本日、2016年3月4日より、ワイモバイルがiPhone 5sを発売開始します。iPhone 5sは、iPhoneシリーズで最も軽量なモデル。この4インチ機種に心惹かれる人は多いのではないでしょうか。
iPhone 5sは2013年9月のモデル。すでに2年半がたった機種です。変化激しいスマホ業界にあっては、ない機能も多々見受けられます。
しかし、スマートフォンもかなり成熟してきているともいえます。現に私もiPhone 5sを使用していますが、最新のiOS 9でも特に不都合なく動いています。
もちろん最新機種であるiPhone 6sのほうが快適に動くのは当然です。ただ、iPhone 5sも決して悪くはないです。
さて、ワイモバイルが販売するiPhone 5sは「買い」でしょうか? 結論から申し上げます。私は買うべきではないと考えています。その理由についてご説明したいと思います。
ワイモバイルのiPhone 5sは本体価格が高い
まず第一に価格が高い点です。ワイモバイルのiPhone 5sは、16GBモデルの本体価格は6万3504円です。(消費税込)いわゆる格安スマホ等の価格と比べたとき、およそ2倍の価格設定です。これはかなり強気といえます。
ワイモバイルのiPhone 5sは種類が少ない
第二に色・ストレージが限定されている点です。今回、ワイモバイルが販売するiPhone 5sは、シルバーの16GBモデルとスペースグレイの32GBモデルです。ゴールドはなく、またスペースグレイの16GBモデル、シルバーの32GBモデルもありません。
iPhoneをえらぶ楽しみの一つは、色・ストレージです。もし好みのものがあればよいのですが、選択肢が少ないのは問題です。
やはりゴールドはほしかったですね・・・。
ワイモバイルのiPhone 5sはSIMロックあり。SIMロック解除にも応じない
最後にSIMロックがされている点です。ワイモバイルのiPhone 5sはApple Storeで販売されているSIMロックフリーのiPhone 5s と価格は同じです。にもかかわらず、ワイモバイルのiPhone 5sはロックあり。またソフトバンクのSIMも使えないとのことです。ユーザとしては、ずいぶん窮屈な感じがします。
またワイモバイルはSIMロック解除に応じないとのことです。これもまた理解に苦しむ話であります。総務省は、SIMロック解除の義務化しましたが、今回のワイモバイルはこのiPhone 5sは対象にしないとしています。iPhone 5sはソフトバンクから2013年9月に発売したから、というのが理由だと思いますが、ワイモバイルブランドであればSIMロック解除に応じるべきではないのか、と素朴な疑問があります。
ワイモバイルのiPhone 5sはApple Storeで販売されているSIMロックフリーのiPhone 5s と価格は同じです。にもかかわらず、ワイモバイルのiPhone 5sはロックあり。またソフトバンクのSIMも使えないとのことです。ユーザとしては、ずいぶん窮屈な感じがします。
最後に
以上3つの理由から、ワイモバイルが販売するiPhone 5sは買うべきではないと考えております。ワイモバイルのiPhone 5sは本体価格が高く、種類が少なく、SIMロック解除にも応じません。「月額2980円」というキャッチフレーズはそれほど魅力的に響きません。
ワイモバイルブランドに魅力を感じる消費者は購入したい人もいるでしょうが、より安価にiPhoneを使いたいならば、ドコモ系MVNOをiPhoneで利用するのが定石です。
もしいますぐiPhone 5sがどうしても欲しいなら、Apple Storeで新品を買うか、ヤフオクでドコモ版iPhoneを買うのがよいです。とくにヤフオクでiPhoneはいまかなり安くなっています。
なおヤフオクでiPhoneを買うならば下記の記事をご参考になさってください。
参考記事