iPhone は魅力的なスマートフォンです。iPhoneにはさまざまな機能が搭載されています。
その魅力的な機能の一つはカメラです。もしかすると iPhone のカメラ機能が使いたくて iPhone を購入するというユーザもすくなからずいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私はその一人。 iPhone のカメラ機能は優れていると私は認識しています。
本エントリーでは、最新のiPhone、iPhone 6/6 Plusが優れたカメラである理由について述べます。私はiPhone 6/6 Plusは、他のカメラ、とくにコンパクトデジタルカメラ全般と比較して優れた存在であると考えています。その理由についてご説明いたします。
1. iPhone 6/6 Plusはシャープな写真が取れる
まず第一に私が取り上げたいのは、iPhone 6/6 Plusのカメラはシャープな写真が撮れるという点です。iPhone 6/6 Plusではとても綺麗な写真がとれます。撮影した写真を見ると「本当に携帯電話のカメラで撮った写真かしら」と思うほどです。
iPhone 6/6 Plus には外側に向いた「iSightカメラ」が搭載されています。こちらには、下記のような機能が盛り込まれています。
- 新しい8メガピクセルiSightカメラ(1.5ミクロンのピクセルを使用)
- Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
- ƒ/2.2の開口部
- 光学式手ぶれ補正(iPhone 6 Plusのみ)
- True Toneフラッシュ
- 5枚構成のレンズ
- ハイブリッド赤外線フィルタ
- 裏面照射型センサー
- サファイアクリスタル製レンズカバー
- 自動手ぶれ補正
- 写真の自動HDR
- 強化された顔検出
- 露出コントロール
- パノラマ(最大43メガピクセル)
- バーストモード
- タップしてフォーカス
- 写真へのジオタグ添付
- タイマーモード
さらにiSightカメラではビデオ撮影も行うことができます。
- 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
- True Toneフラッシュ
- スローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)
- タイムラプスビデオ
- 映画レベルのビデオ手ぶれ補正
- 連続オートフォーカスビデオ
- ビデオの撮影中に写真を撮影
- 強化された顔検出
- 3倍ズーム
- ビデオへのジオタグ添付
たくさんの機能がありますが、このリストで唯一取り上げたいのは、iPhone 6 Plusには、光学式手振れ補正がついている点です。夜間での撮影に大きな威力を発揮してくれることを日々感じています。残念なことにiPhone 6にはついていません。(なぜAppleはこういう差をつけるのか、私には理解できませんが・・・。)
またiPhone 6/6 Plusはセンサーやレンズが優れているだけではありません。iPhone 6/6 Plus には「A8チップ」が搭載されており、このプロセッサが撮影した画像を処理します。これが重要な役割を果たし、iPhone 6/6 Plusのカメラ性能を際立たせております。たとえば自動HDR機能などは日々便利に感じているところです。露出が難しいシチュエーションの写真をちゃんと補正処理してくれます。
2. 優れたビューアである
第二に取り上げたいのは、優れたビューア機能です。iPhone 6/6 Plusはそれぞれ4.7インチ/5.5インチのスクリーンを備えます。これらは綺麗なIPS液晶です。
私はiPhone 6 Plusを使用していますが、この大画面5.5インチでみる写真や動画がとても綺麗に見えます。大きい画面だと迫力があります。家族や友達と一緒に見るのに都合がいいです。
4.7インチや5.5インチのスクリーンを搭載したデジカメはとんと思いつきません。(せいぜいタブレットでしょうか?)スマートフォンならではのメリットであると私は感じています。
3. 128GB の大容量ストレージを備えている
第三に取り上げたいのは、ストレージ機能です。iPhone 6/6 Plusは最大128GBのストレージがあります。たくさんの写真やビデオを格納することができます。
iPhone 5s まではストレージが最大64GBでした。今年のモデルからは128GBが用意されています。
私は写真やビデオをたくさん撮影して、iPhone 6 Plusに格納しています。面白いのがスローモーションビデオです。iPhone で手軽にスローモーションを生かしたビデオを撮るのはとても面白く、趣味のスケボーなどを録った動画を子どもたちと一緒に見て笑ったりしています。
ビデオを撮影するとあっという間にギガバイト単位のファイルになります。それでも128GBがあれば、音楽やアプリをたくさん入れても、写真・動画を格納する余裕が十分あるといっていいと私は思います。
4. インターネット接続機能
そして最後に取り上げたいのは、インターネット機能です。私たちが写真をとる目的の一つはSNSに投稿することです。このことは年々大きくなってきているように私は感じます。Twitter や Facebook, Flickr, インスタグラムに写真を投稿して楽しむユーザがたくさんいます。
素敵な写真を撮影したら即座にその場でインターネットに投稿できること。これはiPhoneだけではなくスマートフォンや携帯電話の強みです。
以上まとめると、iPhone にはシャープな写真を撮る機能、大画面で見るビューア機能、巨大ストレージ機能、インターネット機能があり、これらがオールインワンとなっています。ここが私は大事なことだと思います。これらの機能がオールインワンで提供されることに価値があるためです。
さっこん、コンデジが売れなくなってきているそうです。コンパクトデジタルカメラを選ぶよりもスマートフォンを選ぶユーザが増えているためだそうです。
コンデジはコンデジで魅力的な機能があり、iPhoneと同じようにGPS情報を付与したり、Wi-Fi機能を搭載したモデルがあります。
しかし、私自身の経験ですが、コンデジは他のデバイスと連携するのに時間がかかったり、あるいは連携自体がうまくいかず、イライラするということがありました。カメラのメディアを抜いてデバイスに刺して転送したり、Wi-FiやNFCを使用して転送したりたりするのですが、どうしてもワンステップ、ツーステップ踏んでしまいます。ちょっとしたテクが必要になります。
このワンステップ、ツーステップはじつは壁が大きいと私は感じます。途中でめんどくさくなってしまうことがあります。
じじつ、私は Eye-fi をあまり使わなくなってしまいました。コンデジからiPhoneに簡単に画像が転送されれればいいのですが、メーカーのうたい文句とは裏腹に、現実的にはまだまだ改善の余地があるなあと思います。
また、これはわたしのおっちょこちょいのミスですが、SDカードを入れ忘れてしまった、バッテリーを入れ忘れてしまったなどということがありました。その点、iPhone やスマートフォンはそのような心配がありません。いつでも電源はついています。電源をいれるという操作を経ることなく、撮りたい時にすぐに撮れます。
総じて、コンデジはリコーのGR・ソニーのRXシリーズ・シグマのDPシリーズのようにはっきりした特色がなければ、まずますその存在感が低下していくことでしょう。
以上、iPhone 6/6 Plusが優れたカメラである理由についてご説明いたしました。