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iOS 10.2ではスクリーンショット時の消音が可能に。ただしカメラ撮影は消音不可!

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iOS 10.2ではスクリーンショット時の消音が可能に。ただしカメラ撮影は消音不可!

Appleが2016年11月1日、iOSの「10.2」を開発者向けにリリースしました。10.2では様々な機能が追加されています。

  • 新しい壁紙(iPhone 7とiPhone 7 Plusでのみ利用可能)
  • ビデオアプリの新しいウィジェット
  • カメラの設定を保持する機能
  • 新しい絵文字
  • メッセージでのセレブレーション効果
  • ステータスバーでの新しいヘッドホンのアイコン

数週間後に正式リリースされる見込みです。

私も手持ちのiPhone 5cに iOS 10.2 パブリックベータを入れてみました。めちゃくちゃ重いです(笑)

20161101-iphone-5c-10-2

日本版iPhoneではiOS 10.2ではスクリーンショット時の消音が可能に!

さて、このiOSの「10.2」は、日本のiPhone・iPadユーザにとっては重要な変更点をもたらします。

それは、スクリーンショット時の撮影音です。

iPhone の左側にある「着信/サイレントスイッチ」でサイレントモードにすると、スクリーンショット時の撮影音が消えます。これは素晴らしいことです。

また着信モードであってもボリューム調整をすることができます。

ただ、カメラ撮影時には依然として強制的にシャッター音が鳴ります。

まとめると下記の通りです。

iOS 10.2における日本版iPhoneの挙動 可能/不可能 コメント
スクリーンショット取得時 ミュート可能 サイレントモードになっていなくても
着信/通知音量に比例します。
写真撮影時 ミュート不可 強制的にシャッター音が鳴ります。
カメラを起動しながら、スクリーンショットを取得 ミュート不可 強制的にシャッター音が鳴ります。

iPhoneやiPadでスクリーンショットでの撮影を行うというのはよくあることだと思います。

画面をメモしておいて、後で見返したり、マニュアルを作ったり、ということは私たちが普段行なっていることです。

iOS 10.2で、スクリーンショット時の消音が可能のは本当にありがたいことです。早く正式版をリリースしてほしいものです。

日本版iPhoneでは、カメラ撮影時のシャッター音はミュートできない仕様は継続!

いっぽう好ましくないことも判明しました。

それは、iPhone・iPadでのカメラ撮影時は、「着信/サイレントスイッチ」でサイレントモードにしていても強制的にシャッター音がなるという仕様に変更がないというものです。

Appleの姿勢として、「日本版iPhoneではカメラ撮影時に必ず音がなるようにする」ということがこの iOS 10.2 のリリースで明白になりました。

これまでAppleにサポートページからシャッター音について意見を出したりして改善を要望してきた方も少ならからずいらしゃると思います。私自身Timにメールを送ったこともあります。

しかし、今回の仕様変更では引き続きカメラ撮影は消音不可であるということがわかりました。この決定が覆ることはまずありえないでしょう。

日本版iPhoneでシャッター音を消すことは難しい

私自身、日本版iPhoneはシャッター音が鳴る仕様の方が、日本社会にとっては有益なのではないか、と考えるようになりました。

もしiPhoneがデフォルトで無音撮影できるようになれば、様々な誤解、軋轢が生まれるかもしれないからです。

本来であれば海外のiPhoneのようにミュート撮影できるべきですが、私たちの社会がそれを容認しないだろうと考えています。

スマートデバイスが私たちの社会で浸透するにつれ、ますます個人情報の取り扱いに敏感になってきています。特に盗撮などの迷惑行為・犯罪は、新聞の三面記事に載らない日はないぐらいです。

海外版iPhoneを輸入する

日本で販売されるiPhoneにシャッター音がなくなることを期待するのが極めて困難な現状、iPhoneで写真撮影を心から楽しみたいならば、海外版の iPhone を購入するのが最良の選択肢です。

私自身はカナダに行った折、現地のApple StoreでiPhone 7を購入しました。アメリカ合衆国でもSIMフリーiPhoneの販売を開始しております。また香港でも購入できます。

ただ渡航費用などを考えると簡単に現地で買うのは難しいです。

私のオススメは、香港の通販サイト「イートレン」を利用することです。イートレンでは香港版iPhoneを販売しており、日本にいながらにして簡単に輸入できます。

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2021年12月5日
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