Appleが iPhone 6 および iPhone 6 Plus を発売します。ことし最大の商機といってもよい新型iPhone発売は日本の携帯電話業界を大きく刺激するでしょう。
我が国においては昨年よりNTTドコモがiPhoneを取り扱うようになり、三大通信キャリアのNTTドコモ・au・ソフトバンクがiPhone 6 および iPhone 6 Plusを販売します。またApple Storeも契約のいらないSIMフリーiPhone 6 および iPhone 6 Plusを発売します。
目次
iPhone 6 および iPhone 6 Plusの端末料金はいくらかかるのか
さて通信キャリア大手三社が販売するiPhoneの端末料金はほとんど横並びです。まるで示し合わせたかのように同じようです。
NTTドコモの端末代金
たとえばNTTドコモの場合、iPhone 6の端末代金は73,872円、86,832円、97,200円です。またiPhone 6 Plus の機種代金は86,832円、97,200円、99,792円です。これは一括支払いの価格です。多くのお客さんは24回の分割で買います。
au・ソフトバンクもほぼ一緒の端末代金です。
またこの料金はApple Storeが販売するSIMフリーモデルの iPhone 6 および iPhone 6 Plusとほとんど一緒です。
要するに、 iPhone 6 および iPhone 6 Plusの端末代金は、auショップで買おうが、Apple Storeで買おうが、どこで買っても大きな差はありません。
しかし、キャリアは各社ともキャンペーンを打ち出しております。とうぜんMNPで新規でやってきてくれるお客さんを優遇します。また機種変更であっても下取りを積極的に行うキャリアもあります。ここで料金に差が出てきます。
コストに敏感な消費者は、これらを総合的に検討してベストの契約を探す必要があります。
iPhone 6 および iPhone 6 Plusの月々の最低利用料金はいくらかかるのか
新型iPhoneを使うとしたら、最低料金でどれぐらいかかるでしょうか。下記は一例です。
月々の最低利用料金
・基本使用料 2700円/月
・ネット接続料金 300円/月
・データ通信料金 2GB 3500円/月
・合計 6500円
NTTドコモ・au・ソフトバンクとも、上記が最低利用料金といったところです。
さらにキャンペーンがつくとさらにお安くなることもあります。たとえば学割、U25などですが、話を分かりやすくするために割愛します。高額なiPhone利用料金を抑える方法ー端末と契約は分離せよ
新しいiPhone 6 および iPhone 6 Plusは使いたい。けれど、 毎月最低でも6500円かかるってお高いですよね。24ヶ月支払いと考えると156,000円です。最低でこれですから実際は20万円はくだらないでしょう。
「このデフレ時代に2年で20万円はずいぶんお高いなぁ」
というのが私のいち消費者としての偽らざる実感です。
高額なiPhone料金をコスト削減する方法 〜 私の事例
新しいiPhoneは使いたい。でも月々のiPhoneの料金は高い。
ではどうするか。私はSIMフリーのiPhoneを選ぶことをお勧めします。そしてご自分にとってもっともメリットのある契約のSIMをiPhone 6 および iPhone 6 Plusに刺します。
たとえば下記は私のNTTドコモの契約です。
上記は、私の2014年8月のiPhoneの利用明細です。当月1,360円しかかかっていません。2014年8月だけではなくて、毎月1,360円のみかかっています。
なぜこんなにiPhoneが安価に使えてしまうのか。それはドコモがたまに「月々サポート」を大盤振る舞いする契約で携帯電話を販売するためです。そのおトクな契約のSIMを、私はSIMフリーのiPhone 5sに入れています。
※これについては下記にて詳細に述べていますので関心のある方はご参照ください。
SIMフリーiPhone+ドコモ契約回線を月1043円で使う方法
この契約の制限はありますが、LTE 3GBを速度制限なくフルに使えます。この契約では通話はできませんが、ガラケーを別に持っているので問題ありません。iPhoneではFaceTimeオーディオで通話できるので問題ありません。
iPhone の月額コストを少しでも抑えたいのならば、Apple Storeが販売するSIMフリーモデルの iPhoneにお好きなSIMをさせばいいというのが私の方法であり、持論です。現在iPhone 5や5s, 5cで使っているならばそれでつかっているSIMをSIMフリーモデルの iPhone 6に刺せばいいです。
先ほど「ご自分にとってもっとメリットのある契約」と申し上げましたが、これは使用者によって様々です。私はコストが一番安い方法かつLTEをガシガシ使える方法がよいと考えて、上記の方法を選択しています。
この話のポイントは、端末は端末で買い、それに刺すSIMは別の契約で用意するということです。「端末と通信契約の分離」これが一番良い方法だと私は考えています。
オススメのMVNOはLINEモバイルだ
すでに述べましたようにiPhone発売は最大の商機です。大手通信キャリアは熱心に新規顧客の獲得に励みます。ほかの2社に負けないよう、魅力的なプランを提示しています。
ただ、私は通信キャリアの方々はとても頭がいいと思います。携帯電話の契約は頭のいい人たちが作ったものですから、キャリアが得するようにできているものだとざっくり理解しています。とくにiPhone発売という局面においては消費者はどうしても不利です。このような需要が旺盛な時期に消費者が得する契約というのはちょっと考えづらいです。
もし大手通信キャリアの提示する契約(たとえば2年使わないと違約金9975円取られるなど)にたいして納得がいかないならばLINEモバイルがおすすめです。月額500円からデータ通信がつかえるLINEのサービスです。
まとめ 〜 端末と通信契約を分離せよ!
iPhone 6 ・ iPhone 6 Plusがいま人気で、祭りの様相を呈しています。購入希望者は一種の興奮状態にあるといってもよいです。
しかし、当サイトをごらんになっている方はどうぞいったん冷静になっていただき隊と思います。契約を決めてしまう前に、いまいちどベストの購入方法はなにかを再考していただけたらと思います。大手通信キャリアでのiPhoneの契約は通常2年間続きます。iPhoneはけっして高い買い物ではありません。
「もっとiPhone 6 および iPhone 6 Plusを安く買える方法があるのではないか?」
国内大手3大通信キャリアのプランが魅力的であれば、それに乗っかるのもよいでしょう。下取りサービスも盛んです。
しかし3大通信キャリア以外との契約を考えるのも、 iPhone 6 および iPhone 6 Plusのひとつの買い方です。月額が安いMVNOサービスがいま勢いがあります。SIMフリーモデルの iPhone 6 および iPhone 6 Plusをゲットして、LINEモバイルのSIMを刺してつかっても、3大通信キャリアとほとんど同じようにiPhoneを楽しむことができます。
そうやってiPhone の買い方をあれこれ考えるのは楽しいですね!
繰り返しになりますが、いまいちど私からのメッセージをお伝えします。
「端末と通信契約は分離せよ」
それでは素晴らしいiPhoneライフをお楽しみください!!
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