日本マイクロソフトとインプレスが、書籍「できるシリーズ」OneNote形式で電子書籍化した「OneNoteブックサービス」を提供するそうです。
マイクロソフトのノートアプリ「OneNote」が超便利なアプリであることは当サイトでもこれまでにお伝えしてきました。そのノートアプリのなかで解説書が読める。これはかなり面白い試みです!「OneNoteブックサービス」は11月1日より提供開始されます。下記の5冊が無償でダウンロードできるそうです。
「できるポケット Excel関数全事典」
「できるポケット OneNote 2013 基本マスターブック」
「できる PowerPoint 2013 Windows 8/7対応」
「できる Word & Excel 2013 困った&便利技パーフェクトブック」
「できる Office 365 サービス Office Premium & Office 365 Solo対応」
これはなかなか美味しいじゃないか・・・と思っていたら、落とし穴がありました。この「OneNoteブックサービス」はWindows版Officeを利用する必要がある点です。ダウンロードファイルはOneNoteの.onepkg形式であり、OneDriveにあげることで他のOneNoteがインストールされたデバイスで利用できるとのこと。
うーん。これ直接OneDriveにマイクロソフト側が放り込むことができなかったのかなあという気がします。
いまモバイルファーストとさかんに呼ばれます。デスクトップよりもモバイル、iPhoneやAndroid, Windows Phone のOneNoteが主体となって、このような面白いサービスを展開したほうが私は良いように思います。
またMac版OneNoteはローカルのOneDriveファイルを扱うことができませんから、OneNoteブックサービスを直接は利用できません。
ただWindowsを中心に使っている人にとってはメリットがあります。「OneNoteを使って電子書籍を読めるようにするというのは、世界でも初の取り組み」とのこと。こういう日本独自の試みは好感が持てます。
OneNoteは非常に良くできたアプリなので、私自身も是非試してみたいと思います。