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【レビュー】iPhone Xを5ヶ月使ってわかったその魅力

【レビュー】iPhone Xを5ヶ月使ってわかったその魅力

iPhone Xは Apple のフラグシップ iPhone です。いま Apple の価値観を最も体現した製品といっても良く、文字通り「会社の顔」である製品です。

私はこの iPhone X を発売日の翌日から購入して使ってきました。もう5ヶ月以上になります。

本記事では、この5ヶ月間、使い込んでわかったiPhone Xの魅力をご紹介するとともに、一方でそれほどでもないな感じる点についても率直に述べたいと思います。

私個人の経験を中心に、できるだけ公平なレビューになるように心がけたので、iPhone Xの購入を考えている方にぜひご一読いただきたいと思います。

iPhone Xの魅力は美しいディスプレイだ

iPhone Xを使い込んで感じた最大の魅力はディスプレイです。

iPhone Xはそれなりに小型であり、片手で持てるサイズであるにも関わらず、5.8インチもの大きさのディスプレイとなっています。縦長のデザインなので、5.5インチのiPhone Plus 機とは比べるのはフェアではありませんが、それでも5.8インチのディスプレイが片手で容易に持てることに大きな魅力を感じます。

iPhone X
iPhone Xは全面がディスプレイ

ゲームや動画を楽しむなど、エンターテイメントデバイスとしてiPhone Xの大型ディスプレイの魅力は発揮されます。

iPhone Xの5.8インチの有機ELディスプレイはサムスン製であり、大変美しいです。有機ELディスプレイはその製品の性質上黒が映えます。このためか、Apple は iOS 11にブラックの壁紙を追加しているほどです。iPhone Xユーザは黒を楽しむのがいいですね。

iPhone XのディスプレイをAppleは「オールスクリーンディスプレイ」と呼んでいます。このような狭額縁のデザインは今のハイエンドスマートフォンのトレンドであり、象徴と言っても良いでしょう。Samsung Galaxyやファーウェイ P20 Pro、Google Pixel 2などはいずれも狭額縁です。また多くのハイエンドスマートフォンが有機ELを採用していますね。

iPhone Xのディスプレイは世界のスマートフォン市場の中でトレンドの真っ只中にいる製品と評価することができます。

iPhone XのA11 Bionicは圧倒的なスピード

iPhone XにはA11 Bionicが搭載されています。これが爆速なのです。iPhone Xはめちゃくちゃ速いのです。

私は現在iPhone SE を使っています。iPhone SEもiPhone Xと共に常用しているのです。iPhone SE には Apple A9 が搭載されています。Antutuではベンチマークスコア12万ぐらいですから、使っていて何ら問題ない速度です。

一方、iPhone X の Antutuはベンチマークスコア24万です。これは驚くべき数字といって過言ではありません。iPhone X・iPhone 8・iPhone 8 Plus に搭載されている A11 は現在のスマートフォン業界でトップの速さと言えます。

iPhone Xは使っていて待たされることがありません。iMovieのようなプロセッサのパワーを食うようなアプリでさえ、小気味よく動きます。iPhone の強みはクリエイティブアプリにあります。iPhone を買えば、ムービー編集用の iMovie、音楽制作用のGaragebandがついてきます。これらのアプリがiPhone Xではサクサク動きます。

A11は本当に素晴らしいSoCです。これで iPad を動かしたらどうなるんだろう、などと妄想は広がります。

A11の速度を知ってしまうと、A9のiPhone SEは通常使用においてはなんら問題ないのですが、どうしても比べてしまいます。コミュニケーション用だなぁと感じます。

iPhone Xはホームボタンがなくてスッキリ

これまで iPhone の特徴の一つはホームボタンでした。iPhone 8 や 8 Plus でも搭載されています。しかし、iPhone X ではホームボタンが廃止されました。この廃止によりオールスクリーンディスプレイが実現できています。

ホームボタンが廃止されて不便になるかとも思いましたが、杞憂でした。簡単に慣れることができました。これまでホームボタンを利用して操作していたいくつかの動作が別のやり方になったのですが、そちらもすぐに行えるようになりました。

iPhone X の側面にあるマナーボタン
iPhone X の側面はステンレスによる美しいフィニッシュ

ホームボタンはわかりやすいです。iPhoneの象徴ともいうべき存在です。しかし、iPhone が登場してから10年経ったいま、新しいデザインのiPhone が要請されているのもまた事実です。iOSのソフトウェア上での工夫により、ホームボタンの廃止を解決しました。

ホームボタンがなくなって見た目はスッキリしました。一方、サイドボタン(これまでスリープ/電源ボタンと呼ばれていた)は大きくなり、その役割は大きくなりました。

ただ私自身は、ホームボタンがなくなった代償として、Siri を起動するための物理ボタンがあってもいいのではないかと考えています。これについては後述します。

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iPhone X の Face ID は便利だが有効ではない場面もある

いっぽう、iPhone X についてイマイチだなと感じていることをあげたいと思います。

最初にFace IDについてです。

5ヶ月使って見て、Face IDは非常に有効な仕組みであることがわかりました。TrueDepth カメラにより私の顔を認識して、素早くアンロックしてくれます。例えば 1password のような Face ID 対応アプリとの連携は脱帽です。iPhone X を使っている人は、是非とも 1password をお試しになるべきだと感じています。

ただ、Face IDの欠点もあることにすぐに気がつきました。角度がついているときにFace IDの認識は弱いです。

例えば、机の上においてある iPhone X をアンロックしようとするとき、TrueDepthカメラから見ると私の顔は大きく角度がついている方向にありますから、認証してくれません。他方、真正面を向いているときはなんら問題ありません。

「机の上においてある iPhone をアンロックする」というシチュエーションが多いかどうかは別として、これまで Touch ID で楽々できていたことが、Face IDでは難しい場面もあるというのは、単純に不便です。

技術的に可能であれば、スクリーンに Touch ID を埋め込んでくれたらいいのに、と思います。Face IDと Touch ID の二つの認証機構を両方とも備えていればいいですよね。

またよく言われる、マスクをしていると Face ID が認識してくれない問題だとについては、もうこれは仕方がないと思います。あきらめてマスクを取りましょう。そうすればなんら問題なくFace ID が認識してくれます。

iPhone X のSIMトレイ
iPhone X のSIMトレイ

iPhone X にもうちょっと物理ボタンが欲しい

前述の通り、iPhone Xではホームボタンがありません。私はこのホームボタンのリストラを大歓迎しています。特に iPhone 6s や SE、iPad に見られる物理的に押し込むホームボタンはもはや役割を終えたと感じています。(なぜ iPad はいまだに感圧式ホームボタンにしないのでしょうか?!)

ただ、私はなんらかの物理ボタンが1つあっても良かったのではないか、と感じています。それは、iPhone X からはある種の直感的操作がなくなってしまったと思うからです。物理的なボタンがあることで、直感的な動作を容易にします。

例えば、iPhone Xで電源を切ろうと思ったとき、設定から「システム終了」を選ぶか、サイドボタンおよび音量ボタンを押す必要があります。これは全く新しいやり方です。

さらに例えば、ホームに戻ったり、マルチタスクだったりがホームボタンを押すことでできたわけですが、iPhone X からはそういうことがなくなりました。確かに直感的に動かせることからは後退した感じがあります。これはソフトウェアでの解決およびユーザ側のリテラシーが必要です。

私自身としては、これは良い面・悪い面があると感じています。

一つの参考事例としては、Galaxy Sシリーズを挙げたいです。Galaxy S8やS9には「Bixby ボタン」というのが音量ボタンの真下についています。物理ボタンがわざわざ1つ設けられているのです。この物理ボタンにはBixby を起動するという役割が与えられています。

BixbyとはAppleで言うところの Siri です。私はBixbyは全く評価していませんが、この物理ボタン自体は素晴らしいと感じています。ソフトウェアを使うと、この物理ボタンをカスタムすることができるからです。

Appleが物理ボタンが嫌いな会社であるのは私自身認識しておりますが、iPhone Xはホームボタンを廃止したので、そのボタンをどこかに持って行って、なんらかのアクションが起こせるような仕組みがあった方が直感的な操作を可能にできるのではないだろうか、と考えています。

結論:iPhone Xはまぎれもないフラグシップ iPhoneだ

以上、iPhone X の魅力を私の経験ベースにお伝えしました。

iPhone X にはたくさんの魅力が詰まっています。ディスプレイは5.8インチと大きく、美しい有機ELを備えています。ホームボタンは無くなって、全面スッキリしたデザインです。また A11 Bionic は、現在存在するスマートフォン市場で最速の部類です。

たほう、Face IDはしばしば有効ではない状況もあります。またホームボタンの廃止により一部の直感的な操作によるユーザ体験がなくなったのも事実です。

現在、iPhone Xの購入をお考えの方も多くいらっしゃることでしょう。もしAppleの最新のテクノロジーに常に触れていたいならばiPhone Xは絶対にオススメしたいです。上記で述べたメリットだけではなく、アニ文字やデュアルカメラ、ワイアレス充電など、多くのメリットがあるからです。

この新しいデザインの iPhone はユーザに新鮮な体験をもたらしてくれます。

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