オーケーマック

Apple Watchが「watchOS 3」で劇的に進化した

当サイトの人気記事はコチラ
(この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。)
Apple Watchが「watchOS 3」で劇的に進化した

Appleが2016年9月14日、Apple Watch用のOS「watchOS 3」をリリースしました。

この新しいwatchOS 3には様々な機能が追加されております。

本記事では、実際に使ってわかった「watchOS 3」の魅力についてお伝えします。

この記事を読めば、初代Apple Watchを使用を停止してしまった方も再び使いたくなりますよ!

20160922watch-os-3a

 

watchOS 3でApple Watch のレスポンスが向上した

watchOS 3について、私が最も大事なポイントであると感じるのはレスポンスの向上です。

Apple Watch がこれまで動作していたwatch OS1及びwatch OS2の2つバージョンは、残念なことに動作が軽快とは言い難かったです。

しかしwatchOS 3では、Apple Watch がそこそこ軽快に動くようになりました。Appleの技術者は、watchOS 3ではメモリ周りの設計を見直したそうです。

じっさい、私の初代 Apple Watch (アルミニウム)ではwatchOS 3の軽快さがちゃんとわかります。

「ずいぶんキビキビ動くじゃないかー!」

というのが正直な印象です。

もちろんiPhone 7のような軽快さが、watch OS 3な初代 Apple Watchにあるとは申しません。例えば画像を表示するときなどは依然として時間がかかります。

しかし、アプリの起動についてなどはかなり速くなったと言えます。

Apple Watchのような小型ハードウェアでは、バッテリーを大きくできないなど様々な制約があるに違いありませんが、その限られた中できっちり最適化した OS を出してきたところは賞賛に値します。

▶︎▶︎Apple WatchをApple公式サイトで見てみる

watchOS 3はメッセージの信頼性が向上した

レスポンスが向上したこと以外にも、watchOS 3について特筆すべきことがあります。それはメッセージの信頼性が向上したことです。

watchOS 2 までの Apple Watchでメッセージを使うとどうも動作に不安がありました。

メッセージアプリで送ったはずのメッセージが、時々「送れませんでした」という表示が出てしまったところです。Apple Watchで、私自身が一番不満だったこの点です。

誰かからメッセージをもらって、それに対して応答する。そのような基本的なことが Apple Watchで時々失敗するというのは、致命的であるように感じられました。

「だったら、iPhoneでメッセージを送った方が確実じゃないか。」

という考えに至るようになりました。

ところが、watchOS 3を入れた私の Apple Watchは、メッセージを送るのに失敗することがなくなりました。少なくともリリースから本日まで一度も失敗しておりません。毎回成功しています。

きちんとメッセージが送れることがわかると「Apple Watchを使いこなしてやろうじゃないか」と、俄然やる気になります。す。

都合がいいことに、AppleはiOS 10でメッセージを大きく改良してきました。これはwatch OS 3においても同じことです。新しいOSでは新しいエフェクトを楽しむことがなりました。

Apple Watchで私はメッセージをこんなふうに使っている

Apple Watchのメッセージを用いて、例えば私はこのようなことをやっています。

  • 「Hey Siri、メッセージを起動して」とApple Watchに呼びかけ、返信したい人を選ぶ。
  • そのままメッセージを吹き込む。かなりの精度で漢字交じりの日本語に変換してくれる。
  • 送信ボタンを押して、終了!

このようなメッセージの送信が手首にあるデバイスだけで簡単に、そして確実にできます。

watchOS 3のおかげで、Apple Watchというウェアラブルデバイスを信頼して使えるようになりました。

watchOS 3の音声認識による日本語変換は結構いい

メールや、メッセージ、あるいはフェースブックのメッセンジャーで返信するとき、音声で入力する方法を私は選んでいます。Apple Watch から入力するのですから、内容はそれほど複雑なものではありません。

私が試した限り、Apple Watchの音声認識による日本語変換は結構いいです。かなり正確に変換してくれます。賢いと日々感じています。

なお、英語・中国語ではwatch OS 3より「Scribble」という新機能の手書き認識ができるようになりました。これは英語圏、中国語圏のユーザには大きな魅力となっています。

もしかしたら将来、この「Scribble」が日本語にもくるかもしれませんね。音を出せない場所なら「Scribble」がいいです。

ただApple Watchでは、小さなスクリーンにいちいち手で入力するよりも、音声で認識させる方が速い気がします。現時点でも十分実用に値すると思います。

Apple WatchによるMacの自動ロック解除機能

本記事を締めくくるにあたり、感動した機能をご紹介します。それは、Apple WatchによるMacの自動ロック解除機能です。

watchOS 3を搭載したApple Watchを利用すると、macOS Sierraで動いているMacのロックを自動的に解除してくれます。

この自動ロック解除機能がメッチャ便利ですなんです! macOS Sierraをお使いの方は、是非ともApple Watchを試していただきたいと私は感じました。

この自動ロック解除機能は、Apple IDの2ファクタ認証を利用しております。セキュリティ上好ましいです。

Apple Watchを身につけたままMac の前に座ればロックが解除される。これは実際に試していただかないと実感が湧きづらいかもしれないのですが、いやはや、Appleらしいエレガントなロック解除方法だと思いました。

ぜひ Mac に 最新のmacOS Sierraをインストールしていただきたいと思いました。とても便利です。Macユーザは、Apple Watchのこの機能を無視できませんよ。特にモバイルシーンでノート型Macをお使いの方はこのロック解除方法は有効ですよ。

最後に:「watchOS 3」でApple Watchが劇的に進化した

以上、watch OS 3の新機能をいくつかご紹介しました。どれも私が導入してよかった!と感じる watch OS 3のポイントです。

Apple Watchは2015年4月に発売されました。それからおよそ1年半が経ち、watch OS 3が出て生き返ったかのような感があります。

「新しいOSが搭載されたApple Watch、いいじゃないか! もっと便利に使いたい!」

そのように感じるユーザさんが増えているような気がします。Apple Watchはこれからますます大きな存在感を持つだろうと、watchOS 3を触って私は確信しました。

そして同時に、Apple Watchの2016年モデルともいうべき「Apple Watch Series 1」「Apple Watch Series 2」が気になりだしました。

私が今使っている2015年版に比べて、最新のApple Watchはチップはデュアルコア化されており、より高速になっているそうです。またSeries 2に至っては、GPSが搭載されたり、Felicaが載っていたりします。

昨年のApple Watchよりも「Apple Watch Series 1」「Apple Watch Series 2」は間違いなく快適ですので、購入意欲が高まっています。

▶︎▶︎Apple WatchをApple公式サイトで見てみる

 

2016年9月24日
Return Top