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私がリコーのファンになった理由〜モノとヒトの幸せな関係とは

私がリコーのファンになった理由〜モノとヒトの幸せな関係とは

リコーの2014年のカレンダーをゲットしました。干支の馬が躍動するすばらしい写真のカレンダーです。

私はリコーのカメラのファンです。なぜリコーのカメラのファンになったかを本エントリで述べたいと思います。

リコー、コンパクトカメラシステム「GXR」を発売

リコーは2009年12月、ユニット交換式カメラシステム「GXR」を発売しました。GXRは本体とカメラユニットで構成されるというユニークなシステムを採用しております。小型軽量ながらAPS-Cサイズのセンサーを採用しているなど、GXRは昨今の流行であるAPS-Cコンパクト機のクラスの先駆けといっても過言ではなく、時代を先取りしているコンセプトがGXRにはありました。

私自身のリコー歴はというと、2007年にリコーのコンパクトカメラ初代GR Digitalを購入して使っていたことが挙げられます。私は昔からカメラが好きで、高校生のときにキヤノンの一眼レフを購入し、大学では写真部に所属しましたが、機材についてはほとんどよくわからないというレベルでした。「GR Digitalだときれいな写真が撮れるよ」とどこかで読むか聞くかして、GR Digitalを購入したのでした。そして確かにGR Digitalはレンズが優れたカメラだったのです。

それから2年が経ち、2009年にGXRがリリースされました。このリリースについてはIT系のウェブニュース等で知りました。また私の周りにいた人たちもデジモノが好きな人が多かったので、GXRの話題が自然とでておりました。しかし、私自身は購買意欲が湧くものではありませんでした。はじめはGXRを静観していたのです。

セミナーイベント「GXR x Mac」がきっかけ

きっかけは2010年4月に「GXR x Mac」というイベントに参加したことです。

このセミナーは「第一部:GXR x Mac:写真の表現力を引き出す使いこなしテクニック」、「第二部:GXR画像処理セミナー」の2本立てでApple Store銀座で行われました。

このセミナーの第一部は講師に塩澤一洋先生をお迎えしておこなわれ、第二部はApple Storeのスペシャリストが講師を務めました。

Apple Store銀座のセミナーイベント「GXR x Mac」に参加!
絶対覚えたいAperture 3の基本ショートカット6選
セミナーイベント「GXR x Mac」のアフター

「GXR x Mac」という演目をみてわかるように、半分はGXRの宣伝セミナーです。いうなれば秋葉原の路上で包丁だとかを実演販売しているおじちゃんが、Apple Store銀座にやってきてレクチャー形式でおこなうようなものです。

このセミナー「GXR x Mac」は「なぜ写真を撮るのか」という根源的、本質的なことがらに触れながら、GXRやMacのもつ優れた特質に触れるという有益なセミナーでした。また参加者の方もメモを取りながら聞いていた方が多かったです。

このセミナーに参加して私自身GXRのもつアドバンテージがわかったのですが、でもすぐに購入するという訳にはいきません。GXR はシステムで購入すると10万円弱はします。10万円弱はやっぱり大きな金額だと思うんです。それだけの投資に見合うかどうか、踏ん切りがつかなかったというのが私の心理でした。

リコー社員はGXRを「オススメ」しなかった。

このセミナー「GXR x Mac」の第二部が終了したときのことです。第一部の講師・塩澤先生を囲んで雑談をしていると、リコーの社員の方が来られました。眼鏡をかけてひょろっとした30代後半の男性でした。知的な感じがするさまは、食器用洗剤のテレビコマーシャルに出ていそうな、人柄の良さそうな方でした。

そのリコー社員が来たことに気がついた塩澤先生は私を指して、「彼! 彼はまだGXRを持ってないんだって。オススメしてよ!」とリコー社員にいわれました。

私は正直、「参ったな。GXRを買わされるはめになったらどうしよう」と思いました。

しかしそのリコー社員はべつにセールストークをするでもなく、私としばし写真の話をしました。「Macをお使いなんですねー。」などと、Apple Storeらしからぬ会話をしたと記憶しています。また私が持っていた初代GRの話などをしました。

結局、そのリコー社員は何の宣伝もしませんでした。「GXR、オススメですよ! 買いですよ!」などプッシュめいたことは一言も発せず、会話を終えたのでした。

GXRのボディ、レンズユニットを次々に購入

そのセミナー終了後、私は立て続けにGXR P10, A12 50mm, A12 28mm をゲットしたんですw

GXR+ P10 28-300mm F3.5-5.6 VC をゲット
GXR A12 50mm をゲットしました
リコーのフォトギャラリーRing CubeでGXRの無料貸し出しサービスを利用してみた #gxr
(・A12 28mmを購入したブログ記事は消してしまった)

そして2013年にはリコーのコンパクトカメラ「GR」を予約してまで購入しました。カメラって予約してまで買うものなんでしょうかw ふつうはあり得ないと思うのですが、是が非でも使いたいと思ったんです。リコーはAPS-Cでいったい何をだしてくるのか。それが気になって仕方ありませんでした。

すっかりリコーのファンになった私ですが、4年前の2010年のApple Storeでのセミナー「GXR x Mac」で、私がお話しさせていただいたリコーの社員さんが何にも宣伝らしきことをおっしゃらなかったことをいまでも思い返します。このことは非常に重要な真理を含んでいると思うからです。

知識のない買い手はそれに見合った購買行動しかできない

買い物は買い手のレベルにすごく左右されると思いませんか?。どんなにすばらしい製品・商品であっても、買い手側がその価値を理解しなかったり、スキルがなかったりしたら、結局のところ豚に真珠になるということは大いにあり得ます。

私自身、当時、GXRのことは全く知らなかったし、リコーの写真事業についてもほとんど知らなかった。写真についてもなにもわからなかった。そういう低いレベルの買い手に対して、リコーの社員が「GXR、オススメですよ!」などといっても、空回りするだけ、徒労におわるだけだったと思います。むしろマイナスの反応を生むことになるやも知れません。リコーの社員はただ普通の話、雑談をするだけでした。

GXRやリコーについて自分で調べた

そのセミナーのあと、私は自宅に帰ってGXRのことをウェブサイトで調べたり、あるいは量販店に赴いて展示されているGXRの実物を見たりして、時間をたくさん費やして調査した結果、GXRが優れたカメラ(システム)であることがわかりました。そして当時新規で発売されたP10セットが49800円とかなり入手しやすい価格設定であったこともあり、実際にGXRの購入に至ったというわけなのです。

GXRを利用して写真の面白さを知りました。なにより小さいことには価値がある!優れたレンズには価値がある!という事実がわかりました。だからGXRを買わせていただき、写真の面白さを学ばせていただいたというほうが適切な言い方のような気がしているのです。

GXR A12 50mmでナイスな写真が撮れた!

下記は私がGXR A12 50mm で撮影した写真がコンテンストで選ばれた話です。

ペンタックスリコー「とっておきPhoto」に私の写真が選ばれました!

思い返せば、2007年にリコーのGR Digitalに出会って、20010年にリコーのGXR に出会って、2013年にリコーのGRに出会いました。

モノとヒトの幸せな関係とは

この7年のとしつきを振り返って、優れたモノとの出会いは決して押しつけの上に成り立っていないということを実感します。いかにモノがすばらしくても、モノはそれのみで成立するのではありません。モノを受け取る側のレベル・理解力があって初めてモノとヒトの幸せな関係を築くことができるのだろう。そのように考えます。

競争が年々激化するデジタルカメラ業界にあっては、優れたカメラ、高価なカメラがドンドンでてきます。私も最新のデジカメ、ハイエンドなデジカメの情報はついウォッチしてしまいます。しかし高価なカメラを買うことは優れた写真が撮れることには直接つながるわけではないということは理解しております。むしろ購入者の側の知識やスキルが見合っていなければ、優れたカメラの性能は無駄になってしまうこともあるだろうと考えます。

4年前の2010年のApple Storeでリコー社員が安易な「オススメ」をせず、私に押し付けたりしなかったこと。GXRを安っぽいことばでプッシュしなかったこと。コミュニケーションにおけるほんの些細なことですが、4年経ってもなお思い出しています。モノとヒトの幸せな関係について重要な真理があると考えています。

モノを高く評価するのには、受け取る側のレベル・理解力が不可欠です。GXRにせよ、GRにせよ、あるいはApple製品であれ、Android製品であれ、私自身ブログやPodcastで情報を発信しておりますが、受け手のレベル・理解力を重視していきたいと考えているのです。

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