2024年9月、Apple が iPhone 16シリーズを発売しました。

iPhone 16シリーズのデビューとともに、それまで販売されていたiPhone 13・iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Max は販売中止となり、iPhone 14シリーズ及び iPhone 15シリーズが12,000円～17,000円値下げされました。

本記事では、値下げされたiPhone 14シリーズ及び iPhone 15シリーズについてお伝えします。

iPhone 14シリーズ・iPhone 15シリーズの最新価格表

以下は、iPhone 14・iPhone 14 Plus・iPhone 15・iPhone 14 Plusについて、2023年9月の値下げ後の価格と今回の値下げ後の価格を基に再計算した値下げ金額と値下がり率をまとめた表です。Apple公式サイトの価格です。

モデル	ストレージ	発表時の価格	2023年9月の値下げ後の価格	今回の値下げ後の価格	値下げ金額	値下がり率
iPhone 14	128GB	119,800円	112,800円	95,800円	17,000円	15.06%
	256GB	134,800円	127,800円	110,800円	17,000円	13.29%
	512GB	164,800円	157,800円	140,800円	17,000円	10.79%
iPhone 14 Plus	128GB	134,800円	124,800円	112,800円	12,000円	9.62%
	256GB	149,800円	139,800円	127,800円	12,000円	8.59%
	512GB	179,800円	169,800円	157,800円	12,000円	7.06%
iPhone 15	128GB	124,800円	–	112,800円	12,000円	9.63%
	256GB	139,800円	–	127,800円	12,000円	8.59%
	512GB	169,800円	–	157,800円	12,000円	7.06%
iPhone 15 Plus	128GB	139,800円	–	124,800円	15,000円	10.73%
	256GB	154,800円	–	139,800円	15,000円	9.68%
	512GB	184,800円	–	169,800円	15,000円	8.09%

iPhone 14では17,000円の値下げ、またiPhone 15 Plusでは15,000円の値下げが行われました。

特に気になるのは、iPhone 14の128GBモデルでしょう。Apple公式価格95,800円と10万円を切る価格設定になっています。

10万円というのは一つの心理的な区切りです。「10万円を切る iPhone が欲しい」という需要に応えるのがiPhone 14の128GBモデルです。

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最新の iPhone 16シリーズと旧機種の違い

Apple が最新の iPhone 16シリーズを発表して、多くの人が気になっていることでしょう。iPhone 16の主な新機能は以下の通りです。

これらの新機能により、iPhone 16はカメラ性能や操作性、処理能力などが前モデルから大きく進化しています。またメモリは非公式情報ながら8GB積んでいることが明らかになっています。

ただ気になる点があります。カメラに関心がない人は果たして iPhone 16 を買うべきなのであろうか？ということです。

またApple Intelligenceの日本語対応は来年2025年であるということもまた気になるポイントです。iPhone 16を買っても、今すぐApple Intelligenceを試すことはできません。

安くなった iPhone 14、15は依然として魅力的な商品だ

現在販売されたばかりの iPhone 16と、旧機種の iPhone 14及び15を目の前にして、私たち消費者が取るべき態度はどのようなものでありましょうか。

基本的にデジタルデバイスは「新しければ新しいほど、また高ければ高いほど、性能が良い」と言えます。

稀に例外がありますが、それはApple Watchエルメスのような、ブランドストーリーを帯びた商品です。これは例外として扱うべきです。

基本的には、新しいものが良く、また高いものが良いのです。この原則はコンシューマからエンタープライズまで変わることはありません。

ですから、少しでも良いものを求める消費者はiPhone 16シリーズを入手するのが良いです。

一方、旧機種の iPhone 14及び15については陳腐化した商品なのかというと、それは全くの誤った理解です。iPhone 14・iPhone 15は依然として優れたデバイスです。

iPhone 16が最も良い選択肢であることは疑いの余地がありません。高速なA18チップ、メモリ8GB、Apple Intellignence対応、カメラコントロール、最新世代のCeramic Shield、最大25WのMagSafeワイヤレス充電、どれも最新機種ならではの機能です。

しかし、iPhone 14・iPhone 15もまた2024年におけるハイエンドスマートフォンです。十分高額な商品であり、高い性能を誇っています。

Antutuベンチマーク (v10)は、127万点から133万点を獲得しており、メモリは6GB積んでいます。6.1インチのOLEDディスプレイを搭載したボディは美しいデザインで、全く古臭くなく、カメラも優れた写真を撮影できます。

多くの消費者が欲しがる商品がiPhone 14・iPhone 15です。

iPhoneについて考える時、このことを正しく理解しておく必要があります。

私見：iPhone 16はApple Intelligenceが日本語対応してから考えても遅くはない

iPhone 14やiPhone 15、またiPhone 16はどれもハイエンドスマートフォンに属すると考えています。

この３機種を比較した場合、iPhone 16でApple Intelligenceが使えない現時点においては、機種間の差はあまり大きくはないというのが私の率直な意見です。

確かにLightningがUSB-Cになったり、画面の切掛けがDynamic Islandになったりしました。これらは顕著な変更点のようです。

しかし、USB-Cが常に善であり、Dynamic Islandが常に善であるとは言えないと私は思います。USB-C・Dynamic Islandには新味は感じますが、それらが最新iPhoneにアップグレードすべき大きな要因になりうるかと言われると、そうでもないなと感じます。

なぜなら、iPhone は、iPhone 14やiPhone 15の時点ですでに完成度が凄まじく高い水準にあったと私は考えているからです。

ただし、Apple Intelligenceにはものすごく大きな可能性を私は感じています。このAIの分野でAppleが大きく発展するのではないかという予感があり、また期待もしているのです。

AppleはApple Intelligenceを2025年中に日本語対応させると約束しています。Appleが裏切ることはないと私は信じています。

私たち日本語話者にとっては、2025年中に日本語対応させるタイミングが気になります。そして、この日本語対応を待ってから、iPhone 16を検討しても決して遅くはないのではないかと私は考えております。

日本語対応までは、この2024年9月に値下げされたiPhone 14やiPhone 15を楽しむというのも決して悪い選択肢ではないと思います。

今後円高が進んで、Apple Intelligenceが日本語対応する頃には、iPhone 16や、あるいは来るべきiPhone 17が値下げされるなどということもあるかもしれませんね。

まとめ

以上、値下げされたiPhone 14シリーズ及び iPhone 15シリーズについてお伝えしました。

iPhone 14シリーズ及び iPhone 15シリーズが12,000円～17,000円値下げされました。大きな値下げ幅であり、大歓迎です。

最新の iPhone 16 シリーズには、最新の技術が投入されております。またiPhone 16シリーズと iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Maxだけが Apple Inteligence に対応します。

一方、iPhone 14シリーズやiPhone 15シリーズもまた優れた性能を発揮するデバイスです。発売から1〜2年経っておりますが、どちらもサクサク動作し、快適な iPhone ライフを楽しめます。いまでも購入を検討するに値する優れた機種です。

このiPhone 14シリーズやiPhone 15シリーズが大きく値下げされたことは、私たち一般消費者にとって喜ばしいことです。お安くなったiPhone 14やiPhone 15をぜひ検討してみて下さい。

▶︎▶︎　95,800円（税込）からになったiPhone 14をApple公式サイトで見てみる

▶︎▶︎　112,800円（税込）からになったiPhone 15をApple公式サイトで見てみる