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【長期レビュー】iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルを6年使って思うこと

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【長期レビュー】iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルを6年使って思うこと

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルの長期レビューです。

私は2017年製のiPad Pro 12.9インチを利用しております。セルラーモデルであり、ストレージは256GBのゴールドカラーモデルです。

この12.9インチ iPad Proは第2世代のもの。発売から6年も経っております。

フォームファクタは一つ前のものです。今ではM2 を搭載した第6世代12.9インチiPad Proがリリースされております。

しかし、最新のiPadOS 16がこの2017年製のiPad Pro 12.9インチをサポートしており、来るべき次期iPadOS 17でもサポートします。驚異的な寿命と言えます。

長い間、この2017年製のiPad Pro 12.9インチを私は使ってきました。仕事や娯楽において高いパフォーマンスを発揮してくれたのです。

この記事では、iPad Pro 2017年モデルの魅力と利点を、私自身の実利用を中心に振り返ります。

iPad Pro の12.9インチは正義だ

まず最初に、2017年製のiPad Pro 12.9インチは優れたディスプレイを備えていることを取り上げたいと思います。2,732 x 2,048ピクセル解像度であり、大変に迫力ある映像を映し出してくれます。

2017年製のは、動画を見るのに最適です。

Apple TV+でも、YouTubeでも、Amazon Primeビデオでも、動画を再生させる機械としては12.9インチiPad Pro はパーフェクトと言えます。

またZOOMアプリも大変よく使いました。コロナ禍で必要なアプリになりましたが、iPad Pro 12.9インチとZOOMは大変相性が良かったです。

私は Smart Coverを使っておりますから、立てかけて利用することができます。

さらに2017年製のiPad Pro 12.9インチは、ProMotionテクノロジーを採用しております。非常に滑らかな動きをしてくれるのです。iPad Proたるゆえんです。

True Toneディスプレイやフルラミネーションディスプレイといった重要な技術によって、Proという名前を冠する製品に仕上がっています。発売から6年経ってもそのように実感しております。

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iPad Pro用のLeather Smart Coverは2枚目を購入した

周辺機器として、iPad Pro用のLeather Smart Coverを購入しました。これが良かったのです。

このApple純正のレザーカバーは、非常に良い質感です。

当初はブラックのカバーを使用していましたが、へたってきたので、途中でブラウンのものを追加購入しました。

▼ 使いすぎて、カバーが傷だらけになった。

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルのゴールドのボディとブラウンのレザーの組み合わせは大変に良かったです。

Appleのレザーの周辺機器は美しく仕上げてあるので、本当におすすめです。

iPad Pro の12.9インチとApple Pencilの組み合わせ

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルは、Apple Pencil (第一世代)に対応します。

Apple Pencilは、感圧センサーを搭載しており、自然な筆圧感知や滑らかなタッチを実現します。

この Apple Pencilは、私よりも家族がよく使っていました。

子どもが小さい時は百ます計算に使ったり、大きくなってからは、算数塾のPDF教材をiPadで解いたりしました。またデザインアプリのCANVAなどにも利用していました。

ただ、私自身はApple Pencil (第一世代)をそこまで活用できなかったのです。Smart Keyboardや音声で文字入力をするのに慣れすぎています。

若い人の方が柔軟にPencilに向き合えるのかもしれません。

ネタにされがちなApple Pencil (第一世代)の充電方式。この時はこれが最大限、Appleができることだったのでしょう。

iPad Pro 2017年のA10X Fusionチップってどうなの?

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルには、64ビットアーキテクチャ搭載A10X Fusionチップと組み込み型M10コプロセッサが搭載されています。

その前年の 2016年9月、Apple A10 Fusionが発表されました。iPhone 7・iPhone 7 Plus に搭載されていたモバイルCPUです。

またApple A10 FusionはiPad の第6世代、第7世代にも搭載されていましたね。

Apple A10 Fusionを搭載したiPhone 7・iPhone 7 Plusは、iOS 15でサポートが終了になっていますが、A10X Fusionを搭載したiPad Pro 12.9インチは、iPad OS16がサポートしております。2023年秋にリリース予定のiPadOS 17もサポートします。

同じA10と名称につきますが、A10Xは、大変にサポート期間が長いといって差し支えないでしょう。

このA10X ですが、私自身は特に性能が足りないと感じることはありません。おそらく iPad Pro で重たい処理をさせていないからでしょう。ややこしいアプリやゲームをやっておらず動画視聴やWebサイト閲覧なので、2023年において、A10Xで特に問題ないと感じています。

iPad Pro でカメラって使う?

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルには12Mピクセルのカメラが搭載されております。

クアッドLED True Toneフラッシュを備えていたり、4Kビデオ撮影(30fps)ができたりします。

しかし、私はこのiPad Pro 12.9インチで写真撮影をした記憶がほとんどありません。あまり有効活用できていないです。

むしろFaceTime HDカメラは、大変よく使いました。特にZOOM会議では役に立ってくれました。

私はiPad Pro 11インチ M1 を持っておりますが、ZOOM会議ではセンターフレーム (Center Stage) を重宝しています。iPad ではカメラよりもFaceTime カメラの方がよほど重要だと感じています。

Smart Keyboardは打ちづらいけど、良かった

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルで字を入力するとき、Smart Keyboardを利用しました。

これはストロークが浅めで、あまり好きではありませんでした。

しかし、これ以上に便利なソリューションが提供されていません。Smart Connectorが大変便利なのです。

なので、Smart Keyboardを使い続けました。2台買いました。

▼商品の箱のデザインが異なることに気がつきました。

2台購入したのは故障したからです。

▼ 1台目は断線してしまいました。少々手荒に扱ってしまったのが原因でしょう。

Appleのジーニアスに持っていったら、Smart Keyboardのこの接合部分のところに線が走っており、それがおそらく断線したので故障したのだろうという見立てでした。

iPad ProにはSmart Keyboardがよくあいます。

Microsoftの Surface Goと対抗する存在が、iPadOSを搭載した iPad + Smart Keyboardなのです。

セルラー機能はほとんど使っていない

私の利用しているiPad Pro 12.9インチ 2017年モデルはセルラーモデルです。

nano SIM を刺せば、モバイルデータ通信ができます。

購入した当初は、モバイルデータ通信をよくしていたのですが、今ではもう使っていません。

povo2.0のSIMを指していましたが、今は iPhoneのテザリング機能を活用しています。

私はどうもセルラー機能を求めてしまうきらいがあります。2010年に発売された初代iPadに始まり、このiPad Pro 12.9インチも、今使っているM1 iPad Pro 11インチもセルラーモデルです。

セルラーモデルは、大変便利なのは事実。どこでも通信できます。GPSもついています。

ただ私自身は活かしきれませんでした。iPhoneのテザリング機能が優秀すぎるのです。

Androidユーザが iPadを購入する際はセルラーモデルを選ぶのがいいと思いますが、iPhone ユーザはiPadのWi-Fiモデルで十分な気がします。

Wi-Fiモデルにすると1万円ほどお安いです。その分ストレージに予算を回すべきです。

バッテリーは結構へたってきた感じがある

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルは、長時間のバッテリー寿命が魅力の一つです。一度の充電で最大10時間の使用が可能です。

外出先や長時間の作業においても安心して利用することができます。

使用を開始して6年も経つと、だいぶバッテリーがへたっているように感じられます。

先日Appleのチャットで、このiPad Proのバッテリー性能を遠隔で調べてもらったところ、工場出荷時の85%だとわかりました。

さっさと80%を切ってくれたら、修理交換してもらうのにと感じています。

ディスプレイもへたってきた

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルは大変美しいのですが、経年劣化してきた部分があります。

▼ 下の写真で、Wi-Fiの扇型アイコンのところで、ディスプレイに変色があるのがお分かりでしょうか。

▼ 外周部分の色むらが認められます。

どうもわずかに光漏れしているようなのです。

実使用においては特に問題がありませんが、気になると言えば気になります。

私は壁紙をダークなものに変更することでこの光漏れに対応します。暗い壁紙だと光漏れを感じることができなくなります。

買った周辺機器

iPad Pro 12.9インチ 2017年モデルのための購入した周辺機器は下記の通り。

  • 初代Apple Pencil
  • 12.9インチiPad Pro用 Leather Smart Cover ブラウン
  • 12.9インチiPad Pro用 Leather Smart Cover ブラック
  • 12.9インチiPad Pro用 Smart Keyboard
  • 12.9インチiPad Pro用 Smart Keyboard

また、初代Apple Pencilを収納するペンケースもアリエクで買いました。

結論:iPad Proは長期間の使用に耐えうる

以上、6年間使ったiPad Pro 12.9インチ、2017年モデルを振り返ってみました。

iPad Pro 12.9インチ、2017年モデルは、驚異的な性能と使いやすさを兼ね備えた優れたタブレットとして6年前に発売されました。

発売されてからだいぶ時間が経過したのですが、動画性能についてはいまだに通用しますし、最新のiPadOSも対応します。

私はこのモデルを購入して、仕事や娯楽において高い生産性を発揮してくれて、大変感謝しています。

iPad Pro 12.9インチ、2017年モデルは、ステージマネジャーや外部ディスプレイ機能を有しておらず、古いiPadになってしまいました。その点ではM2やM1のiPad Proに負けてしまいます。Magic Keyboardにも対応していません。

しかしそれでも6年以上の使用に耐える信頼性がiPad Pro 12.9インチ、2017年モデルにはありました。

もし iPad Pro の購入を検討している方がいらっしゃったら、是非とも12.9インチのiPad Pro を真っ先にご検討ください。こいつは長く使えますよ。

M2 を搭載した 12.9インチ iPad Pro は確かに高いです。しかしiPad Pro は長期間の使用に耐えられます。長持ちするのです。

iPhoneとは異なり、iPadはそれほど買い替えを必要とする物ではありません。

M2 を搭載した 12.9インチ iPad Proは末長く楽しめるデバイスになります。Appleが「Pro」という名前を付けていることを信頼していいです。

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2023年6月28日
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