【2016年10月11日更新】
本記事ではボーズの最新機種を紹介します。こちらの記事を読めば、ボーズ製品のラインナップが簡単にわかるとともに、人気機種・オススメ機種をまとめています。ボーズ製品を購入したいと考えている方は、ぜひご一読ください。
目次
ボーズの消費者向け製品ラインナップは3つのカテゴリーに分かれる
ボーズの消費者向け製品はたくさんの種類があります。そのため一見わかりづらいのですが、これらの製品は大きく3つのカテゴリーに分けることができます。
- インイヤーヘッドホン (特徴:整理されたイヤホン群)
- ウェーブミュージックシステム (特徴:ボーズの定番製品)
- ワイアレスシステム (特徴:ボーズの新製品カテゴリー)
この3つのカテゴリーに着目するとよりわかりやすく、ボーズ製品を理解することができます。
ボーズの「インイヤーヘッドホン」が新しく整理された
まず最初のカテゴリー「インイヤーヘッドホン」をご紹介します。
ボーズの消費者向けプロダクトの中でインイヤーヘッドホンに区分される商品は、大きく分けてアクティブタイプとパッシブタイプのものがあります。アクティブな製品はノイズキャンセリング、パッシブは防滴が特徴となっています。
本発表会では、下記の3つのイヤホン製品が取り上げられました。
- Bose QuietComfort 20 <アクティブ>
- Bose SoundSport <パッシブ>
- Bose SoundTrue Ulta <パッシブ>
この3つのイヤホンについて、それぞれ取り上げます。
ノイズキャンセリング機能が優れた「QuietComfort 20」
「QuietComfort 20」は、ノイズキャンセリングイヤホンです。ノイズキャンセリングは、打ち消しあう消音効果と物理的な遮音の二つの要素から成り立っています。
消音効果については、ボーズが長年培ったのノイズキャンセリング技術によるものです。また独自のイヤーチップは耳に快適に馴染みます。
この「QuietComfort 20」については当サイトでもご紹介したことがあります。
香港在住の私の友人はマレーシアやシンガポール、日本への出張が多いため、このQuietComfort 20を飛行機内で愛用しています。飛行機の中の不愉快なノイズをキャンセルしてくれるので素晴らしい恩恵をもたらしてくれるとのこと。
「QuietComfort 20」のノイズキャンセリング機能のおかげで、静寂をもたらしてくれます。カフェ・喫茶店でまったり音楽を聴いたりするのにぴったりです。
通勤通学時、電車でシャカシャカ音が鳴るのを聞いたことがあるかもしれません。Bose QuietComfort 20は密閉されていますから、音が外に漏れにくく他人の迷惑になりません。
スポーツ向けイヤホン「SoundSport」
「SoundSport」はパッシブ型イヤホンです。QuietComfort 20はアクティブ型でありバッテリーを要しますが、この「Bose SoundSport」は不要です。
「SoundSport」の売りは耐久性です。ボーズは耐久テストを大ない、雨・汗などに対応できるよう全天候型としたそうです。
スポーツをしながら音楽を楽しむ人にとってはこの SoundSportが一番良いでしょう。
ちなみにこのSoundSportはフィギュアスケートの浅田真央選手も使っていたそうです。
上の二つのいいところ取りをした新製品イヤホン「SoundTrue Ultra」
最後にSoundTrue Ultraを紹介します。こちらは新製品です。
上記二つのQuietComfort 20とSoundSportのいいところ取りをしている製品です。SoundTrue Ultraはイヤーチップが新しくデザインされております。ケーブルは擦れにくくなっています。
以上、QuietComfort 20、SoundSport、SoundTrue Ultra の3つをご紹介しました。これらの中で最も人気があるのが QuietComfort 20です。QuietComfort 20はノイズキャンセリングイヤホンの代名詞です。外出先で利用する人に重宝されるのも納得です。
>>QuietComfort 20を見てみるかたはコチラ
>>SoundSport in-ear headphonesを見てみるかたはコチラ
>>SoundTrue around-ear headphones IIを見てみるかたはコチラ
ボーズの定番「ウェーブミュージックシステム」
次のカテゴリー「ウェーブミュージックシステム」をご紹介します。ウェーブミュージックシステムはボーズの定番機種です。20年以上も続いているロングセラーシリーズですから、「ボーズのラジオやCDが一体型になったアレ」と言えば思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「ウェーブミュージックシステム」はシステムという名が示す通り、オールインワン型のスピーカーシステムです。
下記の写真は現行機種のウェーブミュージックシステム「Wave music system IV」です。
ウェーブミュージックシステムはボーズのこだわりが詰まった製品です。ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジーを採用しており、次の特徴があります。
- 大音量でも音が歪まない。
- 小音量でもバランスのとれた低音。
ウェーブミュージックシステムはとても素晴らしい音がします。下の写真はウェーブガイド・スピーカー・テクノロジーの説明で見せてもらった器具です。
歴代のウェーブミュージックシステムについて
歴代のウェーブミュージックシステムを紹介します。懐かしい気持ちになりますよ!
初代ウェーブシステム「Wave Radio」
ウェーブミュージックシステムの初代機がこちらの「Wave Radio」。1993年のモデルです。筐体のホワイトがかっこいい!
このコントロールパネルがいいですねえ。初代機の価格は349 USDと、当時の一般的なラジオと比べて10倍近くしたにも関わらず、大ヒット商品となりました。かつてないほど豊かで深いサウンドを味わうことができる「Wave Radio」はラジオの概念を変えたと言われるほどです。
第2世代ウェーブシステム「Wave Radio/CD」
大ヒット商品となったウェーブシステムの「Wave Radio」にCDが搭載されました。こちらが第2世代です。
この第2世代のモデルは1999年に日本に登場したそうですから、きっとおなじみの方もいらっしゃるのではないでしょうか。デザインは今見ても古い感じはありません。
この第2世代はふたを開けてCDを聞く形だったので、故障も多かったそうです。
第3世代ウェーブシステム「Wave Music System III」
ボーズが2012年にウェーブシステムをリニューアルしたのが、第3世代の「Wave Music System III」です。CDはスロットローディング方式となりました。
現行機種、第4世代ウェーブシステム「Wave SoundTouch music system IV」と「Wave Music System IV」
ボーズが2015年9月30日、ウェーブシステムをリニューアルしました。第4世代となるのが、「Wave SoundTouch music system IV」と「Wave music system IV」です。
「Wave SoundTouch music system IV」はおうぎ形の基本的なデザインはそのままに、外観が一新しました。ディスプレイ部分とCDスロットが一緒になりました。
またラジオチューナーやCDプレイヤーといった従来の機能はそのままで、ネットワークオーディオ機能が追加され、ワイアレスで音楽を楽しめるようになりました。
前モデルの「Wave Music System III」はBluetoothが別売りだったのですが、「Wave SoundTouch music system IV」では内蔵されたのは嬉しいことです。
また「Wave Music System IV」はSoundTouchに非対応です。その分お安い価格設定になっています。「Wave SoundTouch music system IV」の廉価モデルです。
ウェーブシステムシリーズに込められたボーズの変わらぬ製品哲学
1993年から販売されているウェーブシステムには一貫した製品哲学があります。
可愛いおうぎ形のオールインワンはずっと変わらぬ形のまま。そして「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」はそのままです。
後ろから見えるウェーブシステムの姿がいいねぇ。かっこいいねぇ〜。
一方で、その時代における音楽再生技術のトレンドを取り込みながら、ウェーブシステムは進化してきました。20年という短くはない歴史の中でウェーブシステム製品に込められたボーズ社のこだわり、培ってきた製品哲学をひしひしと感じました。
ボーズ社の技術者たちの綿々と連なる魂がウェーブシステムにはこもっている。グッときました。
ボーズが考える最良のオールイン音楽再生システムがウェーブシステムであることがよくわかりました。
>>Wave SoundTouch music system IVを見てみるかたはコチラ
>>Wave music system IVを見てみるかたはコチラ
ボーズの製品群「ワイアレスシステム」
「インイヤー」「ウェーブミュージックシステム」に続く最後のカテゴリ「ワイアレスシステム」です。
ボーズでは、「ワイアレスシステム」をWi-FiやBluetoothの技術を使ったスピーカーを総称してそう呼んでいます。
「SoundTouch 10」はワイアレス対応
ワイアレスシステム「SoundTouch 10」は新設計のドライバーユニットを搭載しています。実際にデモで聞いたのですが、小さな筐体から大きな音が会場いっぱいに素晴らしい音で鳴り響きました。
こちらはWi-Fiネットワークに接続し、インターネットに接続します。ボーズのアプリを使うことで世界中のラジオが楽しむことができます。またBluetoothも搭載していますので、モバイルデバイスなどからゲームや Youtube などのコンテンツの音を直で出すことができます。
下は SoundTouch 30です。SoundTouch 10の上位機種です。
SoundLink Mini Bluetooth speaker II」はBluetoothスピーカーの決定版
「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」は、Bluetoothの技術を利用したワイヤレススピーカーです。重量はわずか0.67kgと小型軽量です。この製品はポータブル用途を意図されております。
このSoundLink Mini Bluetooth speaker IIは10時間の連続再生可能なバッテリーを内蔵しています。ピクニックに持っていきたいスピーカーです。
また持ち運び用途を考慮されており、ソフトカバーが販売されています。これも楽しいです。
SoundLink Mini Bluetooth speaker IIは、2015年、新しく「II」に刷新されました。この新機種では音響も改善されたほか、音声ガイド機能、スピーカーフォン機能が追加されました。
「ボーズの家庭用製品の中でももっとも人気のある機種の一つがこのSoundLink Miniなんですよ」とボーズ社員に教えていただきました。
SoundTouch 10とSoundLink Mini Bluetooth speaker IIの比較
SoundTouch 10とSoundLink Mini Bluetooth speaker IIについて特徴をまとめます。
製品名 | 特徴 | 通信 |
SoundTouch 10 | 様々なコンテンツを楽しめる・音質重視・家中で音楽を聴くのに最適 | Wi-FiまたはBluetooth |
SoundLink Mini II | 手軽で小さなスピーカー・高級感のあるデザイン・気軽に外出先に持ち出せる。スピーカーフォン機能 | Bluetooth |
重量差についてですが、SoundTouch 10が1.31kgであるのに対して、SoundLink Mini Bluetooth speaker IIが0,67kgです。SoundTouch 10はあくまで家の中、ホームユースが前提です。一方、外でも家の中でも楽しめるのがSoundLink Mini Bluetooth speaker IIです。
>>SoundTouch 10 ワイヤレスミュージックシステムを見てみるかたはコチラ
>>SoundLink Mini Bluetooth speaker IIを見てみるかたはコチラ
最後に:オススメのボーズ製品はこれだ
以上、ボーズの消費者向けイヤホン・ヘッドホン・スピーカー製品についてご紹介しました。
ボーズ製品は大きく3つのカテゴリに分かれます。整理されたイヤホン群「インイヤーヘッドホン」、ボーズ定番の「ウェーブミュージックシステム」、新製品カテゴリーの「ワイアレスシステム」です。
私のオススメはこれ!Bose QuietComfort 35 wireless headphones
これらの中で、ワイアレスヘッドホン「Bose QuietComfort 35 wireless headphones」が一番オススメです。
Bose QuietComfort 35はボーズの最新のワイアレスヘッドホンです。このノイズキャンセリング機能は本当に素晴らしいです。飛行機はもちろん、普段の電車の中でも威力を発揮してくれます。
ワイアレスヘッドホンがiPhone/iPadやAndroidスマートフォンと簡単に繋がります。
4万円弱と少しお高いのですが、それに見合うほどのクオリティをもたらしてくれます。
なおBose QuietComfort 35は、ボーズ公式オンラインストアがオススメです。送料無料、30日間返品・返金保証です。
ぜひBose QuietComfort 35を試聴するつもりで頼んでみてください。素晴らしい体験にきっと満足するはずです。
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