本日、国内キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンクモバイル)は iPhone 5c の端末価格を発表しました。以下の通りです。
NTTドコモの価格表
iPhone 5c | ||
---|---|---|
16GB | 32GB | |
一括購入額 | 8万5680円 | 9万5760円 |
割賦購入額 | 8万5680円 3570円×24カ月 |
9万5760円 3990円×24カ月 |
月々サポート | 3570円 (計8万5680円) |
3990円 (計9万5760円) |
実質負担額(2年後) | 0円 | 0円 |
ソフトバンクモバイルの価格表
MNP/新規契約 | 機種変更 | |||
---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 16GB | 32GB | |
価格 (一括/割賦) |
5万2920円 2205円×24カ月 |
6万3000円 2625円×24カ月 |
5万2920円 2205円×24カ月 |
6万3000円 2625円×24カ月 |
月月割 | 2205円 (計5万2920円) |
2425円 (計5万8200円) |
2070円 (計4万9680円) |
2035円 (計4万8840円) |
実質負担額(2年後) | 0円 | 4800円 | 3240円 | 1万4160円 |
auの価格表
MNP/新規契約 | 機種変更 | |||
---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 16GB | 32GB | |
価格 (一括/割賦) |
5万2920円 2205円×24カ月 |
6万3000円 2625円×24カ月 |
5万2920円 2205円×24カ月 |
6万3000円 2625円×24カ月 |
毎月割 | 2205円 (計5万2920円) |
2425円 (計5万8200円) |
2070円 (計4万9680円) |
2035円 (計4万8840円) |
実質負担額(2年後) | 0円 | 4800円 | 3240円 | 1万4160円 |
iPhone 5c の端末価格に関しては、ソフトバンクモバイルとauが同じです。いっぽうNTTドコモは一括購入額がほかの2社よりも高く、16GBモデルが8万5680円、32GBモデルが9万5760円となっています。ただし、月々サポートが多めに設定されており、仮にすべての割引が適用された場合、本体価格は実質ゼロ円となります。
本日の発表を受けて、率直に「高い!」と思いました。これでは iPhone 5s とほとんど変わりません。とくにNTTドコモの一括購入額は高く、2年間ドコモの回線を使用させようとする意図が他社よりも明らかです。
本体代金は実質ゼロ円といってもそれは理想的な状況下での価格です。かりに2年間の契約を途中で止めるということがあったばあい、割引がフルに適用されませんから、ユーザにとっては恩恵がマイナスとなります。
USにおいては、iPhone 5cの本体代金は2年間の契約で16GBモデルが99ドル(約1万円)、32GBモデルが199ドル(約2万円)です。どうじに契約のない、アンロック版の価格も出されており、16GBモデルが549ドル(約5万4900円)、32GBモデルが649ドル(約6万4900円)です。日本のau、ソフトバンクモバイルの販売するロック版 iPhone 5c がUSのアンロック版 iPhone 5c とほぼ同価格といえます。
国内キャリアの iPhone 5c の価格表を眺めてわかることは3つあります。
ポイント1
iPhone 5cの端末価格は廉価版と言われるほど安くはない。
ポイント2
NTTドコモのiPhone 5cの一括価格は8万5680円からと大変高価格で設定されている。
ポイント3
USのアンロック版と日本のロック版はほぼ同額。
毎年恒例といっても良いのですが、iPhone の購入にさいしては、十分注意しないとトラップがぽこぽこあります。トラップを踏まないように購入計画を立てなければいけませんね!