Siriは、Appleのパーソナルアシスタントです。iPhoneやiPad, iPod touch、Apple Watchで使え、ユーザのやりたいことを手助けしてくれます。
Appleの新しいiPhone「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」では、電源につないでいない状態でも「Hey Siri」と呼びかけることで、Siriを起動できるようになりました。これは、Apple M9 コプロセッサで実現しています。
だから、iPhone 6sとiPhone 6s Plusがあれば、外出中でもSiriを楽しむことができます。
なかには Siri を活用していないひともいらっしゃるようです。
「いったいなにを教えてくれるのかよくわからない・・・」
「アイコンをポチポチ指で操作したほうが速い・・・」
そんな感想を頂いている方はぜひつぎの一言を覚えて、Siriに話しかけて見てください。
「何ができるの?」
Siriの使うためには、このたった一言「何ができるの?」だけをマスターすればいいです。とても簡単でしょう?
このことばは、いわばヘルプコマンドです。Siriで何ができるかを文字通り教えてくれます。
Siriでできることが一覧ででてきます。
Siriでなにができるをいちはやく確認するには、まずこちらを見てみるとよいです。想像以上にSiriにはたくさんできることがわかるでしょう。多くのポテンシャルを感じることと思います。
Siriに話しかける
またSiriには、次のように話しかけることができます。これはSiriの入力状態で、画面をうえにスワイプするとでてきます。
Siriに話しかける例は次のとおりです。
- 太郎君にすぐ行きますと伝えて
- パリの日の出は何時?
- 次に曲がる場所はどこ?
- ニューヨークで撮影したビデオを探して
- 6時30分のアラームをオフにして
- 正午に愛ちゃんと待ち合わせ
- 画面をもっと明るくして
- エイブラハム・リンカーンの生年月日は?
- タイマーを一時停止
- バイリンガルニュースの新しいPodcastをダウンロード
- ジャイアンツの昨日の結果は?
- 自撮りした写真を見せて
- 鈴木太郎が私の父です
- U2の一番人気の曲を再生して
- 10分タイマーをセット
- ジャイアンツの昨日の結果は?
- 機内モードをオンにして
- 一郎君に電話
これらの話しかける例を頭に入れておくと、Siriの操作がより確実になり、期待した結果が返ってくる精度が高まります。
Siriはどんどん進化している
Siriは2011年に iPhone 4s とともに登場しました。はじめのころは英語しか受け付けないなど、なかなかユーザに受け入れられない部分がありました。
かつてSiriを試して、「なんだこれ。ぜんぜん使えないじゃないか」と感じて使うのを止めてしまったユーザさんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかにSiri はいまだ発展途上です。ドラえもんや鉄腕アトム、HAL9000のように完全に期待した結果を返してくれるわけではありません。
しかし、Siri はどんどん賢くなっています。iOS 9から Siri をパーソナライズすることで認識精度と応答速度が高まりました。
私自身が試した範囲でも、かなり音声認識が向上していると感じています。音声も女声Kyokoさん、男声Otoyaさんがかなり自然にしゃべってくれますのには驚かされます。
また、iPhone 6sとiPhone 6s Plusがあれば電源につながっていなくとも Hey Siriと呼びかけるだけでどこででもSiriが使えます。
ぜひとも「何ができるの?」とiPhoneに向かってしゃべって、Siriができることに親しんでみてください。かならずや新しい発見があることでしょう。ますますiPhoneが便利になりますよ!
なお iPhone 6s の魅力を、音声ポッドキャスト形式で配信しております。ガジェット好き2名によるトーク番組です。今回ご紹介したSiri についても言及しています。このポッドキャストは無料でダウンロードできますので、ぜひ聞いてみてください。
番組「ミリオン・ドッツ」のリンクは下記です。
Episode 53「iPhone 6sを徹底レビュー!新型iPhoneの魅力を大解剖」