【更新:2020年10月3日】
私の家には小学4年の子ども (10歳) がおります。小4ともなると、学校で学ぶことがだんだんと高度になってきます。正直、大人でさえすぐにはわからないような事柄をすでに知識として身につけていて、ドキッとさせられることがあります。
子どもの勉強を手伝うため、私は自分の時間の多くを費やしています。そんな折「iPad と Apple Pencilを勉強の道具としてほしい!」と思うようになりました。
目次
社会で出てきた用語をiPhoneで検索してきた
きっかけは社会の勉強です。社会では教科書やプリント、地図帳を教材として学ぶのですが、やっぱり生きた教材とはいえず、「納得した、腑に落ちた」というレベルまでは到達していません。試験のためには一旦は覚えるのですが、定着しているかと言われれば自信がないというのが親である私の見解です。
例えば、最近「日本の畜産業」について学習しました。その中で、ブランド肉として神戸牛や松坂牛、米沢牛などを学びました。これらは有名ですよね。
しかしブランド肉の「肥後あか牛」については、私自身よくわかりませんでした。肥後あか牛ってなんだろう、阿蘇山にいるらしいが阿蘇山ってどんな山なのだろう、阿蘇山のカルデラってなに? 全くよくわかりません。子どもにも教えることができません。
私は iPhone を使って、それらを一つ一つ検索して子どもに見せてやりました。
やはりネットは偉大です。熊熊本県畜産農業協同組合連合会のサイトが出てきて、詳しく載っていました。飼養頭数や統計などまで掲載されており、テキスト以上のことがわかりました。
「いつか熊本県を訪れ、阿蘇山に行ってみたい、あか牛に会ってみたい」と思うようになりました。
大きなディスプレイを持ったiPadを机の上に置いておきたい
社会のわからないことばをiPhoneでなんども調べて見せるのを繰り返しているうちに、小4の子どもがもっと自分自身で検索して調べられるようになってほしいと思いました。
iPhone 以上に大きなディスプレイを持ったiPadが机の上に常時あればいいなぁ、と考えるようなったのです。(大型スクリーンを搭載したiPhoneを子どもに買うほど、私には財力がありませんw)
先ほどの例でいうと、あか牛の写真を保存したり、ホームページの記事のスクリーンショットを撮ったり、統計情報の図を保存したりしたいです。
iPad やiPad Proであれば10.2インチ以上の大きなディスプレイを備えています。さらにApple Pencil を使って書き込みをすることができます。保存した素材を利用して、自分で白地図をまとめられるようになったらいいですよね。
疑問があったらすぐに調べられるよう、国語辞書・地図・図鑑とiPadはすぐに手に取れるような状態にしたいです。
テストの丸付けをApple Pencilで行う
子どもが受けたテストの答案をPDFで配られることがあります。Webからダウンロードするのですが、その丸つけはこれまで紙に印刷していました。プリンターを介していました。
しかしiPadとApple Pencilを用いて、PDFに直接丸つけする方が効率的だよなぁと考えています。いちいち紙にして、赤ペンで採点して、採点後はニケツのパンチでファイリングするよりも、iPad上のPDFで丸つけしてiCloudに格納する方がよっぽど時間の節約になるのではないか、と考えています。
Apple Pencilであれば赤だけではなく様々な色で注釈を入れることができます。
難問集を iPad で作る(自分用の問題集)
iPad にはカメラがついています。このカメラを利用して、よく間違える問題を写真に撮りたいです。(スキャン用に優れたアプリが Microsoft から出ています。)
その問題だけを集めて、自分だけのオリジナル難問集を作ってみたいです。試験の前にはその難問集を繰り返し解けば対策になります。
紙にこだわるのであればコピー機でもいいかもしれませんが、この忙しい日常の中で紙にこだわる必要はないし、時間もないのではないかと考えています。
ホワイトボードの代わりとしてのiPad
小学生をお持ちのご家庭では、ホワイトボードを食卓や居間に設定しているところも少なくないと思います。ホワイトボードを利用することで、家族で情報を共有したり、あるいは先生になった気分で問題の解説をしたりできます。
ホワイトボードの欠点は消えることです。また消す手間もかかります。
iPadであればスクリーンショットを撮っておくことで実質無限に情報を保存しておけます。
ただホワイトボードがわりにするのであれば、もしかしたら12.9インチのiPad Proぐらいの大きさがいいのかもしれないですね。でかい画面は正義です。
端末の管理はペアレンタルコントロール
iPadを子ども用に設定するとき、心配なのが使いすぎです。ゲームやYouTube、SNSなどに興じられても困ります。
iPadのiOSは、最新バージョンでスクリーンタイム機能が追加されました。これを利用すると、iPadをどのように使っているかを把握することができます。またアプリの起動を制限することもできます。
子どもにデジタルデバイスを渡す以上、ペアレンタルコントロールは親の責務であると考えます。iPadであればこの管理が簡単にできます。親の視点ではiOSの管理機能は優れています。
最後に
以上、iPad と Apple Pencilを小学生の家庭学習に利用することについてお伝えしました。
私自身、子どもはデジタルデバイスを活用すべきだと常々考えております。デジタルデバイスを用いて、ウェブやアプリ、Pencilを活用して、立体的に学習に利用していきたいです。
まずは自分の子どもで実験してみたいですね。iPadの導入を極めて前向きに考えています。
(追記)
けっきょく iPad を導入しました。下記の記事をご覧ください。