ついに MacBook が復活しましたよ!
Appleが本日、イベント「Spring Forward」において新しいMacBookを発表しました。新しいMacBookは12インチのRetinaディスプレイを搭載!重さは920gで、薄さは13.1mmです。驚くべきほど軽くて薄いです。
AppleはこのMacBookをゼロから設計したそうです。まさしく新時代にふさわしいMacの登場です。
新しい MacBook は、驚きの三色展開です。スペースグレイ・ゴールド・シルバーの3色は iPhoneやiPadと相似しています。
注目のディスプレイはIPSテクノロジー搭載12インチ(対角)LEDバックライトディスプレイです。これは16:10アスペクト比となっています。
ピクセル解像度が2,304 x 1,440であり、対応するスケーリング解像度が以下の通り。
1,440 x 900
1,280 x 800
1,024 x 640
これは iPhone 6 Plus と同じ見せ方を採用していると考えられます。
プロセッサは安い方が1.1GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ、高い方が1.2GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ。オプションで、1.3GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサを選ぶことができます。こちらでは、Turbo Boost使用時において最大2.9GHzとなります。
また特筆すべきはファンレス構造であること。低消費電力なCore Mプロセッサを採用したことでファンレスが可能となっています。これがパフォーマンスにどのように影響しているかは実機が出荷されてからを待つほかはないでしょう。
メモリは8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ。これはオプションが提供されておりません。
ストレージは、安い方が256GB、高い方が512GBです。
グラフィックスはIntel HD Graphics 5300。、外部ディスプレイで最大3,840 x 2,160ピクセル表示を同時サポートしていますから、いわゆる4Kディスプレイに対応しているものと考えられます。
ワイヤレスは、802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワークに対応しています。
気になる拡張性は、USB-Cポートのみ。あとはヘッドフォンポートが付いているだけ。なんとも潔いマシンです。これは2008年1月に発表された初代MacBook Air を彷彿とさせます。
キーボードは、バタフライ構造のフルサイズキーボードだとのこと。さらにバックライトキーが一つ一つに配置されているという、なんとも贅沢な作りになっています。
また新しいMacBookには、感圧タッチトラックパッドが採用されています。またTaptic Engineを採用しており、これにより触覚的な反応を得られるそうです。
バッテリーについては、最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧、最大10時間のiTunesムービー再生が可能とされていますから、かなりよい水準です。現行のMacBook Air 11インチと同等といってよいでしょう。
29W USB-C電源アダプタは現行の45Wのアダプタよりもひと回り小さくなっています。
気になるお値段ですが、安い方が148,800円、高い方が184,800円です。
私の意見
新しい MacBook は「買い」だと思いました。当初新型が噂されていた時私が想定していた価格よりも安いと思いましたし、これほどまでに新しいテクノロジーを突っ込んでくるとは思いませんでした。
ただ気になる点がプロセッサです。ウェブやメール、テキスト編集、iTunes再生など比較的軽い作業ならば全く問題ないでしょう。しかし重いアプリケーションを動かす時にどういう挙動を示すのかが大変気になります。
新しいMacBook は、MacBook ブランドの復活です。私は本当に嬉しく思っています。