Apple は2016年9月16日、iPhone 7を発売しました。iPhone 7の発売を心待ちにしていた私はすぐに購入しました。
iPhone 7は期待通りの素晴らしい製品に仕上がっています。
Apple A10は素早く、またシリーズで初めて耐水性能を備えました。感圧式ホームボタンを搭載し、これまでとは異なる、快適なフィーリングを与えてくれます。
目次
日本版iPhone 7はシャッター音はデカい
ところが、私が購入したiPhone 7には欠点がありました。それはシャッター音です。
iPhone 7はステレオスピーカーが内蔵されるようになったのですが、これが仇となり、シャッター音が約2倍の音で響き渡るようになりました。
iPhone 7で初めてシャッターを切った時、一体何事かと思うほど大きな音を立てたので、びっくりしました。
iPhone 7がこんなにも大きな音を立てるのは、おそらく迷惑行為を防止する目的があると考えられます。
また、iOS 10にアップデートした旧型iPhone でも同様に大きな音が鳴るという報告がなされています。
iPhoneでカメラを静かに楽しみたい人たちにとっては、受難の時代です。
海外版iPhone 7を購入した
「iPhone 7は素晴らしい。しかしシャッターはうっとおしい。どうにかならないものか・・・」と私は考えました。
そこで私はカナダの Apple Storeを訪れて、海外版iPhone 7を購入することにしました。
下は私が訪れたカナダにある Apple Storeの様子です。
私は今回カナダ版iPhone 7(ジェットブラック、256GB)を購入しました。SIMフリーモデルです。
購入したiPhone 「iPhone 7 Jet Black 256Gb」(A1778)
パーツナンバー: MN9C2VC/A
価格 $ 1,159.00(カナダドル)
税 $ 150.67
合計 $ 1,309.67 (税込金額で102,000円程度)
ちなみに日本でiPhone 7 (256GB、SIMフリー)を購入すると¥102,384(消費税込)ですから、ほとんど変わりません。
なお購入に際して必要なものは何もありません。クレジットカードだけ用意しておけばいいです。
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海外版iPhone 7を開封する
Apple Storeで iPhone 7 を購入し、速攻で宿泊しているホテルに戻りました。早速開封します。
今回私は256GBを購入しました。理由はビデオです。4K動画をたくさん撮りたいと思ったからです。
iPhone 7には光学手ぶれ補正がつきました。iPhone 6sにはない機能です。
4K動画はかなり容量を食うのですが、256GBものストレージであればたくさん記録しても大丈夫と思いました。
色はブラックです。たまたまジェットブラックを見かけることができました。だいぶ供給が潤沢になってきたようです。
カナダのキャリア「Fido」のSIMをiPhone 7に刺す
さて私は Fido (ファイドと読む)と契約しました。こちらはプリペイドSIMの契約を選びました。
Fidoは iPhone 7を取り扱っていますから、安心して選ぶことができます。
私は2GBのプランを選びました。70 CAD(5500円ぐらい)です。旅行者には十分なデータ容量です。
受付してくれたFidoのお兄さんがアクティベーションまでやってくれたので、私は何もせずにすみました。本当にありがたいです。
Apple Storeで買ってきたiPhone 7にFidoのnano SIMをサクッと刺しました。
すぐにネットワークに繋がりました。APNの設定などは不要です。
海外版iPhone 7はシャッター音が鳴らなくて、とても快適!
iPhone の楽しさの一つはカメラ機能です。私はiPhoneで家族や食べ物や風景などの写真を撮って楽しんでいます。
海外版のiPhone はシャッター音をミュートすることができます。私の海外版 iPhone 7も完全にミュートすることができます。なんか不思議な感覚ですが、これがグローバルでは当たり前のことです。
観光客が訪れるようなところに行っても、iPhoneのシャッター音を鳴らしている人は誰もいません。日本人観光客だけが「カシャーッカシャーッ」と音を立てています。
また面白いことに、スクリーンショットを撮影しても音が鳴りません。
日本の iPhone はスクリーンショットを撮影すると音が鳴ります。一体どうしてそんな仕様になったのか理解に苦しみます。
海外版iPhone 7を購入する際に注意したいこと
さて海外版iPhone 7を購入する際に注意したいことが2つあります。
まず1つ目は型番です。
iPhone 7には大きく分けて3種類の型番があります。
iPhone 7 | 特徴 | コメント | |
A1779 | ドコモ・au・ソフトバンク・日本のApple Store SIMフリー | 周波数的には最も対応している。日本専用モデル | 爆音のシャッター音・フェリカ対応 |
A1778 | AT&TやT-Mobile、カナダ、欧州など | GSM専用。日本ではドコモ・SB・多くの格安SIMに対応。 | シャッター音ミュート可能・フェリカ非対応 |
A1660 | VerizonやSprint、米国や香港のApple Store SIMフリー | GSM/CDMA対応。 | シャッター音ミュート可能・フェリカ非対応 |
留意すべきことは、日本独自モデルが作られていること。そしてGSM対応とGSM/CDMA対応の型番があることです。
日本人の観点からすると、爆音のシャッター音を許せるならばA1779がベスト。しかし、シャッター音を消したいならばA1660が最もオススメです。
ちなみにA1778はGSMオンリーなので、auには非対応です。auを使わない人には全く関係のない話なのですけど。私はドコモ系格安SIMをA1778に刺して使っています。
次に2つ目はフェリカ対応です。
日本でもApple Payが利用できるようになりますが、日本版iPhoneのみがフェリカに対応します。
海外から持ち込まれたiPhoneでは日本でApple Payを利用できません。
「フェリカ対応でありながら、ミュート可能なiPhoneが欲しい」ですって?
残念ながらそのようなiPhoneは売られていません。とても残念です
フェリカを取るか、シャッター音ミュートを取るか・・・。
結論!!写真やビデオを快適に撮りたい人は海外版iPhone 7がオススメ!
海外版iPhone 7を購入して以来、私はiPhone 7で写真やビデオ撮影を楽しんでいます。
シャッター音が鳴らないので、レストランや公共の場での撮影が気楽にできるようになりました。
写真やビデオをiPhoneで楽しむならば、海外版iPhone 7が一番いいです。
海外版iPhone 7では、日本でApple Payが使えないです。これは不便です。
しかし、シャッター音が鳴らないメリットの方が私は大きいと思っています。
海外版iPhone 7であれば、音に敏感な被写体(例えば赤ちゃんやペットなど)をいつでも気兼ねなく撮影できます。とても気分がいいです。
iPhoneで画面メモを取りたいと思った時、スクリーンショットを無音で撮ることもできます。利便性がグンとアップします。
海外版iPhone 7を簡単に購入する方法
さて、海外版iPhone 7を簡単に購入できる方法があります。
それは通販サイトを使うことです。日本にいながらにしてネットで簡単に海外のiPhoneが買えます。
オススメは香港にあるモバイルショップ「イートレン」です。信頼の置けるショップです。日本語に対応しています。
これらで販売されているiPhone 7は、香港版のA1660です。日本のユーザにとってはドコモ・ソフトバンク・多くの格安SIMが周波数的に合っています。
海外版iPhone 7を買えばシャッター音から悩まされることがなくなります。
これはとても大きなメリットです。ぜひ海外版iPhone 7を見てみてください。
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またこちらの記事も合わせてご覧ください。
>>「SIMフリー iPhoneを日本のApple Storeで買ってはいけない」(当サイト記事)