(写真は http://www.inside-games.jp/article/img/2013/12/18/72922/444687.html より引用)
私が初めて買ったパソコンはソニーのHB-201 Mezzo。HitBitシリーズのMSXパソコンです。これが私の原点なのです。
HitBit HB-201の優れたハードウェア性能!
HB-201はスゴイんです。なんてたって、メインRAMが大容量64KBです。
HB-201のすぐれているのはオールインワンなデザイン。すべてが一台につまっています。
HB-201はキャリングハンドルつき。持ち運び便利!
ヒットビットノートには、住所録・スケジュール・メモがついています。いまでいうPIMですな。データはカセットに記録していました。
さらにHB-201の筐体上部にはスロットが2つあります。これでコナゲジュや、グラディウス+ツインビーなどを楽しむ事ができます。
HB-201はまさにMSX 1パソコンの金字塔であります。
HitBit HB-201でプレイする「ラリーX」が最高
私はHB-201と同時にナムコのゲーム「ラリーX」を入手しました。
このゲームはナムコの初期傑作で、これがMSXに移植されました。
アーケードでプレイすると100円するのに、MSXなら電気代のみ。これはスゴイです。
ゲームをプレイするのに、HB-201には「Pause」という独自ボタンがついています。これが本当に便利で、ほとんど任意の場所でポーズ(停止)させることができます。
「ラリーX」をプレイしているとちゅう、お母さんに「Sohくん、ご飯よー」といわれても、ポーズボタンをおすことで一時停止し、ご飯を食べ終わった後にプレイを再会することができます。
HitBit HB-201の日本語配列が合理的
HB-201はもちろん日本語が打てるのですが、キーボードは50音配列です。といっても小学校で習う五十音図(五十音 – Wikipedia)とは異なり、キーボード右上からあいうえお・・・と並んでいるのです。
私はこの配列は合理的だと考えています。
iPadの日本語配列にちょっと似てるのですが、同じ理由でiPadの日本語配列も合理的です。(小学校で習う五十音図をiPadに採用する方が合理的ではない)
このことについては、私のブログで以前言及しました。
おわりに:HitBit HB-201
HitBit のキャッチコピーは「ひとびとの、ヒットビット」。松田聖子がコマーシャルをやっていましたが、「聖子のパソコン」などといっていました。松田聖子ちゃんでも使えるパソコン! Appleのいう「for the rest of us」の思想をソニー流に具現化したのが、HitBitなのです。(といっても、購買層は男性中心だったと思いますw)
だから私はいつでも普通の消費者にとってのパソコン・デジタルデバイスに興味があります。MSX が私の原点なんです。