いま iPhone が大変な人気を呼んでいます。世界的な販売実績を見ると、特にここ日本では iPhone が大きく支持されていることがわかります。
iPhoneは、大人から子どもまでわかりやすく使いやすいです。そして上品な印象があります。そんなところが、iPhoneが支持されている理由ではないでしょうか。
私は4人家族です。家族全員で iPhone を所有し楽しんでいます。iPhoneは我が家族にとって欠かせないツールなんです。
さてiPhoneを家族で楽しみたい人にお伝えしたい、Appleの家族向け機能があります。
それは「ファミリー共有」です。
本記事では、ファミリー共有のメリットについてご紹介します。
目次
「ファミリー共有」ってなんですか?
もし家族でiPhoneやiPadを複数使っていて、「同じ有料アプリを使いたい。」と感じたことがありませんか?
「家族が一度払ったアプリに対して、もう一度他の家族が支払う必要があるのかしら」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこでご紹介したいのがAppleの「ファミリー共有」です。
この「ファミリー共有」の仕組みを使えば、購入済みのアプリを家族もダウンロードできます。アプリを2度購入する必要はありません。これは実に良い仕組みです。
たとえば、大人気ゲーム「Minecraft PE」を親御さんが購入したとします。ファミリー共有が設定されていれば、奥様もお子様も無料でダウンロードできるのです。めっちゃオトクです。
またアプリだけではなく、購入済みの音楽や映画、ブック、Mac用アプリも対象です。家族内で利用することができます。
「ファミリー共有」を利用するには、まず家族がそれぞれが Apple ID を持つ必要があります。
中には、お子さんのデバイスなのに親御さんの Apple ID を使っている、などということをされている家庭もあるかもしれません。
というのも、Apple IDは13歳未満は利用できないためです。
しかし、「ファミリー共有」を使えば Apple IDの使い回しは避けられます。
「ファミリー共有」では、親や保護者が管理者となって、 子どもさん用の Apple ID の使用を管理することができます。
もしご家族にiPhoneあるいはiPadを使わせるさい、ぜひこの「子ども用 Apple ID」を作成した上で、デバイスにその専用Apple ID を登録してあげてください。
そうすればパスワードを共有するなどというセキュリティ上、好ましくない問題も解決できます。
Apple IDの使い回しは絶対におやめください。
- 親や保護者が管理者(オーガナイザー)になります。決済する権利を持ちます。
- 13才未満は、Apple IDを作ることができません。
- そのかわり、「子ども用 Apple ID」を作ります。「設定」>「iCloud」>「家族」の順にタップし、「お子様用の Apple ID を作成します」をタップします。
- 子どもには「子ども用 Apple ID」を与えます。このIDは決済する権利を持ちません。
「子ども用Apple ID 」を設定するメリット
「子ども用Apple ID 」を設定する最大のメリットは、子どものアプリの購入をコントロールできることです。
お子さんが勝手に高額なアプリをiPhoneやiPadでじゃんじゃん買う、課金してしまうということを避けられます。これは非常に重要なことです。
具体的な購入の手順をご説明します。
「子ども用Apple ID 」のユーザであるお子さんがアプリを欲しいと思った時、自身だけでは購入を完了することができません。
お子さんが購入ボタンを押すと、決済される前に親または保護者に「承認申請」の通知が飛びます。
親または保護者は、お子さんが購入したいものの内容を確認後、OKなら承認ボタンを押します。
承認されたら、親または保護者のアカウントで決済されます。そしてお子さんはアプリを購入することができます。
また「このアプリはダメ」と思ったら拒否のボタンを押します。購入はそこでストップです。
そしてなぜだめかをお子さんに説明してあげてください。そこで親と子の対話が生まれます。
このコントロールポイントを設けることが、親子間で重要です。
私は「ファミリー共有」をこのように利用している。
ファミリー共有を使えば、すでに購入したiPhone・iPadアプリなどのコンテンツを共有することができます。
しかし、さらにメリットがあります。
私は Apple Musicの会員です。とても優れた音楽配信サービスだと考えており、 Apple Musicを楽しんでいます。この「ファミリー共有」を使えば、Apple Music を家族全員のデバイスで楽しむことができるのです。
Apple Musicの月額料金は個人用が980円ですが、ファミリー向けが1480円です。私はファミリー向けを購読しています。最大6人のメンバーまでがApple Musicを1480円ポッキリで楽しめます。
また家族でファミリー共有を使えばカレンダーやリマインダーを共有できます。
また「友達を探す」アプリで、家族全員の居場所がすぐにわかります。
私自身は、写真アプリで、iCloudにて写真を家族と共有しています。。旅の写真などをMacに取り込んで、アルバムをこしらえ、他の家族に共有しています。
写真アプリはアルバムの共有が簡単に実現できます。
もうメールに添付して写真を送る、などという原始的なことはやらなくて済みます。実にラクチンなんです。
ファミリー共有の持つ連携の良さを実感すると、「スマートフォンを家族に導入するならば、iPhone で統一するのがベストだ」と思うようになりました。
結論:iPhone・iPad ユーザの家族は「ファミリー共有」を活用しよう
以上、「ファミリー共有」の魅力をご紹介しました。
家族がiPhone・iPadを持つことで、アプリを共有することが可能になるばかりか、子どものアプリの決済を管理したり、Apple Musicを家族全員で楽しめます。
またカレンダー・リマインダーを家族内で共有したり、「友達を探す」を使って家族の居場所をチェックしたり、iCloudで写真を簡単に共有できます。
他社のスマートフォンが入ってくるとこのようにうまくいきません。
iPhoneやiPadには、家族皆で楽しむことができる「ファミリー共有」があります。
ご家族をお持ちのかたはぜひこの優れたサービス「ファミリー共有」を見逃さないでください。
そしてスマートフォン・タブレットはiOSで統一するとアプリは1度支払えばよく、また複数デバイスの管理がとても楽になります。
家族がスマートデバイスを楽しむのをがっちり手助けてしてくれるのがこの「ファミリー共有」なのです。