オーケーマック

iPhone と iPad セルラーの両方を楽しみながら通信費を切り詰める方法 (3円iPhoneとSIMロックフリーiPad miniの活用)

当サイトの人気記事はコチラ
(この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。)
iPhone と iPad セルラーの両方を楽しみながら通信費を切り詰める方法 (3円iPhoneとSIMロックフリーiPad miniの活用)

iPhone と iPad セルラーを楽しみながら、通信費をどうにか下げる方法を考えてみたいと思います。

総務省の情報通信白書によると、世帯支出における通信費は近年増加しているそうです。

移動電話通信料への支出は、平成22年は減少しているが、平成17年以降増加傾向となっている。

総務省|平成24年版 情報通信白書

その要因として、iPhone をはじめとしたスマートフォンの普及が考えられます。従来のフィーチャーフォンと比して、スマートフォンは大量のパケット通信を行います。そのため通信費もかさみがちです。

金利が上昇し、為替も円安が進行し、さらに消費税も増税を控える昨今、家計においてこの増加する一方の通信費を「どうにか抑制することはできないだろうか」と考えるのは自然なことだと思われます。

とはいえ、携帯電話をいっさいやめてしまうというのは現実的とはいえません。便益をできるだけ失わないようにしながら、コストを低減したい。そのようなニーズが高まっているように思われます。

そこで本エントリでは、iPhone と iPad セルラーを同時に楽しみながら、通信費を下げる方策をあれこれ考えてみたいと思います。

iPhone 5・iPad mini・MacBook AirはAppleモバイル御三家です。これらをフル活用したいのです。

iPhoneの月額料金は・・・。

我が国においてはauとソフトバンクモバイルがiPhoneを販売しています。新規や機種変更、MNPなど条件はさまざまですが、一括払いの場合、一般的な基本料金は、3,638円から5,008円です。

(ここでは端末代金は一括で支払済のものとし、通信費、ユニバーサルサービス料のみを考慮しています)

スマートフォンを契約すると通信キャリアは通常24ヶ月間の割引サービスを提供しますが、その割引を含めて上記の価格です。

通常2年間の契約を結びますから、これを2年間24ヶ月の総額にすると87,312円から120,192円です。

iPhone を買うと最大12万円の買い物となり得ます。個人的にはずいぶん大きな数字に感じられます。

iPad セルラーの月額料金は・・・。

iPad セルラーもまた我が国においてはauとソフトバンクモバイルがiPhoneを販売しています。

私はこれまで初代iPad のセルラーモデル、それからiPad miniのセルラーモデルを使ってきました。その経験から自宅用iPadはWi-Fiモデル、持ち出し用iPadはセルラーモデルがいいと考えています。

auとソフトバンクモバイルで、iPad セルラーを購入した場合、月額の使用料は5,775円です。(こちらも機種代金を一括で支払いするという前提です。)

iPhoneと同様、iPadセルラーも通常2年間の契約を結びますから、これを2年間24ヶ月の総額にすると138,600円です。

すなわち、iPhone も iPad セルラーを普通に契約しようとすると、2年間で最大25万円の支出が必要になります。これはなかなか大きな金額ではないでしょうか。少なくとも私にとっては高額です。

(ただしソフトバンクモバイルは「スマホまとめて割」、auは「スマホセット割」のセット割引があります。話がややこしくなるのでここでは割愛します)

これらの通信費を押さえる方法はないでしょうか?

方法1:スマートバリューの利用

まず第一に通信キャリアの優遇施策を利用するという方法があります。

私が利用しているのはauなので、au中心な記述になることをご容赦いただきたいのですが、auはスマートバリューというキャンペーンを行っています。これを利用すると、利用者は極めて大きな割引額を期待できます。

具体例をみるのが一番いいので、さっそく取り上げます。ブログmm blogさんの例です。

mm blog au iPad mini セルラーの月額使用料金が出た!

mm blogさんは、iPhone 5 とiPad mini セルラーを、どちらもauの契約で行っています。そして月々の利用料金は7,000円程度だとのこと。

ご承知のように月間の通信量7GBという制限はあるものの、iPhoneもiPadもLTEをフルにつかって月額7,000円です。24ヶ月だと168,000円です。最大25万円という先の数字からすると、ずいぶんお安いです。ざっくりいって30%の割引が見込めます。これは大きな割引額です。

しかし前提はauひかり等の対象固定通信サービス(ネット+電話)が必須であること。だからすべての人がこの恩恵に預かれるというわけではありません。私自身、NTTのフレッツ光を利用しているものですから、スマートバリューを利用することができません。たいへん残念ですが仕方ありません。

鉄則:通話と通信の端末を分ける

さて、ここで通信費を下げるための鉄則があります。

その鉄則とは通話と通信をする端末を分けるということ。端末を分けることで、通信費を大きく下げる可能性が高まります。

(今回のエントリのテーマは、PhoneもiPadセルラーの活用についてですが、上の鉄則はPhoneもiPadセルラーに留まりません。android 等のスマートフォンを利用する場合もこの鉄則は有効です。)

方法2-1:iPhone は通話専用にせよ

まず通話に関してですが、携帯電話キャリアは通話料では収益を上げていないということに留意すべきでしょう。通話料は通信会社にとってもはや意味がありません。

たとえばauのウェルカム割、あるいは「auにかえる割」を利用すれば、iPhone の通話基本料金をゼロ円にすることができます。

さらにauの場合、iPhone のLTE.netの契約解除を行えば、月額のデータ通信料金はゼロに押さえることができます。Wi-Fiを通してのみ、データ通信を行います。

ウェルカム割、auにかえる割を利用し、さらにLTEを切って、iPhone を通話専用機とすることにより、月々の支払額はユニバーサル料3円にすることができます。iPhone 5をいわば「電話もできるiPod touch」化とします。

ウェルカム割、auにかえる割を利用するためには他社から乗り換え(MNP)という条件がありますが、これは注目に値します。

方法2-2:iPad セルラーモデルは海外版を購入し、ドコモMVNOを活用せよ

上記でみたようにiPhoneは通話専用とします。そして通信をするモバイル端末としてiPad セルラーモデルを選びます。iPad セルラーは海外版を購入します。

海外版iPad セルラーはSIMロックがなされておりません。通信キャリアは選び放題です。すなわち日本国内においては、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、さらにはEMOBILE LTEのSIMを利用することができます。

通信はユーザの事情によってさまざまです。だからどれがベストだと一概にはいいづらいものがあります。大事なことはユーザが好きなものを選択できるということです。

いろいろなサービスがありますが、今回、私は「OCN モバイル ONE」を提案したいと思います。

OCN モバイル ONEはLTE対応モバイルデータ通信サービスです。月額980円と低価格ではありますので、そのサービス内容は制限されており、1日の合計通信量が30MBを超過した際、通信速度200kbpsになってしまいます。30MBまでは受信時最大112.5MbpsのLTE高速データ通信を楽しむことができます。

しかし980円とお安いです。24ヶ月間で23,520円です。auやソフトバンクモバイルの24ヶ月の利用料金が138,600円であるところが、このOCNのサービスを使えば約11万円も節約することができます。私はこれは大きいと思います。iMacが買えちゃうほどですよ。

なお気になるテザリングについてですが、下記のコメントが参考になります。

nanosimサイズにカットして海外用ipad miniで使用できました。
テザリングも可能ですが、3G接続の際は
インターネット共有の項目が出なくなります。
テザリング利用にはエリアに注意が必要かもしれません。
レビュー対象商品: NTTコミュニケーションズ OCN モバイル エントリー d LTE 980

iPad セルラーモデルはフルサイズがいいか、miniサイズがいいか。

9.7インチのiPad がいいか、はたまた7.9インチのiPad mini がいいかはユーザのお好みでしょう。一長一短があります。個人的にはiPad miniがおすすめです。とくに男性であれば、十分モバイルで使用可能です。

iPad miniセルラーは日本においては香港版が手に入りやすいです。実勢価格のプラス1万円程度で入手できます。

いっぽう au はiPad mini 16GBモデル(キャリアロック)を46,800円で販売しています。両者はほとんど差がありません。

なお海外版iPad miniセルラーはAppleCare+にも加入することができるそうです。私自身の経験ですと、米国Verizon版のiPad miniセルラーは購入後30日以内に、Apple に電話して加入できました。(電話番号は0120-27753-5だったと思います)

方法2のまとめ

上記でみたように、通話は iPhone で行い、LTE.netを解除し、月三円で利用します。昨今はiPhone 5 (16GB)は、機種代金一括1円で販売されているところもありますので、狙ってみるのもよいでしょう。

データ通信は、海外版iPad で行います。個人的にはiPad mini が手軽で持ち出ししやすいのでオススメ。もちろんフルサイズ iPad でもいい。iPhone 5よりも画面が大きくて使いやすいのです。

SIMはいろいろなサービスがありますが、ここはドコモMVNOの「OCN モバイル ONE」で月980円で利用します。ヘビーに通信しまくるならば不都合がありますが、しかし月額利用料980円、24ヶ月間で23,520円と劇的に下げることができます。

→ Apple公式サイトのSIMフリーiPhone 5sはこちらSIMフリーiPhone 5cはこちらSIMフリーiPad mini Retinaディスプレイはこちら

2015年10月21日
Return Top