JAPANNEXT社の 27インチ モニター「JN-iB4FL272U-C6-H」をレビュー用にお借りました。
このディスプレイは、解像度は4K(UHD 3840×2160)が最大の特徴。USB-Cに対応しております。
この製品の特徴と、様々なデバイスとの接続性について詳しく見ていきましょう。
Mac
まず最初にノート型Macをディスプレイに接続しました。
今回利用したのは、2022年の MacBook Air M2 (13インチ)です。
なんと言っても USB-C一本で繋がる簡単さ。これにつきます。
USB-Cを経由して、ディスプレイを拡張でき、さらに給電も行われます。これがいい。
利用シーン
- 自宅ではMacBook Airをディスプレイに差しっぱなしにする(使いたい時にさっと27インチディスプレイを楽しめる)
- 外出時にはケーブルを抜いてMacBook Airを単体で使う(充電済)
周辺機器
Bluetoothキーボード、Magic Trackpad、無線マウスとの組み合わせが推奨されます。USB-C端子を占有せず、柔軟な作業環境を実現できます。
Macと接続するのであれば、Bluetoothが一番簡単です。USB-C端子を潰さないで済みます。
画像処理をする際は、マウスの方が細かい動きを操作しやすいかもしれません。やはりBluetoothなマウスが便利です。最近はとても安価です。
一般的な用途として、27インチ モニターを買おうという場合、MacやPCに接続する目的が多いと思います。
JAPANNEXT社の 27インチ モニター「JN-iB4FL272U-C6-H」があれば、4K表示が可能なので、生産性向上に寄与します。
iPad
iPadをディスプレイに繋いでみました。
今回利用したのは、2022年の iPad Pro 13インチです。
Mac同様、USB-Cケーブル一本で簡単にディスプレイに接続することができました。
2025年2月現在、最新のiPadOS のバージョンは18.3です。iPadOSとOSの名称が変更され、よりMacらしくなっております。
iPadOS では、以下の機能が活用できます:
- マウスやTrackpadのサポート
- ステージマネージャ機能:大画面でより使いやすく
近年における最大の改善点はステージマネージャです。Macと同様、iPadでもステージマネージャを楽しむことができるようになりました。
ステージマネージャは、iPad、特に広いiPadで使いやすいですが、ディスプレイを拡張するとさらに使い勝手が向上します。
iPadを生産性向上のツールに使いたい方、デスクトップライライクに使いたい方にとっては、iPadOSのステージマネージャ機能+ 27インチ 4Kディスプレイは有効な手段と言えるでしょう。
またiPadでお気に入りのゲームがある方にとって、大きな画面は魅力です。
外部コントローラを利用して、Apple Arcadeのパックマンをプレイしてみました。
私はXboxコントローラが好きなので、それをiPadに繋いでいるというわけなのです。
大きな画面でプレイするパックマンはど迫力です。最高です。
なお音はディスプレイから出力されます。エンタメ用のディスプレイではないため、そこまで良い音ではありませんが、まぁまぁ楽します。AirPods Pro があるといいかと思います。
あっさりゲームオーバーになりました。画面が大きくてみやすいのですが、私はそこまでゲームが得意ではありません・・・(笑)
iPhone
iPhone をディスプレイに繋いでみました。iPhone は、2024年のiPhone 16を用いました。USB-C端子を備えています。
iPhoneは、ディスプレイに繋いでも基本的には縦長のままです。iPadOSのように外部ディスプレイに臨機応変に対応しません。
iPhone との接続では、一部のアプリで外部ディスプレイを有効活用できます。いくつかご紹介しましょう。
YouTube
iPhone用のYouTubeは最適化されているアプリの代表といえましょう。
標準状態では縦モードのままです。
しかし再生を始めると自動的に横モードになってくれます。
またiPhone側とディスプレイ側では異なる表示をしてくれます。これは非常に使いやすいです。
私はNetflixでも試しましたがこれほど使い勝手が良くはありませんでした。
YouTubeを大きな画面で見れるのは快適ですよ。
Amazon Kindle
Amazon Kindleは、iPhone上でも横モードに対応しております。
iPhoneを横に倒すと、大きな画面で閲覧ができます。
操作はスワイプすることとなりますが、これはこれで悪くありません。
Kindleアプリで書籍情報を外部ディスプレイにて表示し読書することがメインとなりましょうが、それだけではありません。
同時に他のデバイス(MacやiPad)をお使いの場合、外部ディスプレイを広く書籍専用として利用し、メモを他のデバイスで取ることも可能となります。
メール(iPhone標準のメールアプリ)
iPhoneのメールアプリは横モードに対応しています。
iPhoneをぐるっと倒すと横モードになります。外部ディスプレイに接続するときは、横モードがいいです。
ただ字が大きいので、ちょっと間抜けな感じがします。最適化されていません。
メモ (iPhone標準のメモアプリ)
iPhoneのメモアプリも横モードに対応しています。
こちらも同様に字が大きく、最適化されていないという印象を受けます。
そのようなときはコントロールセンターで字を最小化するといいです。
コントロールセンターには、標準状態では字の大小は表示されていないので、自分で追加してやります。
やはりちょっと工夫が必要な印象です。
Nintendo Switch
JAPANNEXT社の 27インチ モニター「JN-iB4FL272U-C6-H」に、Nintendo Switch を接続してみました。
ドック不要、ケーブル一本でつながります。
明らかに、大画面でプレイするゲームは楽しい。この辺りは、Apple Arcadeよりも家庭用コンソール機に一日の長があるといえます。
Galaxy DeX
Samsung の Galaxy スマートフォンの中でも、ハイエンドモデルには「Samsung DeX」という機能が搭載されています。
簡易的なデスクトップを表示させる機能です。
私は古いSamsung Galaxy S20を利用しており、それを繋いでみました。USB-C一本でつながります。簡単でした。
入力に際しては、キーボードやマウスが必要となります。その際、Bluetoothなものがあると良いですが、USBタイプのキーボードやマウスであれば、USBハブを利用すればいいです。
またハブを利用すればUSBメモリや SDカードなども併用できて便利です。
まとめ
JAPANNEXT「JN-iB4FL272U-C6-H」は、多様なデバイスとの高い互換性を持つ4Kディスプレイです。
本記事で検証したように、Mac、iPad、iPhone、Nintendo Switch、Galaxy DeXなど、様々な機器と接続して生産性の向上やエンターテイメントの充実を図ることができます。
USB-C一本での簡単接続と4K解像度により、ホームオフィスや娯楽環境の中心として活躍が期待できる製品ですよ!