私のiCloud ドキュメントが急に姿を消してしまいました・・・。えー!!
私は自分の健康管理の目的のため、毎朝体重を計り、表計算アプリNumbers に記録しています。NumbersはiCloud ドキュメントとして、iCloud に同期させています。
先日のことです。朝起きて、いつものように体重を計り、いつものように測定結果を記録しようとすると、iPad mini に該当のNumbersファイルが見当たりません。
「おかしいな?」
と思って、よく探してみたのですが、やはりありません。
じつは紛失したのは、初めてのことではなく、今回で2回目です。
前回紛失したのも体重を記録した表計算ファイルでした。
このせいで、私は一つのファイルに記録するのをやめて、年ごとにファイルを分けることにしました。
さて今回ファイルを紛失した理由についてはわかりません。自分の操作ミスだとは思うのですが、もうすこし突っ込んだ理由としては、Mac からも iOS デバイスからも頻繁にアクセスして、何らかのタイミングで上書き保存がうまく行かなかったからではないか、という印象を持っています。
今回消えてしまったのは、とてもまれなケースかとは思います。ただおなじような現象に遭遇したユーザもいらっしゃいます。
iCloudからnumbersの書類が消えた。操作ミスで消えたのなら仕方ないけど、勝手に消えたという疑念が払拭されず。過信は禁物か。 ~/Library/Mobile Documents/ からTimeMachineで一番最近のファイルを復元して被害は最小限に。 #obt
— したらともたかさん (@tomotaka830) 2012年12月11日
Cloud データというのは便利な反面、したらさんもおっしゃっているように過信は禁物なのだと私も思います。
最終的にその消えてしまった表計算ファイルは、TimeMachine から復旧し、ことなきを得ました。TimeMachineという仕組みはかなり有効ですね!
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さて私の旧ブログでたいへん読まれている記事があります。
外付HDDのデータを飛ばしてしまった!→データレスキュー3で全データを復元 ^^ おかゆ MacBook
データを失ってから、復旧までの顛末を書いたエントリーです。ここではデータレスキューを用いて外付HDDのデータを復元させました。
データレスキューはかなりよくできたソフトウェアですので、万が一このような場面に遭遇したら試用版などを使ってみるのは有効だと思います
しかしなにより大事なことは、普段から TimeMachine を走らせておくということです。
TimeMachineは、Mac OS の標準機能です。追加のお金はかかりません。
どの家庭にも余っている外付HDDがたいていあるでしょうから、それをつけておけばいいです。
さらに、SSDを搭載したMacBook Air および MacBook Pro with Retina にはPower Napという機能が搭載されています。
Power Napにはいくつかの機能がありますが、その一つとして、Macがスリープ状態になっているあいだに、Time Machineを使ったTime Capsuleへのバックアップを行ってくれる優れたという機能があります。
ユーザの作業を妨げずにTime Capsuleにバックアップしてくれる非常に有効な仕組みです。
さらにTimeMachineも過信せず、データ自体を手動なり専用ソフトをつかうなりして、別のHDDなどにコピーしておくことも必須でしょうね。
著しい情報化の進展にともない、私たちのデータはよりいっそう資産としての価値を帯びるようになっています。大切なお金を銀行に預けたり、金庫にしまっておくように、私たちの大切なデータは、二重、三重、四重のバックアップをユーザ自ら考え、定期的に実行すべきであると思います。^^