本日2015年3月6日、Appleから一通のメールが届きました。タイトルには「Apertureに関するお知らせ」とあります。
Apple の写真管理アプリ「Aperture」は大変優れたソフトです。そのアプリが新しい写真管理ソフト「Photos」がリリースされるに伴い、Apertureが Mac App Storeより買えなくなるという内容です。これは当サイトでもすでにお伝えした内容です。他に新しい情報はなにもありません。
Photosはすでに Public ベータがリリースされておりますから、希望者は無料で試すことができます。その声がチラホラ聞こえてきますが、どうやらかなり出来が良いようです。この春に正式版がリリースされるので、iPhoto ユーザにとっては大変楽しみな内容に仕上がっているそうです。
しかしApeture については、今後のアップデートは不透明です。Appleが何も語っていないので詳細は不明ですが、次期 OS X のリリースではサポートが打ち切られると考えるのは極めて自然です。
Apertureは Apple の作った優れた写真編集ソフトです。その優れたソフトウェアをあっさりとゴミ箱に捨てさろうとするAppleは、Appleらしくていさぎ良いといえば聞こえがいいです。けれど、Apertureが好きでずっと使ってきた私としては実に残念でなりません。
Appleはプロアプリケーションを見捨てて、iOSやコンシューマよりの事業に比重を移しているわけですが、これは決して目新しい内容ではありません。Apertureのディスコンは従来の流れのなかに位置付けられるわけですが、そうはいってもユーザとしては大変寂しい気がしますね。
Apertureの移行先はどうすべきか
私自身、サブマシンの MacBook Airには Photos.app をインストールするつもりです。iCloud Photo を閲覧したいためです。だからPhotos.appはとても楽しみです。
いっぽうメインマシンについては、当面 Aperture でいくつもりです。Yosemite を使っている限り、Apertureは使えます。
しかし、どこかのタイミングで移行しなければならないのが明らかなので、さっさと Adobe Lightroom を全面的に導入すべきではないのか、と考えています。
なお Apertureはもう間もなく販売が終了します。購入を希望される方はお早めにどうぞ。