2024年9月に、12.9インチiPad Pro (第5世代) を購入しました。
本記事では、私が12.9インチiPad Pro (第5世代) を購入した顛末についてお伝えします。
最新ではなく、2世代前のデバイスにはなりますが、参考になれば幸いです。
目次
でかい iPad Proが個人的に好き
私は iPad が好きです。2010年の初代 iPad からずっと使ってきました。
ノーマルの iPadやら、iPad Air、ミニサイズの iPad mini など、どれも思い出深い、優れた品です。
その中でも、私が一番心奪われたのがiPad Pro の12.9インチモデルです。
「でかい画面のiPadはこんなにも使いやすいのか!」
12.9インチもの大画面を備えた iPad Pro の第2世代を購入し、愛用していたのです。
私の所有していた製品のスペックは下記の通り
12.9インチiPad Pro (第2世代) 2017年モデル
・256GBストレージ
・Wi-Fi + セルラーモデル
・ゴールド
この製品の長期レビューについては、下記の記事「長寿命の12.9インチiPad Pro (第2世代):6年間の愛用と今後の選択肢」をご覧ください。
12.9インチiPad Pro は、製品の名称の一部であるディスプレイサイズが特徴になっているのはいうまでもありません。
さらに12.9インチのボディが備える4つのスピーカーが優れており、音がよく鳴るのです。まさに「プロ」という印がついているのにふさわしいクオリティです。
「iPadはでかければでかいほどいい」
これは一面の真実を現した認識だと思います。
12.9インチiPad Pro (第5世代)から12.9インチiPad Pro (第4世代)への買い換え
私がかつて使っていた12.9インチiPad Pro (第2世代)は2017年にリリースされました。SoC はApple A10X Fusion を利用しております。
このモデルは、最新のiPadOS 17まで対応し、2024年のiPadOS 18ではサポート対象外となってしまいました。残念ではありますが、発売から7年間、最新のOSが提供されてきたので、私は完全に満足しています。
来るべきiPadOS 18を楽しむべく、私は12.9インチiPad Pro (第2世代)の後継を探し始めました。
最終的に、12.9インチiPad Pro (第4世代)のを2024年6月に中古で入手したのです。
この顛末は次の記事「iPad Pro 12.9インチ(第2世代)から第4世代への買い替え:2024年の選択理由」で詳しくお伝えしました。
私が買い換えたモデルのスペックは下記の通り。
12.9インチiPad Pro (第4世代) 2020年モデル
・256GBストレージ
・Wi-Fi + セルラーモデル
・スペースグレイ
以前利用していた12.9インチiPad Pro (第2世代)と構成はほとんどおなじです。
ストレージも、セルラータイプも同じです。
しかし、内部的にはメモリが 4GB→6GB、SoCが A10X →A12Z となりました。
ディスプレイもより美しくなっています。Lightning 端子はUSB-C端子に変更となっています。
様々な点で 12.9インチiPad Pro (第4世代) は向上が見られました。
2024年における12.9インチiPad Pro (第4世代)の評価
私はこの 12.9インチiPad Pro (第4世代)を気に入って使い始めました。
中古でしたが、とてもきれいな状態でした。バッテリーの持ちもとても良かったです。
今年の夏、家族旅行で日光に行ったのですが、この 12.9インチiPad Pro (第4世代)を持参しました。
東武鉄道のスペーシアXに乗っているときも、滞在先の旅館でも使いました。
iPad Pro 12.9インチ(第4世代)は不満がほとんどありませんでした。
ただ、2024年現在の目からすると、少々見劣りするところがあることもわかりました。
12.9インチiPad Pro (第4世代)に対するささやかな不満
- メモリが6GBしかない。
- 画面を拡大することができない。
- 5G通信に非対応。(4G通信はできる)
- iPadOS 18.1で提供されるApple Intelligenceに非対応。
- Apple M1以降のモデルにのみ対応している重たいアプリ(具体例:「デス・ストランディング」、「アサシンクリード」といったゲームタイトル)が使えない。
とはいえ、見劣りするといっても、べつに具体的に困っているわけではありません。
Apple Intelligenceだって、日本語に対応するのは2025年内といわれており、まだまだ先のことです。
12.9インチiPad Pro (第4世代)は、何ら問題なく2024年でも使えます。
iPad Pro 12.9 (第4世代)からiPad Pro 12.9 (第5世代)への乗り換え
結論から申し上げますと、私はiPad Pro 12.9インチ(第4世代)からiPad Pro 12.9インチ(第5世代)へ買い替えてしまいました。
買い換えた理由は単純に費用面です。M4 iPad Pro (13インチ)が発売されて、iPadの中古市場の価格が大きく変動したという事実がありました。
新製品 M4 iPad Pro、M2 iPad Airの発売とともに、iPad の旧モデルの中古価格は軒並み値段を下げております。
もともとiPad Pro 12.9インチ(第4世代)を2024年6月に10万3000円程度で購入しました。私はこの時十分相場が下がったと思ったのです。ですが、現在ではそこから相場がさらに下がっております。iPad Pro 12.9インチ(第4世代)もiPad Pro 12.9インチ(第5世代)もどんどん安くなっています。デジタルデバイスは生もの。4年落ち、3年落ちといっても、やはり価格が下方に動きます。
そのような市場環境を目にして、私は「持ち出しが少なければ、より新しい世代のiPad Pro 12.9インチを購入してもいいのではないか」と思い始めました。
私の考えでは、できれば iPad Pro 13インチがいいです。ただこちらは20万円オーバーと、財布のひもが緩みません。詳しく調べてみた結果、2万円程度の持ち出しで、iPad Pro 12.9インチ(第5世代)を購入できることがわかりました。
いろいろ考えた末、iPad Pro 12.9インチ(第5世代)に買い換えても悪くはないと思うようになりました。なおiPad Pro 12.9インチ(第6世代)も同時に検討したのですが、こちらはタマが少ないのか、中古でも高値です。
2024年9月、12.9インチiPad Pro (第5世代)を中古で購入した
2024年9月に中古で購入した12.9インチiPad Pro (第5世代) 2021年モデルは下記の仕様です。
12.9インチiPad Pro (第5世代) 2021年モデル
・256GBストレージ
・Wi-Fi + セルラーモデル
・スペースグレイ
今回も、やはりWi-Fi + セルラーモデルにしました。セルラーは外せません。
iPad Proは、およそ1.5年おきモデルチェンジ、さらに3年おきにフルモデルチェンジしています。このフルモデルのタイミング、つまり2世代おきにiPad Pro は性能が大きく上昇しているという事実があります。
iPad Pro 12.9インチの歴代の性能差は、次の表をごらんください。
世代 | モデル | シングルスコア | マルチスコア | SoC | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
第1世代 | iPad Pro 12.9インチ | 753 | 2052 | Apple A9X | 2015年11月 |
第2世代 | iPad Pro 12.9インチ | 913 | 2720 | Apple A10X Fusion | 2017年6月 |
第3世代 | iPad Pro 12.9インチ | 1318 | 4380 | Apple A12X Bionic | 2018年11月 |
第4世代 | iPad Pro 12.9インチ | 1333 | 4670 | Apple A12Z Bionic | 2020年3月 |
第5世代 | iPad Pro 12.9インチ | 2307 | 8362 | Apple M1 | 2021年5月 |
第6世代 | iPad Pro 12.9インチ | 2572 | 9785 | Apple M2 | 2022年10月 |
第7世代 | iPad Pro 13インチ | 3658 | 13241 | Apple M4 | 2024年5月 |
iPad Pro 13インチの性能は圧倒的です。素晴らしい性能で、Apple M3 を搭載したMacを凌駕しているとも言えます。
また、その前世代に目を向けますと、12.9インチiPad Pro (第5世代) と12.9インチiPad Pro (第6世代) はたしかに性能差があります。しかし、13インチiPad Proとの差は顕著な差であり、それと比べるとはっきりと意味がある差だとはいいがたいです。12.9インチiPad Pro (第5世代) から12.9インチiPad Pro (第6世代) へアップグレードしたひとはあまりいないのではないでしょうか。ぶっちゃけあまり変わらないのです。
そんな理由もあり、私はiPad Pro 12.9インチ(第4世代)をたった3か月しか使いませんでしたが、お別れを告げることにしました。そして12.9インチiPad Pro (第5世代) を利用し始めることにしたのです。
iPad Pro 12.9インチ(第4世代)からiPad Pro 12.9インチ(第5世代)進化ポイント
- SoCの高速化
- メモリが6GBから8GBへ
- iPad Pro 12.9インチ(2021、第5世代)はLiquid Retina XDRディスプレイを搭載
- 2021モデルの方がCPU性能は高く、Apple Intelligenceへの対応、外部ディスプレイでの挙動等をはじめ、いくつかの機能に影響がある。
- センターフレーム機能搭載
- iPad Pro 12.9インチ(2021、第5世代)はThunderbolt/USB 4対応を搭載。転送速度が速い(最大40Gb/s)
13インチ M4 iPad Proという、iPadの中の「キング」のような存在が誕生している中、スペックは劣りはしますが、12.9インチiPad Pro (第5世代) はまだまだ使える優れたデバイスだと思います。差額は子どもの学費や家族旅行代金に消えます・・・。
なお、周辺機器は、iPad Pro 12.9 (第4世代)のものが使えます。スマートフォリオケースは流用しました。また、追加でエレコム社のガラスフィルムを購入しました。
12.9インチiPad Pro は、第3世代から第6世代まで、周辺機器が大体共通化しているので、ありがたいです。
以前、M1 iPad Pro 11インチを使っていた
私は以前M1 チップを搭載したiPad Pro 11インチを使っていました。
iPad Pro 11インチの第3世代にあたるモデルです。セルラーモデルで、これがなかなかいいモデルだったんですよ。ただ、去年売却してしまいました。
結果的に、M1 iPad Pro 11インチからM1 iPad Pro 12.9インチになったという流れになりました。
やっぱり私は Apple M1 世代の iPad に心惹かれていたんです。
最後に&12.9インチiPad Proをどこで買う?
以上、2024年9月に、12.9インチiPad Pro (第5世代) を購入したお話をお伝えしました。
3年前に発売されたモデルであり、2世代前の製品ではありますが、12.9インチiPad Pro (第5世代) を買えて、私は満足しています。
12.9インチiPad Pro (第5世代)をとことん使い倒してやろうという気持ちでいっぱいです。
私のように、最新の M4 iPad Pro に手が出ない人は、やや型落ちの iPadを狙ってみてください。
入手先は様々ですが、2つご紹介します。
Appleの整備済品を狙う
一つはAppleの整備済品です。 iPad を狙ってみてください。旧型モデルですが、安価に販売されています。新品同様の品質のものが手に入ります。
12.9インチもの大画面を備えたiPad Proはとてもいいですぞー!
ゲオオンラインの中古品・未使用品を狙う
またゲオオンラインも良い入手先です。ゲオの良いところは、中古品だけではなく、未使用品も扱っているところ。玉は少ないですが、新品未使用品が安く買えます。
この記事を執筆してる時点ですが、第6世代で、未使用品が販売されており、価格は大変お安いです。是非ともお早めにご覧になっていただきたいです。
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