AppleのiCloudサービスの一つにiCloud Driveがあります。
iCloud Driveはクラウド型オンラインストレージサービス。オンラインストレージサービスを使えば、写真や表計算、プレゼン資料、PDF、写真といったさまざまなファイルをインターネット上に安全に保存することができます。また家族やチームともファイルを共有できたりします。
似たようなサービスで DropboxやBox、マイクロソフトOneDrive、Google Driveがあります。
これら強豪のひしめく中、AppleのiCloud Driveのストレージサービスは今年6月にリニューアルしました。そのけっか、他者と比較しても決して見劣りしないプランとなりました。(以前はけっこう高かったんです)
iCloud Driveのストレージサービスを利用すれば、大容量なストレージが安価で利用できます。
そこで他社のオンラインストレージサービスとiCloud Driveを比較する表を作成しました。
オンラインストレージサービス 容量・料金比較表
主要各社のオンラインストレージサービスの容量・料金比較表は下記の通りです。
iCloud Drive | Dropbox | Box | Google Drive | OneDrive | |
---|---|---|---|---|---|
2GB | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
5GB | 無料 | 1200円 | 無料 | 無料 | 無料 |
10GB | 100円 | 1200円 | 無料 | 無料 | 無料 |
15GB | 100円 | 1200円 | 無料 | 無料 | 無料 |
20GB | 100円 | 1200円 | 無料 | 1.99 ドル | 180円 |
50GB | 400円 | 1200円 | 無料 | 1.99 ドル | 180円 |
100GB | 400円 | 1200円 | 無料 | 1.99 ドル | 180円 |
200GB | 400円 | 1200円 | 1800円 | 9.99 ドル | 380円 |
500GB | 1200円 | 1200円 | 1800円 | 9.99 ドル | 1274円 |
1TB | 2400円 | 1200円 | 1800円 | 9.99 ドル | 1274円 |
これらオンラインストレージサービスは、各社、細かいところで条件が異なっています。本表では細かい条件の差異を捨象して、できるだけ大どころを捉えられるように作成しました。
この表を見て分かることは、次の通りです。
1. 各社無料で使える容量がある。
2. Boxは100GBまで無料で使える。(ただし制限がありー後述)
3. 20GBしか使わないのであれば、BoxについでAppleのiCloud Driveが安い。
4. 100GBしか使わないのであれば、BoxについでGoogle Drive・One Driveが安い。
5. 200GBしか使わないのであれば、AppleのiCloud Driveが安い。
6. 500GBしか使わないのであれば、MSのOne Driveが安い。
7. 1TBGBしか使わないのであれば、MSのOffce 365 soloが最新のオフィスも使えてよい。
*Boxは100GBまで無料です。ただしファイルサイズ 250 MB または 5 GB サイズという制限があるので注意が必要です。
オンラインストレージサービス 私の選択は iCloud Drive
私は自分が利用する容量を200GBと見積もりましたので、iCloud Driveを選びました。月額400円です。年間4800円。けっして悪くない金額です。
またMac, iOSデバイスとの親和性も考慮に入れると、iCloud Driveは魅力です。
ちなみにiCloud Driveの料金はiTunesカードで支払うことができます。iTunesカードはしばしば安売りをします。たとえば最大25%割引などといったこともありますから、これらをうまく入手して使えばiCloud Driveの価格を下げることができます。
これまで iCloudはブックマークやカレンダー、メール、オフィス文書など、比較的データ量の小さなものを中心に扱ってきましたが、今年からは大容量ストレージが安価に利用できるようになりました。
iCloud Driveは iOS 8、OS X Yosemiteが前提のサービスです。iOS 8、OS X Yosemiteを導入したユーザが、このサービスのメリットを享受できます。
iCloud Driveにファイルをオンラインに格納して、iPhoneやiPad、Macから隔たりなくデータにアクセスできる環境を整えてやろうと考えているのです。だから、iPadはセルラーモデルがいいな!