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劇団四季「ライオンキング」が問いかけるもの – とりかえせない過去といかに向き合うか

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劇団四季「ライオンキング」が問いかけるもの – とりかえせない過去といかに向き合うか

劇団四季「ライオンキング」を観てきました! ずっと以前から観たい!と思っていたんです。念願かなって、ようやく浜松町にある劇場、四季劇場[春] に足を運びました。

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『ライオンキング』日本公演が開幕したのは1998年12月。もう15年も前のことです。以来ロングランを続けています。

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東京公演は今日7月17日で、5047回目! 素晴らしいですよね。
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『ライオンキング』、感動しました〜!すごくよかったです。始まってすぐの歌のシーンで鳥肌が立ちました。ダンスのシーンもよかったし、台詞も歌も良かった。「サークルオブライフ」も「キャンユーフィールラブトゥナイト」も口ずさめる良さがあります。ラストシーンでは、ジーンときて涙しそうになりました。

さて印象的な台詞があります。このお話の狂言回し役であるラフィキが、自分の父を死なせてしまったという贖罪の念に駆られ続けているシンバに対していう台詞です。

「だれにとっても辛い過去はあるもの。過去は変えられないのだから、その過去との向きあい方は2つしかない。過去から逃げるか。それとも過去から学ぶか。」
(Oh yes, the past can hurt. But the from way I see it, you can either run from it, or… learn from it.)
The Lion King (1994) – Quotes – IMDb

この台詞、なかなか説得力がありました。だれしも思い出したくない辛い過去が、多かれ少なかれあるのではないでしょうか? 私自身たーくさんあります(爆)失敗ばかりの人生です。そんな自分は、どうやって過去と向き合ってきたのだろうかと観劇しながら考えさせられました。過去から学んで前に進めているのだろうか? それとも、前進せずとも、現状維持はすなわち逃げの姿勢なのだろうか・・・。そんな内省的な気分になりました。

『ライオンキングはさまざまなテーマをもっていますが、この「取り返しのつかないことへの向き合いかた」というのは、私にとって、このミュージカルが鋭く問いかけているところだと非常に印象深く感じました。

***

劇団四季を観るのは数年ぶりでしたが、急に観劇熱が高まってきました。『ライオンキング』、月に一度は観たいな・・・・。^_^

2014年10月8日
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