新型コロナウイルス(covid-19)の世界的な流行により、私たちの社会は大きく揺らいでいます。
ほんのちょっと前までは、「若い人は大丈夫だ、基礎疾患を持った人が中止なくてはならない」などと言われていましたが、今ではそんなことを信じる人はいません。あらゆる人が新型コロナウイルスにかからないように、気をつけなくてはなりません。
毎日報道される感染者数、死者数は私たちの気持ちを暗くします。何より有名人・タレントが亡くなったニュースは、まるで親戚を無くしたような気にさえなります。
私たちが毎日のように手にしている iPhone や iPad のWebやSNSからニュースがどんどん入ってきます。
「デバイスで暗い情報を見るのがつらい」という人もいることでしょう。
とはいえ、iPhoneの電源を切れるかというとやはりそうもいきません。大切な電話やメッセージを受け取れないのは困ります。
そこで、iPhoneやiPadを使っていて、暗いニュースに接して不安な気持ちになってしまう方に良い方法をお伝えしたいと思います。
それは画面を白黒表示(グレイスケール)にすることです。iPhoneのカラーフィルタという機能を利用します。
私たちの使用しているiPhoneはカラフルな画面ですが、白黒表示にすると何かベールで包んだような気持ちになります。
iPhoneによって心が乱されにくくなり、情報から少し距離を置くことができるような気になれます。
トリプルクリックにカラーフィルタを設定する
まず最初に設定から [アクセシビリティ]をタップします。
最下行にショートカットがあるので、タップ。
ここで、カラーフィルタを選択します。
戻るボタンをタップすると、次のような設定になっています。
設定は以上です。
トリプルクリックをしてみると、画面が白黒表示(グレイスケール)になります。
再びトリプルクリックすると元に戻ります。
コントロールセンターからカラーフィルタを設定する
中には「トリプルクリックが苦手だ」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合は、コントロールセンターカラーフィルタを設定しましょう。
上記で解説したショートカットにカラーフィルタをまず設定してください。
次に、設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズ
アクセシビリティのショートカットの左横にある+ボタンをタップして、コントロールセンターに含めます。
すると、コントロールセンターにアクセシビリティのアイコンが現れます。
タップすると、カラーフィルタが出てきます。こちらをタップすると白黒表示(グレイスケール)になります。
まとめ
以上、iPhoneやiPadでカラーフィルタを利用する方法をご紹介しました。この機能を利用すると、画面を白黒表示(グレイスケール)にすることができます。
カラーフィルタは色覚に障がいがある方にとっての機能ですが、健常者が使っても便利です。
iPhoneの画面は鮮やかで綺麗ですが、中には心を乱すような情報、刺激的な情報を目にすることもあります。そんなときは、ぜひカラーフィルタを使ってグレイスケール表示で iPhone をみてください。そうすれば、情報を一歩引いてみることができます。
カラーフィルタは、便利な iPhone とのもう一つの付き合い方です。
ちなみにグレイスケール表示だとバッテリーの持ちも良くなりますよ。
不安な時代、さまざまなことが心配になることもあります。
でも心配しすぎることは禁物です。お茶を飲んでホッとして、Apple Music でも聞いてみてくださいね。生き抜きましょう。