ライターのスタパ齋藤さんによる、ロジクールのiPad mini キーボード「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」をレビューしている記事が掲載されています。
スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
iPad miniと合体するBluetoothキーボード
数あるIT系ライターのなかでも、私はスタパ齋藤さんの大ファン。おふざけ満載の独特な言葉遣いのなかに、プロダクトに対する鋭い考察があるからです。
スタパさんのこの記事の要旨は下記の通りです。
・ロジクールのiPad mini用のBluetoothキーボード「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」は若干難点はあるものの、快適に使えるキーボードである。
・このキーボードはApple純正と言ってもいいぐらいのルックス。Smart Coverと同様、開閉に応じてiPad miniが自動的にスリープ/復帰する。
・キーレイアウトは60キーの英語配列。英字キーのキーピッチは16mmで、タイプミスしにくいと感じた。
・しかしカッコなどのキーが極小サイズであり、タイプミスが発生しがち。
・構造上、iPad miniの画面角度は固定されるので見にくい。(これは分離して、スタンドに載せて使うことで解決)
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私もこの「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」を使っています。使い始めて1.5ヶ月たち、たいへん重宝しています。
オーケーマック | ロジクール ウルトラスリム キーボード ミニ(TM710)はiPad miniにぴったりのキーボード
その立場からすると、スタパさんのこのレビューはほとんど同意見です。さすがに分離してまでは使っていないのですが、感想が私のものと似ています。
「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」は特にアルファベットの入力がしやすいです。打鍵感は良好です。ユーザによって好みが分かれるとはおもう部分ですが、私にとっては好きな感触です。
さらに気に入っているのが、「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」がSmart Coverのようになること。厳密な意味ではカバーしてくれるわけではないのですが、その閉じたときの感じがすごくいい。電子辞書を7.9インチにしたような感覚があります。
ネガティブな点としては、数字キーが小さいところ。いまだに慣れません。入力時はどうしてもゆっくり目になってしまいます。
わたしはこの点は仕方がないと思っています。それよりも「7.9インチのサイズにキーボードをよくぞ押し込めてくれた」という気持ちの方が先立ちます。もし数字の入力を優先したいならば、たとえば Apple Wireless Keyboard などを使いたいところですね。
だから「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」は妥協の要素をいくぶん包含しつつ、それでもなお、iPad mini のサイズとしてはとても入力しやすいキーボードであるという評価がふさわしいと思います。
私は「Ultrathin Keyboard mini (TM710)」をとても気に入っています。^^
(注:現在TM710はディスコンとなり、後継機T715が発売されております)