レノボ社の「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」が本日2018年4月22日限定で半額で販売されています。クーポンコード「JPAF0422」をご利用ください。
【この記事は2018年4月22日に更新しました】
レノボ社が販売する「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」についてレビューします。
「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」は ThinkPad の象徴的存在であるトラックポイントが搭載されたBluetoothキーボードです。省スペースなキーボードを探している方にとっては必ず気になるのがこのキーボードと言っていいでしょう。
私は2014年7月に「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード(製品番号0B47189)」を購入しました。英語版です。以来、4年近く使ってきました。
このキーボードを使って、感じたいい点・悪い点について述べます。
目次
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードはマウスが要らないのがいい!
「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」はその名前に ThinkPadが冠されている通り、トラックポイントにこだわりのあるユーザ向けということができます。
トラックポイントが好きで好きでたまらないという熱烈的なユーザがThinkPadファンには多いですよね。
昔は IBM から Space Saver Keyboard II というキーボードが販売されており、ある意味このトラックポイント・キーボードの前身ともいうべきものでした。
こちらもパソコン周りの省スペースに寄与しており、一部のファンからは熱く支持されていました。
「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」の打鍵感は良好です。深くもなく、浅くもありません。最近の Thinkpad キーボードはストローク浅めのものが多いですが、「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」はデスクトップ仕様であるためでしょうか、ストロークがそこそこがあります。
Bluetoothの性能は上々です。すぐに Windows コンピュータとつながります。ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードは Bluetoothで機器とつながります。こちらはLenovo社のノートパソコン「ThinkPad」を動作保証としています。
総じて Bluetoothキーボードあるいはキーボードとしての基本性能は備えています。
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードは Android スマホと親和性が高い
今回、私は 「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」をAndroid スマートフォンとつないでみました。
その結果、Androidとの親和性がとても高いことがわかりました。
文字入力の3要素「スマートフォン・キーボード・IME 」の組み合わせとして、「Androidスマートフォン・ThinkPad Bluetooth ワイヤレストラックポイントキーボード・Gboard」がかなり優れています。
文字入力のための環境として上記の組み合わせが優れているという点がポイントです。
Android の IM は Gboardがベスト
まず第一にAndroid向け文字入力として、日本語入力ソフトウェアを何を選ぶかについて着目したいと思います。現在Androidスマートフォンのマーケットで用いられている日本語入力ソフトウェアは、大まかにいって下記の通りかと思います。
- ATOK for Android (Google Playからダウンロード可能)
- shimeji (Google Playからダウンロード可能)
- Google 日本語入力(Google Playからダウンロード可能)
- Gboard (Google Playからダウンロード可能)
これらのほかにも日本語変換ソフトは存在しますが、シェアが大きそうなものは上記4つで間違いないでしょう。
さて、これらの中で私が使用した限り、最も優れているのはGboardです。入力したいことばがちゃんと出てきます。やはり、Google は優れた会社であると思います。 おなじ Android 向けのソフトウェアとしては、
ATOK for Androidは質が低く、全くお勧めできません。またshimejiは使用を中止されることをお勧めします。
Google 日本語入力は悪くないですが、Gboardの方が全体的な使用感は優れています。
Androidにハードウェアキーボードを組み合わせると効率がいい
つぎにキーボードに目を転じたいます。スマートフォンではソフトウェアキーボードがビルトインされていますから、こちらを用いて文字を入力することが可能です。ソフトウェアキーボードでは文字入力や変換に加えてコピーペーストなどもできますから、ハードウェアキーボードなしでも入力が可能です。
ただ私は長文を入力する場合には、ソフトウェアキーボードよりもハードウェアキーボードが快適だと感じます。小さい画面を指でポチポチ入力するのは、若い女性に任せておけばいいと思います。指の大きな男性ならばハードウェアキーボードのほうがずっとスピーディに文字入力できるのではないでしょうか。
ハードウェアキーボードにも様々あります。私は Lenovo 社の「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」がベストだと思います。
私自身もAndroidスマートフォン、Mac やiOSで動作チェックしました。何ら問題ありません。 このThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードは、ノートパソコンThinkPadのキーボード部分を切り取ったような構造です。 ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードにはチルト機能がついています。ユーザの好みで高さをかえることができます。 ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードにはNFCがついています。(これについては後述します。) ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードはフルキーボード。よくある、モバイル製品用の狭まったキー配列ではありません。 そして打鍵感は良好。ストローク浅めで大変うちやすいです。
ただこの点については、好みがあると思いますので、万人が気に入るかどうかについては保留させてください。
なおMacのキーボードはストローク浅めですから、Macのキーボードが好きな方には好印象だと思います。 さらにキーボードの独立キーを利用することで、Android でも音量の増減、検索窓、スクリーンショットの撮影がワンボタンで操作可能です。超便利!!
もちろん、コピーペーストなどもパソコンと同じ要領でショートカットキーを利用することができます。快適そのものです。
Android スマートフォンのマウス機能でタッチいらず
Android では、マウスを利用することができます。これは外部のマウスをつないだときにマウスカーソルが出現するのですが、このマウス機能が実に使いやすいのです。
なかには「スマホの狭い画面でマウス? 本当に使いやすいの?」と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。 しかし、このマウス機能があればスマートフォン画面をタップすることがほとんどなくなるといってもよく、メリットを私は感じています。
すなわち、次の操作を求めて画面に指を移動させることがなくなることで、手を常にキーボードに置いておくことができるようになるためです。これがいいんですよ。
さらにThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードにはトラックポイントがついています。このトラックポイントはThinkPadユーザにはなじみ深い機能ですが、これがあることによりユーザはホームポジションをほとんど崩さずにマウスカーソルを操作することができます。これはきわめて重大なメリットです。手の移動距離を最小化したいのです。
いちいち手を動かしてタップするなど時間の無駄です。
トラックポイントは万人受けするかどうかは、正直なところわかりません。慣れないという方もいらっしゃると思います。
しかし、私自身は全く問題なく操作できます。いちいちマウスを触りにいくという動作を省くことができるのは非常に大きなアピールポイントです。(それが理由でThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードがユーザに強く支持されているのだと思います。)
トラックポイントはキーボードについているので、ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードを外出先などで利用する場合も、わざわざマウスを一個持っていく必要がありません。このような視点はモバイルシーンではとても大事です。
ちなみにThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードはカタログ上は0.46kgです。実測値は420gです。軽量です。 ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードは少々お高いといわざるを得ないのですが、上記の機能を備えているのはこれしかありません。
まとめ
以上みたように、ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード + Gboardの組み合わせは快適そのものです。
まるでパソコンを扱うかのようにスマートフォンで長文執筆ができます。これはポストPC時代でも、私のようなパソコンから離れられないオールドスタイルの人間にとってはきわめて重要なことです。 テキストを入力する目的なら、わざわざパソコンを準備する必要などありません。私は「Androidスマートフォン・ThinkPad Bluetooth ワイヤレストラックポイントキーボード・Gboard」の組み合わせがテキスト入力にはベストであると考えています。