「えへへへ。」

「ぼくのリコーGR!」

「これで撮る写真は楽しいなぁ。マイセッティングを設定して。ええと、ええと」

「あら、ダッフィー。どうしたの? やけにうれしそうね」

「ミニー! 実はね、先日リコー GRを購入したんだ!」

「まぁ、ダッフィーったら。素敵なカメラじゃないの!リコーの新しいコンパクトカメラね!」

「そうなんだ! 先日ディズニーリゾート30周年を記念して、大入り袋をもらったから、もらったその足でアキバのヨドバシカメラにいってゲットしてきたんだよ!」

「それはうらやましいわね! 画角的に、あなたのキヤノンEOS 5D Mark IIIと EF70-200mm F2.8L IS II USM
のサブにぴったりね!」

「ああ、あれ。」

「中野のフジヤカメラで売った」

「ダッフィーったら! あなた、あんなに気に入ってたのに。「このカメラがあれば何もいらない。このカメラは5年は使える。ハピネス・イズ・ヒアはこれで撮るのが一番」って豪語していたじゃない!」

「アハハハ。そんなこといってたっけ」

「やあ、ミニー! やあ、ダッフィー! 元気かな? ハハッ」
「ミッキー!」

「ミッキー、あのね。この前、リコーGRを買ったんだよ」

「素晴らしいカメラだね、ダッフィー。リコーのGRはついにAPS-Cサイズセンサー搭載したんだよね。ウェブサイトでMTF曲線をみたけど、レンズもよくなってるみたいだし。9枚羽根の虹彩絞りで、ボケも綺麗。リコー初代GR1から17年が経過して、全く同じサイズでGRデジタルをリニューアルしてきたんだね。ぜひこのカメラでは素敵な写真をたくさん撮ってよね!」

「ありがとう、ミッキー! ぼくがんばるよ。」

「ダッフィー、実は僕も高画質でコンパクトなカメラが欲しいと思ったんだ。」

「だからGRが気になったんだけど、ニコンCoolpix Aもいいなぁ、そしてシグマのDP Merrill
シリーズもいいなぁ、富士フイルムX100S
もいいなぁと、どうしようか迷っていたんだ。」」

「で結局ソニーのRX-1にしたんだけどね。ダッフィー、GRを触らせてくれる?」

「ほうほう、これは、なかなか、ユーザインターフェイスがサクサクで気持ちいいじゃないか! 前に使っていたのはGR DIGITAL IVだけど、ずいぶん変更されているものだなあ! ISOを変更するのもメチャ簡単だね!AvとかTvとかの表記がちょっと慣れないけどね」

「ねぇ、ミッキーとミニー。ぼくの撮影した写真をみてよ。ちょっとした自信作なんだ」

「これだよ」

「ダッフィー! これはすごい写真じゃないか! 迫力あるなぁ。どこで撮ったの?」

「えへへ、内緒・・・」

「あら、ダッフィー。ミッキーをだましてはだめよ。これは沢田教一「爆撃からの逃走」じゃないの」

「ええっ、そうだったのかい、ダッフィー?」
「あははは。ジョークだよ、ミッキー。ぼくは沢田教一をリスペクトしているから・・・。じつはね、こういうモノクロ写真で迫力のあるものをこのGRで撮りたいんだ!」

「ぼくは森山大道に憧れているんだよ。棟方志功
は「わだばゴッホになる」といったよね。ぼくは森山大道になりたいんだ!!」

「GRにはハイコントラスト白黒モードがついている。これがなかなか迫力があるんだ。超高感度フィルムを使用した、増感現像したような印象の写真が撮影できるんだよ。」

「そうだね、ダッフィー。やっぱりね、GRは新開発のレンズを搭載しているし、ローパスフィルターレスの抜けのよさがある。これのおかげで、素晴らしい写真が撮れるに違いないよ!」

「そうなんだよ。この最新テクノロジーをふんだんに盛り込まれたカメラで傑作を撮るんだよ!これから新宿に繰り出すよ!」

「あら、ミッキーにダッフィー。二人とも最新機種好きの、機材オタクみたいね。」

「でもね、写真はカメラが撮るのではないのよ。私たち自身が撮るものなの。だから、いくら高価なカメラを使ったからといって、いくらセンサーサイズが大きなカメラで撮ったからといって、それが即、優れた写真が撮れるということを意味するわけではないのよ。いい写真を撮りたければ、機材のことを忘れて、まずは技術を勉強しないとだめよ」

「ミニー・・・」

「ミッキー、たくさんレンズを買うのもいいけれど、おんなじ焦点距離のレンズばかり揃えるのはどうかしら? お給料がはいるたんびにレモン社にいってオールドレンズを買いあさってはだめよ。それよりもこの前撮ったパレードの写真のRAW現像をしたらどうなの? 」

「そうだね。ミニーの言う通りだね。ぼくもことしデジカメを何台買ったんだろう。だいたい週に1台ボディやレンズを買っているから。。。反省しなくちゃな」

「ねぇ。ミニーは、カメラは何を使っているの?」

「うふふふ。私はPENTAX 645Dよ」

「おなじペンタックスリコーユーザじゃないか!」

「そうよ。同じペンリコね。645Dの描写力は抜群だわ。私、こう見えても高校生のときは写真部だったの。でもね、普段はニコンD3200 + 35mm f/1.8G
を使っているの。軽いカメラがいいなぁと思ってね。ボディだけでも645Dは1400gであるのに対して、D3200は455gだから、私にはこっちの方が向いているわ。いざという時は645Dを持ち出すのよ」

「やっぱり軽量なカメラはいいなぁ。ぼくもD4をちょっと軽量なものに買い替えたくなってきたなぁ。やっぱりオリンパスのOM-D EM-5
かなぁ。。。」

「ん、もう! ミッキーったら・・・。はっ、そうだわ!!3人でチームを組まない?!」

「ええっ!?」
「ねぇ、みんな!一緒にペンタックスリコー とっておきPhotoで採用を目指しましょう」

「ミニー!」
「ダッフィー!ミッキー!」

「ようし、プリンス・チャーミングにGXR A12 50mm と A12 28mm
を貸してもらおう!ぼくも傑作をとるよ。ダッフィー。そういえばきみがGRをゲットしたというから、ピッタリのケースを持ってきたよ!」

「わぁ、素敵なコンデジケースだなぁ!」

「うん、GRがぴったり収まるよ。」

「まるであつらえたみたいだ!」

「ぜひこれをつかってよ!スプリングヴォヤッジ仕様なんだ。春の旅って意味なんだよ!」

「わぁ、まるで寅さんのカバンみたいで、素敵だねぇ。なんだかカメラと荷物をすべてこれに詰め込んで旅に出たくなるよね。これから歌舞伎町に撮影に行ってくるよ。さくら、博、素敵なカバン、ありがとよ。達者でな!」

「ダッフィー・・・。傑作を撮ってきてね!」

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