いつも面白いネタを掲載しているブログ「男子ハック」の野村さんが新しいガジェットの購入について、興味深いツイートをしていました。
新しいガジェットを使って女の子とお近づきになるというのは基本と水商売してた時に言われました。｜ RICOH THETA × 東京モーターショー。勘のいい貴方ならどういうことかお分かりでしょう。 | タムカイズム http://t.co/ymf33Vb969
— 野村純平(男子ハック) (@JUNP_N) 2013, 11月 30
なので携帯は毎年買い換えるのは当たり前。
— 野村純平(男子ハック) (@JUNP_N) 2013, 11月 30
そ、そうかー！ 新しい携帯電話を購入して、女子と盛り上がるのかー！ 買い替えでネタを作るのかー！
私にはこういう発想はありませんでした。これまで私は周りの女性と携帯電話やiPhoneの話をしたことはなかったからなのですけれど、よーく考えてみれば、そもそも私の周りに女性がいなかったという身もふたもない厳然たる事実を思い起こさせられ、ちょっと辛くなってきたのでした。私ももうすこし早く気がついていれば・・・
思い返せば iPhone 3G・・・
2008年7月、私はiPhone 3Gを入手すべく、ソフトバンクモバイル表参道店に15時間並んでいましたが、よく考えてみると回りには男性ばかり。女性が一人いたのですが、白人の外国人の方でした（他言語対応してるからでしょう）。iPhone 3Gを使っていた女性は、私はほとんど知りません。例外は漫画家の野間美由紀先生ぐらいです。Mac好きの女性ですら多くはiPhone 3Gを黙殺しました。
野間美由紀先生による2008年7月11日、iPhone 3G発売日当日のエントリはこちら
平和な様子がうかがえます。
2008年当時、iPhone 3Gを欲しいというひとで一緒に女子と盛り上がりたいと考えていた男性はあまりいなかったような気がします。iPhone 3Gは、基本的には熱心なMac好きな男性、デジタルデバイスが好きな男性が求めるものという感じでした。iPhone 3Gの活用テクをブログやwikiにまとめるのはたいていが男性でした。ま、部活みたいなノリで私はそういうのは好きでしたけどね！
2013年はiPhone ブームが最高潮に！
ところが2013年、電車やバスに乗っている女性が使っている携帯電話は多くの場合 iPhone です。ガラケーやAndroidを使ってらっしゃるのも見受けられますが、たいていはホワイトのiPhoneをみるケースが多いように思います。
報道によると、日本国内販売されているスマホのうち実に76％がiPhoneだとのことです。
「10月に日本で販売されたスマートフォンのうち、「ｉＰｈｏｎｅ」（アイフォーン）が76％を占めた。調査会社カンター・ワールドパネル・コムテックが明らかにした。国内通信最大手のＮＴＴドコモは9月からアイフォーンの販売を開始、大手3社すべてが取り扱うようになった。」
米国株（29日）：引け際に上げを消す－感謝祭翌日の短縮取引 – Bloomberg
なるほど、街でiPhoneを多く見かけるわけです。今振り返るとiPhoneにはブレイクスルーが過去2回あったと理解しています。
2008年7月〜最初期：iPhone 3G/3GS ガジェット好きがとびついた
2010年6月〜ゲームチェンジャー期：iPhone 4/4s 革新的なレティナディスプレイ ブレイクスルー！
2012年9月〜成熟期：iPhone 5/5s 薄くてかっこいい4inch iPhone ブレイクスルー！
もし仮にこの5年間、iPhoneがマック好きな男性、デジタルデバイスが好きな男性だけが求めるアイテムであり続けたとしたら、iPhone の盛り上がりはここまで大きくならなかったでしょう。
野村さんがおっしゃるように「新しいガジェットを使って女の子とお近づきにな」れるデバイスとしての座をiPhoneがいま獲得しているのはすごいことだと思います。なぜならあまたリリースされる新しいガジェットで、女性の心をとらえるものはほんのわずかだからです。
新しいデバイスを購入して女子と話をする。新しいiPhone 5sや5cをゲットして女性と仲良くなる。そういう共通の話題を提供できるiPhoneには明るい希望を感じますね！
親愛なる若きオーケーマック読者諸兄諸氏に謹んで申し上げます。この冬、新しいiPhoneを購入して女性と大いに盛り上がるのです。若き皆様にはきっとたのしい未来が待っています。
