2007年1月10日、Appleは初代iPhoneをMacWorld San Francisco で発表しました。ちょうど七年前の今日のことです。
その衝撃的な発表は、私も当時のApple系ニュースサイトでチェックしておりました。
残念ながら初代iPhoneは日本では発売されませんでしたが、「2008年アジアで発売する」ということはアナウンスされておりましたので、その言葉をiPhoneの日本発売を信じて待っていました。
けっきょく2008年7月11日にiPhone 3G が発売されることとなり、日本のモバイル業界、ひいては産業史が大きくがらりと変わることとなりました。このたった一台の小さな携帯電話で。
さて本エントリでは2007年当時私がiPhoneを渇望しながら日本で使っていた携帯電話について述べます。
2006年 au W44S
au のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製携帯電話W44Sです。
デュアルオープンスタイルが特徴で、縦にも横にも開くのが斬新でした。
私はMacの壁紙を自分で加工して、W44Sに貼付けていました。
2007年 ボーダフォン 702NK II
旧ボーダフォン、現ソフトバンクモバイルのノキア製携帯電話702NK IIです。
W44Sから702NK IIに乗り換えたきっかけはMacとの親和性です。写真にあるように iSync させることができます。
iSync をつかえば、アドレスブッックの連絡先や画像、カレンダー、To Do 項目がシンクロできました。
当時珍しかった Bluetoothを搭載しており、「SendViaBlutooth」を使って、アプリのsisファイルを送ったりできました。
OS X Tiger では Mac から携帯電話の SMS を、Bluetoothを利用して送受信できるという機能もありました。
2007年 ソフトバンクモバイル X01NK
ソフトバンクモバイルのノキア製X01NKです。702NK IIから2007年夏に買い替えました。
X01NK は法人契約でしか入手できなかったので、入手にはたいへん難儀しましたが、どうにか法人経由で手に入れたときはとてもうれしかったですね。
これぞスマートフォンのハシリです。ワイアレスLANを搭載し、MS Exchangeと同期できるなど、ビジネスユーザで使っていたヒトはおおかったのではないでしょうか。もっともパケット代金が2段階で最大1万円ちょっと掛かっていました。お高い機種でしたが、めちゃくちゃ満足度が高かったです。
iPhone 3G に機種変更するまでX01NKを使っていました。
2.8インチ QVGA 液晶を搭載しており、ビデオも再生できます。
こちらもノキア機ですから Macとの親和性は抜群です。このころ多くの Mac ユーザはノキアの携帯電話を利用しておりました。
2007年 Apple初代 iPod touch
iPhone 3G発売の前年の2007年9月5日、iPod touchが発売され、すぐに入手しました。「契約のいらないiPhone」といわれたiPod touchですが、これを手にして、まだ見ぬiPhoneを想像したものです。
これらの端末を経て、私は2008年7月11日、表参道にあるソフトバンクショップでiPhone 3Gを入手しました。そのときの感動はまるで昨日のことのようにまざまざと覚えています。
7年前の懐かしい携帯電話とiPod touchをご紹介しました。いやはや7年前の端末はまるで化石みたいですねw
これを機種をみれば、iPhoneは本当に美しくデザインされていることがわかりますね!