Appleの新しいMac用基本ソフト「macOS Sierra」が発表になりました。
macOS Sierraは、Siriが搭載されたり、Apple Payが使えるようになったり、Apple Watchでロック解除できるようになったり、クリップボードをiOSと共有できるようになったり、iCloud Driveとの連携が強化されたり、MessageやiTunesの機能刷新が図られたりします。
macOS Sierraの様々な新機能の中で、私が最も注目するのは「写真 (Photos)」アプリケーションです。
「写真 (Photos)」に追加される新機能とは
「写真」は写真管理アプリです。この「写真」がイベントのコレクションを自動的に作成してくれます。手持ちの写真ライブラリのお気に入り写真を再発見してくれる手助けになります。
使われている技術は、顔認識や物体認識、シーン認識です。また位置情報も利用しているそうです。
私たちパソコンユーザはきっと写真ライブラリを蓄えていることと思います。しかし、それを見返したりすることはあまりないのではないでしょうか? ライブラリの管理はとても大変な作業だからです。
めんどくさいコレクション作成を「写真」をやってくれるとしたら、これは実に楽しいです。時間をセーブしてくれます。
パソコンで写真管理をするなら「写真」が一番いい
思い返せば、私がMacを購入したきっかけは、デジタルカメラの写真を管理するためでした。その当時あった「iPhoto」は写真管理にうってつけの素晴らしいアプリでした。「iPhoto」は今や「写真」アプリに取って代わられました。
写真管理をパソコンでするならばMacの「写真」アプリがベストだと思います。
OS X Yosemite (10.10)にて「写真」アプリがリリースされた当初は荒削りな部分も散見されましたが、今はだいぶ良くなりました。
世界で最も使われているカメラ「iPhone」と最も親和性のいいパソコンのソフトはMacの「写真」アプリです。
「写真」を使うと簡単にスライドショーが作れたり、iCloudを利用して友達や家族と写真を共有してコメントをつけたり、ブックやカード、カレンダー、プリントを作成したりできます。これだけできて、「写真」は無料なんです。すごいことです。
なんといっても、「写真」アプリはiPhone/iPadとの連携が優れています。iPhoneやiPadで撮影した写真がすぐにMacの「写真」アプリで見れるというのはちょっとした魔法のようです。
macOS Sierraで思い出をたくさん「写真」アプリに残したい
普段から写真をよく撮っていますが、特に位置情報を付けて撮影したいです。それは「写真」アプリでの利用を考えてのことです。
GPSの情報がますます重要になってくることでしょう。カメラを購入するとき、GPSの有無が大きな判断基準の一つになってくると考えられます。
GPSが付いているカメラは、iPhoneやiPadです。またデジタル一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラでも一部の機種についていたり、オプションで付いていたりします。
今から家族や友人の写真を撮り、macOS Sierraの「写真」で使えるように準備をしておきたいと考えています。
macOS Sierraはこの秋リリース予定です。待ち遠しいなぁ!