健康への旅の始まり:ダイエットから筋トレへ
みなさん、健康について真剣に考えたことはありますか?
今から14年ほど前の2011年、あるきっかけでダイエットを始めました。当時の体重は73kg。いま思えば、それほど極端に太っていたわけではありませんが、健康的な生活を送りたいという気持ちが強くなったのです。
スポーツジムの「ティップネス」の減量プログラムに参加し、食生活を見直しました。その結果、58kgまで体重を落とすことができたんです。この15kg減量という成果は、私にとって大きな自信となり、「努力すれば結果が出る」という成功体験を与えてくれました。これはマジです。
その後も健康への興味は続きました。2007年頃からジム通いを始めていたのですが、本格的に筋トレに目覚めたのは2014年のことです。当時、パーソナルトレーナーさんとの出会いがあり、それが私の運動習慣を大きく変えるきっかけとなりました。
筋トレは非常に奥が深いもので、同じ動作でもポジションやフォームを少し変えるだけで鍛えられる筋肉が全く異なることを学んだんです。体を変えるのは面白いことで、「もっと深く学びたい」という気持ちが芽生えました。
その後も週1回のペースでトレーナーさんの指導を受けながらジム通いを続けました。パーソナルトレーニングはお金がかかりますし、ジムへの移動の時間もかかりましたが、それ以上に得られるものが大きかったと感じています。
コロナ禍での試練:リズムの崩壊と再挑戦
しかし、2020年から始まったコロナ禍は私の生活に大きな影響を与えました。外出制限やジム閉鎖などで運動習慣が途絶えただけでなく、食生活も乱れてしまいました。
それまで健康的な食事を心がけていた私ですが、ファーストフードや加工食品に手を伸ばす機会が増え、一気に体重が増加してしまったんです。私は2020年になるまで「〇〇丼」をしばらくの間食べたことがありませんでした。
2023年暮れには、体重が77kgまで増えてしまい、自分でもショックでした。「このままではいけない」と思いつつも、コロナ禍という特殊な状況下ではなかなか行動に移せず、3年間ほど悶々とした日々が続きました。
そんな中で迎えた2024年。私は再びパーソナルトレーナーさんの力を借りることを決意しました。再スタートの日は2月11日でした。中学受験を終えた子供たちは、この日は召集日です。子どもたちの頑張りに刺激され、「負けていられない」と奮起し、本格的なダイエットと筋トレ生活を再開したんです。
再びパーソナルトレーナーさんにアポを取り、相談しました。この時期にはYouTubeで「なかやまきんに君」の動画にも出会い、大いに影響を受けました。食べるものは全てエクセルに書き出しました。(食べ物・カロリー・P・F・C)それらを平均を取り、データ化しました。
鶏むね肉と野菜中心の食事や炭水化物カットなど、初心者向けのシンプルなダイエット方法から始めました。これが功を奏し、2024年10月3日には61.5kgまで体重を落とすことに成功しました。

16kgもの減量です。(この日は人間ドックでした)健康診断では看護師さんにも驚かれ、「ウエスト69.5cm」という結果には自分でも感動しました。
Apple製品との出会い:デジタルツールで健康管理
このような成果を支えてくれたのは、間違いなくApple製品です。特にiPhoneとApple Watchは私の健康管理に欠かせない存在となっています。
iPhoneヘルスアプリ:データで自分を知る
毎朝起床後、排尿しすぐに体重計に乗り、その数値をiPhoneのヘルスアプリに記録しています。
この習慣は非常に重要です。一日の中でもっとも正確な体重が測れるタイミングだからです。
そして、このデータはただ記録するだけではありません。週単位や月単位でグラフ化して確認することで、自分の体重変化や傾向が一目瞭然になります。
「最近体重が減らないな」と感じたら、その原因について仮説を立てて改善策を実行する。このプロセスこそが成功への鍵だと思います。

Apple Watch:運動管理とモチベーション維持
ジムではApple Watchが大活躍しています。ワークアウトアプリで「機能的筋力トレーニング」を選択し、60分間集中して筋トレを行います。
肩のトレーニングは特に重点的で、サイドレイズやショルダープレスなど複数種目を組み合わせています。
またインターバルタイマーとしてもApple Watchは非常に便利です。1分または45秒ごとに通知してくれるので、自分で時計を見る必要がありません。
そして何よりも素晴らしいのは「リング機能」です。このリング(ムーブ・エクササイズ・スタンド)が完成すると達成感がありますし、それ自体がモチベーションになります。
筋トレと日常生活:筋肉との対話
現在では毎日ジム通いが習慣になっています。大昔は「超回復理論」などと言って、週1〜2回程度だったジム通いですが、今では月曜日から日曜日まで休まず通っています。
「休養日も必要では?」と思う方もいるかもしれません。しかし私の場合、一度リズムを崩すと元に戻すのが難しいため、このペースで続けています。
そしてジムではiPhoneを使いません。ワークアウトを始めると、通知も自動的にオフになります。余計な情報から完全に切り離され、「筋肉との対話」に集中する時間としているんです。
この集中力こそが成果につながっていると感じます。私も弱い人間ですから、集中力に欠ける時があります。しかし、どうにか筋肉に向き合うという気持ちで、オールアウトを狙っています。
あなたにもお勧めしたい健康革命
ここまで読んでくださった皆さんにもぜひお勧めしたいことがあります。それは次の3つです:
- 週3〜5回以上ジム通い
筋肉トレーニングはどんな年代でも効果があります。特別な器具や知識がなくても、自分のできる範囲から始めてみてください。
私のように毎日ジムに通えとは言いません。しかし、最低でも週3回は行きたいところです。 - iPhoneとApple Watchによるデータ管理
ヘルスアプリのデータを見ることで、自分自身の状態や進捗状況が明確になります。これほど便利なツールは他にはありません。
別に他社のスマートウォッチが悪いとは言いません。しかし、iPhone と Apple Watch の連携は素晴らしいと断言できます。 - 鶏むね肉と野菜中心の食事
食生活の改善なくして健康的な体型維持は難しいです。一度試してみれば、その効果に驚くでしょう。
「朝鶏胸肉200gと野菜、昼鶏胸肉200gと野菜、午後4時鶏胸肉200gと野菜、夜は軽めに済ませる」(ご飯・パン・麺類は一切なし。カロリーのある飲み物は禁止)
これで痩せられます。これはただし短期間向けです。長期間のダイエットなら必ず炭水化物は必要です。
終わりに:健康への決意「死ぬまで続ける筋トレ」
私は「死ぬまで毎日筋トレ」を目標として掲げています。この決意には揺るぎありません。
ただし風邪など体調不良時には無理せず休むことも大切ですよ。
それ以外の日には必ずジムへ行き、自分自身と向き合う時間を作ります。
必要なものはiPhoneとApple Watch。そしてウェアとシューズです。
この文章をご覧になった皆さんにも、自分自身の健康について考えるきっかけになれば嬉しいです。
一緒に健康的な生き方を追求していきましょう!