ビブラムファイブフィンガーズを初めて半年が経ちました。
ビブラムファイブフィンガーズとは、イタリアのvibram(ビブラム)社による5本指靴のこと。
まるで「足袋」のように、ビブラムファイブフィンガーズは指先が5本に分かれています。
指先が5本に分かれたこの変わった靴の効果・効能について、6ヶ月間の使用に基づき述べたいと思います。まず私はウェブでビブラムファイブフィンガーズを調べたところ、裸足のような開放感があるということがわかりました。
私は週に二回ジムに通うなど、自分のからだのことに関心があったので、足回りをもっとよくできないかという思いがあったのです。
そこで都内スポーツ店におもむき、ビブラムファイブフィンガーズを3足をゲット。このことについては下記のエントリーで述べました。
ビブラムファイブフィンガーズを履いて、足裏の筋肉を刺激し裸足の感覚を取り戻せ!
いきなり3足も買っちゃって大丈夫かと当初は不安がよぎりましたけれども、靴はローテーションを組むものですし、「ここで思い切ってビブラムに賭けて、状況を改善したい」という切実な思いがあり増した。
それ以来、私はオンでもオフでもビブラムファイブフィンガーズを履き始めました。(ただ雨の日は履きません。雨がしみ込むからです)
6ヶ月間の使用を経て、私が最も強く感じるのは足が蒸れなくなったということ。
一般的なドレスコードの会社であれば、スーツを着て革靴を履いて、勤務先に出社すると思います。この革靴はやはりくせ者だと思います。通気性がぜんぜん良くないです。
またもうすこし緩やかなドレスコードの勤務先で、お客さんに会うことがないとしたら、スニーカーなども良いかもしれません。スニーカーは革靴よりも通気性はましです。
〜先日、公園でシートを広げてお弁当を食べた。ビブラムファイブフィンガーズで芝生の上を歩いたり走ったりすると気持ちがよい。
しかしビブラムファイブフィンガーズの通気性は、革靴・スニーカーにはるかに勝ります。これは非常に大きなメリットです。
一日労働を終えて家に帰ってきたとき、靴下を脱ぐと思います。革靴・スニーカーを一日中履いたときと、ビブラムを一日中履いたときでは感覚が違います。
革靴・スニーカーでは足の間が蒸れて、細かい皮がポロポロします。
けれどビブラムはいつでも足の指の間がサラサラなのです。これには恐れ入りました。人間の足の指は汗をかくけど、きちんと空気を逃がしてやる仕組みがあればサラサラしていられるのだと分かりました。
ビブラムファイブフィンガーズを始めた4月から10月までの間、そのサラサラでいられるという印象はずっと変わりません。いちどこのサラサラの快感を味わっちゃうとやみ付きになっちゃいます(笑)。
〜ビブラムを履いて、子どもと公園でかけっこする。疲れたら手持ちのiPhoneで写真を撮ってみる。気分がいい。
日本は高温多湿であるため、水虫の人が多いなどと俗にいわれます。水虫はカビが足などに繁殖して起こる皮膚の病気ですが、やはり現代社会の履物に原因があるような気がします。
とくに男性の履く革靴は、安価な接着製法(セメント製法)だと足の指の汗の逃げていくところが少ないから、カビが繁殖するのも当然であるように思われます。
また高価な縫製製法のグッドイヤーウェルトはセメント靴よりはるかにマシですが、雨の多い日本では気候的に合わないのではないかと私は考えております。
そんな問題意識から、私はジャケットや紺ブレなどのスーツにも、ビブラムファイブフィンガーズを合わせています。
同僚から「Sohさん!その足袋、靴なんすか!」としょっちゅう言われます。「いやいや、これはビブラムといってね・・・」とうんちくを語っております。朝のエレベーターに乗りながら聞かれるとちょっと恥ずかしいんですが・・・(笑)
〜公園で見つけた綺麗に咲き誇る花。パチリ。可愛く撮れた。
これまで革靴やスニーカーを愛用してきましたが、私は基本的にはビブラムファイブフィンガーズのみを履いて生活しています。雨の日用の革靴・スニーカーを残して、後は全部ゴミとして処分しました。
ビブラムファイブフィンガーズのおかげで、足ムレから解放され、足の指がいつもサラサラしている状態を保つことに成功しています。これにより足が臭くなったり、むくんだりすることは全くなくなりました。
〜公園の海辺の岩の上で。ごつごつした岩を足裏で感じることができる。まるで裸足のような気分だ。
もし足が湿っていて悩んでいる方がいらっしゃったら、現在お使いの靴をビブラムファイブフィンガーズを買えてみることをオススメします。劇的に改善するかもしれませんよ!
ビブラムは男性用だけではなく女性用の商品もあります。
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ビブラムファイブフィンガーズを履いて公園を歩け、歩け。