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携帯電話会社の月額5000円以下の低料金プランは無意味。本当に安くするならMVNOを使うことだ

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携帯電話会社の月額5000円以下の低料金プランは無意味。本当に安くするならMVNOを使うことだ

安倍晋三首相が2015年9月、携帯電話料金の家計負担軽減が大きな課題だとして、高市早苗総務相に対して料金引き下げの検討を指示しました。

その指示を受けて、高市大臣は有識者会議を開きました。やり玉に挙げられたのが「キャリアによる大幅な割引」です。「実質ゼロ円!」などとうたった過剰が割引は不適切だというのです。

有識者会議では「5000円以下の料金プランを、対象年齢や機種を限定せずにライトユーザーに向けても提供を検討すべきだ」という方針を得ました。

そのけっかソフトバンクは新料金プランを発表しました。データ通信容量が1ギガバイトまでで月額2900円という内容です。かけ放題プランと組み合わせると、合計で月4900円(税別)となります。またドコモ・auもこれに追随するとみられています。

私のiPhone 月額利用料金

先の有識者会議の結論から、1GB 4900円(税別)というプランが出てきました。なるほど、料金が下がるのは実に結構なことです。

しかし、私の生活者としての実感は、「1GB 4900円は意味があるのだろうか」というものです。

私の2015年12月の携帯電話料金は3,644円(税別)です。私は au のiPhone を使っています。料金明細は下記の通りです。

2016年 1月分 料金明細
発行年月日:2016年 1月 6日(次回請求情報の更新は 2月 7日の予定です。)

ご利用項目 金額(円)
<12月ご利用分内訳>
基本使用料
 LTEプラン ¥1,868
 誰でも割+家族割 ¥-934
 基本使用料割引額 ¥-934
オプション使用料
 LTE NET ¥300
 LTEフラット ¥5,700
 テザリングオプション ¥500
 オプション使用料割引額 ¥-500
通話料/LTEプラン
 通話料 ¥180
 SMS(Cメール)送信料 ¥3
 家族割の無料通話共有割引額 ¥-96
請求総額割引
 毎月割/税込 ¥-2,445
ユニバーサルサービス料 ¥2
消費税等(8%) ¥487
 合計 ¥4,131

パケットは7GB まで使えるプランですが、特典で1GBプラスされています。つまり、現状の私の契約では、3600円で8GBまで使えるのです。

8GBまでLTEが使えて、税抜3600円ちょっとという現在の料金に対しては「そんなもんかな」と私は思っています。

この私の料金と比較すると、キャリアによる新プランにて4900円で1GBまでしか使えないというのは「いかにも高いなぁといわざる」を得ません。そもそも月に1GBで済む人ってどれだけいるの?と思います。

本当に携帯電話料金を安くする方法

ソフトバンクだけではなく、au・ドコモも月額5000円以下の「低料金プラン」を出してきます。しかし、私に言わせれば全く安くないです。こんなことを続けていても、家計に与えるインパクトは全然変わりません。

携帯電話料金を安くする良い方法があります。それは、au・ソフトバンク・ドコモと契約を辞め、MVNOと契約することです。MVNOは、例えばIIJmioの「みおふぉん」NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」が大手です。電話もパケット通信もSMSもできて合計約1600円です。これはとても安いですよ。

そしてスマートフォン自体は、ドコモ・au・ソフトバンクから買わずに、メーカーや中古白ロムショップから直接買うことです。

ここで、私はiPhoneが好きなので、iPhoneについて取り上げます。

例えば Apple Storeでは 最新の iPhone 6s や iPhone 6s Plus を販売しています。Appleが直接販売しているiPhone はSIMフリーですから、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMを使うことができます。もちろんドコモ系MVNOのSIMを利用できます。SIMフリーiPhone 5sは比較的安価に購入できるSIMフリーiPhoneです。

また海外版iPhoneを香港のオンラインショップ「エクスパンシス」から輸入する方法があります。こちらは日本のApple Storeよりも安く購入できるので、こちらの方が断然オススメです。海外からの輸入は超簡単。海外のiPhoneはシャッター音もなりません。

まとめ

携帯電話料金が高いのは、端末も回線も一緒に買おうとするからなのです。よっぽど契約に注意深くなっていない限り、キャリアにとって都合が良い、高い料金で契約することが多いです。消費者にとって不利です。

ルール:回線はMVNOを使う。端末は別途調達する。

このルールを頭に入れておけば、携帯電話料金を劇的に下げることができます。特に家族持ちの人はMVNOの利用を真剣に検討していただきたいと思います。

2024年4月5日
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