぐらい、素早く長文を作成することができます。
価格:¥360(記事公開時)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
iPhone/iPadの両方に対応
アプリをダウンロードする
*iText PadはiPhoneとiPadで使えるユニバーサルアプリです。
目次
アプリ「iText Pad」は日本語ユーザにとって最適なアプリだ
iPhoneには様々なエディタアプリが存在し、App Storeで販売されています。ここには無料のものから有料のものまでさまざまです。
エディタにはそれぞれ特徴があります。私自身、これまでたくさんのエディタを試して来て、アプリの各々の特徴を理解し、場合に応じて使って来ました。
そのなかで、私が日本語を入力するのに最適だと思っているエディタがあります。それは「iText Pad」です。
iText Padは日本人の開発者が作成したアプリです。作者の山下さんはもともと Mac 用にエディタを作成していました。「LightWayText」・「 iText Express」・ 「iText Pro」といった Mac 向けアプリです。これらのアプリは、日本語のワードプロセッサとしての使いやすさや実用性がポイントでした。
欧米の言語用のエディタとは異なり、日本語のエディタではルビ(ふりがな)をふったり、行番号を表示したり、禁則処理など、日本語のための作法があります。
海外の開発者が、このような日本語ワープロのための事情を把握してアプリを制作するのはかなり困難だと思われます。
日本人製作者が、Mac向けに日本語エディタを制作してきた背景があって、アプリ「iText Pad」がiOS向けに作られました。iText Padは2010年に初版がリリース。そして最新バージョン 1.6 は2017年10月にリリースされています。
iText Padの面白いところは、原稿用紙レイアウト表示や縦書き表示に対応しているところです。
私自身は横書きの原稿用紙レイアウトで執筆しています。この原稿用紙を埋めていく感覚がいいんですよ。他のアプリでは味わうことができない感覚です。このような感覚がとても大事です。
ここまで日本語向けに作られているアプリは、私は思いつきません。
日本語を入力するならばMicrosoftのWordなども良い選択肢なのですが、「シンプルにプレーンなテキストを作りたい」という場合、iText Padの方が軽くて向いています。
iText Padはクラウドストレージにも対応しております。iCloudや、過日アップデートのあったDropbox、またEvernoteにも対応しています。
なお、iText PadはiPhone Xのデザインに対応はしていません。この点はぜひともご留意いただきたいのですが、けれどiText Pad自体が使いやすいので、私は積極的に使っています。
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iPhone と 外付け Bluetoothキーボードを連携しよう
私は、iPhoneに外付けBluetoothキーボードと連携させています。
外付けBluetoothキーボードで操作するiText Pad は実に快適なんです。
これまで iOS は外付けBluetoothキーボードと連携させた時、その挙動に怪しいところがありました。日本語変換の候補が、使っているうちに変な表示になったりしたのです。iOS 10でもおかしなところがありました。
しかし、iOS 11 になってからというもの、非常に快適に外付けBluetoothキーボードを利用できるようになりました。もはやパソコンと同等といって良いのではないでしょうか。
iPhoneで外付けキーボードを利用する時、日本語と英語の切り替えが問題になります。iOS 10からCapsキー(キャップスキー)で言語の切り替えが可能です。ボタン一つで切り替えられるのでとても便利です。
外付けBluetoothキーボードは何を選ぶべきか?
Bluetoothキーボードは何を選ぶべきでしょうか。市場にはたくさん出回っています。
モバイルするならUniversal Foldable Keyboard がいい
私自身、Apple のBluetoothキーボードやLenovoのものなどを試して来ました。
最終的に行き着いたのが、MicrosoftのUniversal Foldable Keyboard (ユニバーサル フォルダブル キーボード)
です。モバイルシーンで使うならば、この折りたたみ式がめちゃくちゃ使いやすいです。
Universal Foldable Keyboardは私がこれまで使って来たBluetoothキーボードの中で最もよくデバイスと繋がってくれるので気に入っています。
中にはちっとも繋がってくれなくてイライラさせられるBluetoothキーボードもあり、ウチの押入れの奥深くで眠っています。しかし、Universal Foldable Keyboard は使いやすいです。
Universal Foldable Keyboardはコンパクトに折りたたむことができるので、iPhoneや他のスマートフォンとで持ち運びできるのが便利です。私はいつもボディバッグに忍ばせています。
Universal Foldable Keyboardはボタン一つでペアリングした iOSデバイスや Android デバイスを切り替えることができます。私はこれがとても気に入っています。
Universal Foldable Keyboard、キーピッチがおよそ16mmです。中には17mm欲しいという方もいらっしゃるかもしれませんが、折りたたみ式では16mmがギリギリの設計なのでしょう。またストローク浅めです。でも慣れれば快適に打てます。
Universal Foldable Keyboardの欠点は上下キーが小さいところ。これもう少し大きかったらなぁと思わされる時があります。これは我慢ですね。
なお私は英語版のUniversal Foldable Keyboardを使っていますが、多くの人は日本語版が向いていると思います。日本語版はMirosoftの公式ストアで販売しています。
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英語版は、日本市場では売られていませんが、並行輸入のものがAmazonで販売されています。
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宅用ならロジクールのK480BKがいい
もし家でBluetoothキーボードを使いたいならば、でかくて重いしっかりとしたロジクールのK480BKを選んでおけばいいです。
K480BKの最大のメリットはクレードルです。クレードルにiPhoneをさせば簡単にキーボードで執筆環境が整います。
K480BKは最大で3台までペアリングできます。iPhoneだけではなく、iPadやパソコン、Androidスマートフォンとペアリングしたい時便利です。
K480BKは815gと重くて、持ち運びには一切向いていません。ですが、この重量感は安定感にも寄与します。
最後に:iPhoneで効率よく日本語入力するならiText Padと外付けBluetoothキーボードを使うと良い
iPhone で、長文のテキストを効率よく入力したい時、ぜひともiText Padをご活用ください。日本語を入力するのに良い環境です。
また外付けBluetoothキーボードは必携と言えるでしょう。iOS11になり外付けBluetoothキーボードとの連携は実用的になりました。
持ち運びするなら、Universal Foldable Keyboard一択です。
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家置きするなら、K480WHがいいです。
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