ソニーのラジオ「ICR-S71 」が生産完了になったとのことです。とても残念です。
このラジオは発売が1986年のこと。ざっと28年前です。ロングセラーICF-EX5の一年後ですから、こちらもロングセラーと評価して間違いありません。
私はこのラジオとおつきあいしてもう7年になります。
ICR-S71は、AMしかきけなかったり、イヤホンを接続できなかったり不便なラジオです。スペックシートをながめているだけだったら、こんなラジオを普通の消費者は選ばないかもしれません。
しかし、ICR-S71はすごく面白いラジオなんですよ! スピーカーからでてくるオトが聴きやすい。屋外でつかうのに最適であるばかりか、室内でもバッチリ。
そしてなによりバーアンテナが長いため、感度がいい。感度はAMラジオの命です。
けっきょくこういう使用感は実際に買って使って試してみないとわからないところなのかもしれないです。私は7年間ずっと愛用してきました。
本製品は十和田オーディオ株式会社の国内工場によるものです。
2011年の震災時、我が家ではこのICR-S71を夜間つけっぱなしにしていました。
いまのソニーのラインナップを見ると、ICZ-R100やICZ-R51のような録音型、あるいはICF-B08などの手回充電ラジオが最近は出ています。
ただ、私の個人的な好みをいわせていただくと、ICF-A101やICF-801、ICF-EX5MK2、ICF-SW7600GR、そしてICR-S71といったラジオ受信をメインにした機械が好みです。
ラジコも悪くないけど、ラジオはやっぱり実機ですよ。
ICR-S71の生産終了は残念ですが、ソニーにはぜひまたよいラジオの開発を期待しております。
※アマゾンではすでに高騰しております。かつての価格の2倍ぐらいです。
たしかにオンリーワンなラジオですが、それは高すぎですよ。上でも取り上げましたが、ICZ-R51などでいいんじゃないかとおもいますw