アメリカの調査会社ガートナーによると、世界のタブレット型端末の出荷台数が2015年に初めてパソコンを上回ると予測されているとのことです。
今年2014年においては、PCの出荷台数が2億7600万台であるのにたいして、タブレットは2億5600万台であるとのこと。まだPCのほうが多いです。
こちらが来年2015年にはタブレットは3億2000万台に達する見込みであるのに対して、PCは2億6100万台に留まる見込みだとのこと。ガートナーはPCの「減少傾向は変わらない」としています。
興味深いのはOSのシェアです。従来通りAndroidのシェアは圧倒的です。2015年においてはiOSやWindowsが微増であるのにたいして、Androidが5ポイントも伸ばしているという点です。
OS | 2013 | 2014 | 2015 |
Android | 898,944 | 1,168,282 | 1,370,893 |
Windows | 326,060 | 333,419 | 373,694 |
iOS/Mac OS | 236,200 | 271,115 | 301,349 |
Others | 873,195 | 660,112 | 545,817 |
Total | 2,334,400 | 2,432,927 | 2,591,753 |
ガートナーの資料より引用
OS | 2013 | 2014 | 2015 |
Android |
39% |
48% |
53% |
Windows |
14% |
14% |
14% |
iOS/Mac OS |
10% |
11% |
12% |
Others |
37% |
27% |
21% |
Total |
100% |
100% |
100% |
ガートナーのリサーチディレクターAnnette Zimmermannさんは次のように述べています。
「Apple の新しい iPhone 6 の発表が大きな画面を求めるユーザの累積需要を喚起することを我々は期待する。」
“We expect the announcement of the new Apple iPhone 6 will attract pent-up demand for users who want a larger screen” (Gartner Says Worldwide Traditional PC, Tablet, Ultramobile and Mobile Phone Shipments to Grow 4.2 Percent in 2014)
私も是非新しいiPhone 6が5インチ級の画面を備えることを切望します!
(上記写真は朝日新聞(2014年7月9日朝刊)より引用)