Appleが本日、iPhone 6/iPhone 6 Plus が最初の3日間で1000万台を販売されたと発表しました。
Apple – Press Info – First Weekend iPhone Sales Top 10 Million, Set New Record
iPhone 6/iPhone 6 Plusの第一次販売国は、米国・オーストラリア・カナダ・フランス・ドイツ・香港・日本・プエルトリコ・シンガポール・英国です。これらの国のみで1000万台販売したとは大きなニュースです。
AppleのCEO、ティム・クック氏は「iPhone 6 と iPhone 6 Plus の売り上げはこの新発売の週末、我々の期待を上回りました。最高に幸せです」と述べました。また、このプレスリリースではiPhone 増産についても触れており、一刻も早く注文を満たすよう頑張りますと述べています。
今回新規で販売されているiPhoneは、iPhone 6/iPhone 6 Plusの2種類です。そのうちiPhone 6 Plusは製造上の問題があり歩留まりが悪く、生産に苦労していると報道されています。このことについては当サイトでもお伝えしました。
iPhone 6/6 Plusの需要を満たすのに奮闘するフォックスコン
当記事執筆時点で、iPhone 6 Plus はAppleのオンラインストアで3〜4週間で納品されると表示されています。
iPhone 5s/5c発売時は最初の3日間で900万台だった
ここで昨年のことを振り返りたいと思います。昨年のiPhone 5s/5c発売時は最初の3日間で900万台でした。
Apple (日本) – Apple Press Info – iPhoneの販売台数が最初の週末で900万台を突破 新記録を達成
ここで気をつけなければならないのは、昨年は中国を含んでいたということです。
Phone 5sとiPhone 5cの第一次販売国は、米国・オーストラリア・カナダ・中国・フランス・ドイツ・香港・日本・プエルトリコ・シンガポール・英国でした。
これは全くの私の予想で、当てずっぽうの全く根拠のない話ですが、もしiPhone 6/iPhone 6 Plusが中国においても先週末発売されていたとしたら、最初の3日間1200万台あるいは1400万台などの販売記録をたたき出したのではないでしょうか。
iPhone 6/iPhone 6 Plusを直に触れて使って感じるのは「売れるな」ということ
本日Appleが「iPhone 6/iPhone 6 Plus が最初の3日間で1000万台販売された」と高らかにプレスリリースでうたっており、新記録を更新したことを誇らしげに述べていますが、この週末よりiPhone 6を妻が、iPhone 6 Plusを私が実際に使い始めてみて、実際に触ってみて率直に感じるのは「これは売れるな」という感想です。
iPhone 6は従来型の正統派iPhoneです。従来のiPhoneらしさをそのままに、画面を大きくしたこのモデルは多くの消費者に受け入れられるでしょう。
iPhone 6 Plus はよりアドバンスなiPhone ユーザ、Android ユーザに受け入れられることでしょう。ズボンのポケットには収まりがいいとは申しませんが、新しいiPhoneの可能性、新しいiPhoneの使い方がiPhone 6 Plusから生まれてくるのは間違いありません。
だから「iPhone 6/iPhone 6 Plus が最初の3日間で1000万台販売された」という発表は、私はそれほど驚きでもなく、ごく自然に受け止めました。