iOS用パスワード管理アプリ「1Password 」が、今月2014年9月、1Password 5として新しく生まれ変わりました。
1Password 5はフリーミアムモデルを採用し、すべてのiPhone/iPadユーザが無料でダウンロードできます。
これまで1000円と比較的高価だったアプリが無料になったということで、iPhone/iPadユーザの間で話題になっています。
この「1Password 」を作っているソフトウェア会社アジャイルビッツは、できるだけ多くの人使ってもらえるようにフリーミアムモデルを採用したと述べています。素晴らしいと思います。
目次
1Password 5が無料でできること
1Password 5は無料の範囲で次のことができます。
- ログイン、クレジットカード、個人情報、機密ノートを作成・編集・閲覧すること
- iCloudやDropbox, Wi-Fiの同期すること
- Safriエクステンションの「1 Browser」やその他のサポートされるアプリで、項目を生めること
- Touch IDを用いて1Passwordを解除すること
1Password 5のPro機能(有料)でできること
1Password 5には、無料で使える機能に加えて、Pro機能が用意されています。
このPro機能とは以下の通りです。
- ワイヤレスルータやソフトウェアライセンスなどの、その他のカテゴリを作成・編集・閲覧すること
- フォルダやタグを用いて項目を整理すること
- 複数のヴォールトを作成したりアクセスしたりすること
- 添付を見ること
- カスタムフィールドを作成すること
1Password 5の「Proの機能」
1Password 5のPro機能がカバーする範囲は1Password にはMac版も存在します。1Password for Macを多用されるかたにとっては、Pro機能は親しんでいるものばかりだと思います。
さて1Passwordは、バージョン4 までは有償のアプリでした。だいたい1000円ぐらいしました。私も有料のものを購入して、とても便利に使っていました。
1Password の既存ユーザは、1Password 5の「Pro機能」が無料で使える
1Password 5になり、Pro機能が追加されていますが、なんとバージョン4の有料既存ユーザは、Pro機能を無償で使えます。これは実にありがたい!ユーザやっててよかった!
1Password 5に既存のユーザがバージョンアップしたさい、Pro機能は自動的に制限解除されます。
しかし、もし制限解除されないばあいバグにあっているかもしれません。iTunesからアプリを転送したユーザが影響を受けています。
1Password の既存ユーザが、1Password 5のPro機能の制限解除ができないときの対処方法
解決方法は、いったんこのアプリ1Password 5を削除します。
※もしすでに1Passwordを使用中でしたら、データのバックアップを行うことをわすれないでください。再インストール後に、データを復旧できます。
(参考)
Pro Features not unlocked after upgrading – 1Password for iOS Knowledgebase – version 4
そののち、デバイスから直接アプリをインストールします。iTunesは使いません。
さいど設定してやります。
すると購入済みになっています!
私自身上記の方でバグを回避することができました。
1Password 5は、非常に有用なユーティリティアプリです。1Password 5の無償機能も、Pro機能も両方使い倒してやりましょう!