ヨドバシ.comでニコンのデジタル一眼レフカメラ「D3200」が27,200円販売されています。
http://www.yodobashi.com/ニコン-Nikon-D3200-ボディ-ブラック/pd/100000001001513741/
ニコンのデジタル一眼レフカメラがこのような低価格で売られているのはいいですね!
私だったらD3200に「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」をあわせたいです。このレンズはD3200で52.5mm相当の撮影が可能になります。¥23,700 だから合計金額は50,900円です。
もっとお安いのならば「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」があります。¥18,630ですから合計45,830円です。D3200で75mm相当の撮影が可能になりますからポートレートにもってこいです。安価にデジイチを始めることができます。
D3200の魅力は軽さ!
私がD3200のいいと思うところはその軽さです。本体のみの質量ですが、D3200は455gです。いっぽう私の使用しているニコンD7000は690g(本体のみ)です。235gも違います。
ちなみに先に挙げた2つの単焦点レンズの重さは次の通りです。
・AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 200g
・AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G 185g
だいたいレンズ一個分ですから、重量の感覚がわかると思います。
私は2012年になんとなく中級機がいいかなとおもってD7000を買いましたけど、べつにエントリー機よりよい写真が撮れているわけではありません。差額でなにか別のもの(Nikon スピードライト SB-700など)を買った方がよかったと思っています。そのほうがよほど撮れるシーンの幅が広がったかもしれないです。
振り返ると、デジイチを選ぶとき、ピクセル数とかISOとかは、少なくとも素人写真家の私に取っては無意味だったと思います。高価なカメラが優れた写真を撮れるというわけではないと考えています。
ビル・カニンガムのようにカメラを軽々と持ち運びたい!
私がカメラの重さに特に着目するのは、昨年5月、ドキュメンタリー映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』を観て、感銘を受けたからです。
→写真家のドキュメンタリー映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』はスナップシューター必見
フォトグラファー、ビル・カニンガムは84歳のプロの写真家です。この人が映画の中で使っているカメラは銀塩カメラ、ニコンFM2です。けっして高価なカメラではないです。
ビルはFM2を首にかけて、ニューヨークの町を自転車に乗って軽やかに移動します。その軽やかさがいまだに目に焼き付いています。
ビルは84歳になったいまだにがんばって仕事をしています。ニューヨークタイムズのサイト「On the Street」をご覧ください。楽しいですよ!
コンパクトデジタルカメラよりもミラーレスよりも、D3200がいいと思う
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』をお手本と考えている私は、ストリートの写真を撮るならば楽に持ち出せて、楽に構えられる軽いカメラがいいと思います。ビルのように、カメラを首にかけてさっと持ってさっと撮影したい!と思っています。
だから軽量なカメラを選ぶならば、ニコンのD3200がいいと考えます。コンパクトデジタルカメラだったらRICOH GR(本体215g)がよいと考えておりますが、D3200+単焦点よりもちょっとお高いのです。(GRが6万円ぐらい)
ポケットに入らなくては駄目だ!というのであればコンパクトデジタルカメラですが、首から下げるスタイルがOKならばD3200がよい選択です。45,830円〜50,900円で買えるコンデジはたくさんありますが、D3200に匹敵するものはないと思います。
D7000を購入して一年以上経ちましたが、「よく持ち出すカメラこそベストのカメラ」だという思いがますます強くなってきました。その意味でデジイチなら軽量なD3200がいいと思います。(新発売のD3300はまだお高いですから!)またたったの27,200円でデジイチが買えるのですから、ミラーレスよりもいいんじゃないかなーと思います。