東京ディズニーランドで新しく始まったナイトエンターテイメントショー「ワンス・アポン・ア・タイム」。
今年2014年5月29日から始まったばかりだというのに、ゲストが連日押しよせる大人気のショーです。
今回、私はニコンのD3300を携えて、「ワンス・アポン・ア・タイム」の撮影にいってきました。
「ワンス・アポン・ア・タイム」が始まる直前のシンデレラ城
美しい光がシンデレラ城に灯ります。
今回私はレンズはレンズキットとして添付されてきたAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II – 概要 | レンズ | ニコンイメージングを用いました。DXなので、35mm換算で27-82.5mmです。
今回は広角27mm相当で撮影しました。ISO6400まで上がるように設定して、絞りは開放です。
D3300の優れたポイントのひとつはExpeed 4を搭載しているところです。高感度に強くなりました。今回掲載した写真はEXIFをつけておりますので、気になる方はご確認いただいてもよいかと思います。
なおシャッター速度は1/30よりも遅くならないようにしました。今回掲載したものの中では1/10のものもありますが、ギリつかえるという感じです。
特筆すべきは、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIの手ぶれ補正です。これに救われています。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIは見た目はショボイし、プラスチッキーだし、「所詮キットレンズでしょ?」と思っていました。
しかし、このレンズ、すごくよく映るんですよ!! 軽くて、小さくて、写りがよい。しかも、ボディと一緒に買えばお安い。
こんなにいいこと尽くめはないと思うんです。重たいレンズは遊園地にはしんどいんですよ。
こちらは等倍にて切り出した画像です。シャッター速度1/20とかなり厳しい条件ですが、秒針もはっきり写っています。VRに助けられましたね。
驚くべきことは、このD3300はかなり露出をうまくコントロールしてくれるということです。今回の撮影ではどの写真も夜のショーの雰囲気をとらえることに成功しました。
使ってみてわかるのは、D3300 も、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II の改良点。地味にニコンの技術者の方々の意気込みが感じられるのです。私はそこが気に入りました。
さて、こちらは「ワンス・アポン・ア・タイム」のフィナーレです。野獣とガストンが死闘を繰り広げるシーンです。
ここからは遠慮なくガシガシシャッターを切ります。
ナイフにさされた野獣をまえに、ベルがいいます。
「お願い、死なないで。私を置いていかないで。愛してるわ」
すると奇跡が起きて、野獣は王子様へと変わりました。
「ワンス・アポン・ア・タイム」には「アナと雪の女王」のキャラクターエルサとオラフがちょっとだけ出てきます。
このシーンは絶対に撮りたい!!
そしてショーはクライマックスへ。
物語はいつもおなじ。「そして二人はいつまでも幸せに暮らしました」とさ。
D3300があれば「ワンス・アポン・ア・タイム」を簡単に撮影することができます。
設定はほとんどがカメラ任せ。
私がしたのは、「ISO感度自動制御」をオンにし、ISO感度の上限を6400にしたこと。シャッタースピードの下限を1/10秒にセットしたこと。絞りは開放にして、あとはで1/30を下回らない程度でシャッターを切る。それ以外はD3300の優れたオートモードに任せて撮影すればOKです。
D3300とキットレンズAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIは遊園地にもってこいの最新型カメラです。