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長寿命の12.9インチiPad Pro (第2世代):6年間の愛用と今後の選択肢

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長寿命の12.9インチiPad Pro (第2世代):6年間の愛用と今後の選択肢

本記事では、12.9インチiPad Pro  (第2世代)について述べます。

12.9インチiPad Pro  (第2世代)は2017年に発売されました。記事執筆時点で7年の歳月が経とうとしています。しかし、この優れた iPad Proを大切に使っているユーザさんはまだ少なからずいらっしゃることでしょう。

2024年における12.9インチiPad Pro  (第2世代)の状況についてお伝えします。私はこの12.9インチiPad Pro  (第2世代)を買い替えることに決めました。

12.9インチiPad Pro  (第2世代)をずっと使ってきた

私は、第2世代のiPad Pro 12.9を利用しています。色はゴールドで、ストレージは256GBの、セルラーモデルです。

私はというよりも、家庭で利用してきたといったほうが正しい表現になるでしょう。パスワードなどはかけず、家族みんなで愛用しているのです。

発売年の翌年2018年から12.9インチiPad Pro  (第2世代)を利用しておりますから、もう6年目です。本当に長く使わせていただいているという気持ちがあります。

この第2世代のiPad Pro 12.9はたくさんの思い出があります。

子どもと一緒に教育番組を見たり、Apple Pencilで百ます計算をしたり、フォトブースで遊んだり。セルラーモデルなので、旅行に持って行って、道中の高速バス内で動画を見たり。

周辺機器としては、Apple Pencil を利用したり、スマートキーボードを装着したり、あるいはAppleの純正レザーのスマートカバーを装着したりしました。

声を大にして言いたいのは、12.9インチiPad Pro  (第2世代)は極めて満足度が高い製品であるということです。

iPadが好きな人は、いちどはこの12.9インチサイズを購入していただき、その優れた使用感を試していただきたいと思います。世代を問わず、12.9インチサイズのド迫力をきっと気にいると思います。そして慣れてしまうと、ディスプレイのサイズを下げたくないと思わされます。

ただし機動力には欠けるかもしれません。「だから11インチのセルラーがいいわ」という声もまた聞こえてきそうです。

しかしモバイルシーンで使うことをメインとしないのならば、iPad は12.9インチ (13インチ)で正解です。

12.9インチiPad Pro  (第2世代)は、iPadOS 18に非対応だ

さきごろWWDC2024があり、次期iPadOS 18についてAppleより公式のアナウンスがありました。

iPadOS 18ではさまざまな機能追加がなされる一方、iPadOS 18をインストールできる端末は限られることがわかりました。

残念なことに、私の利用している12.9インチiPad Pro  (第2世代)はiPadOS 18に非対応です。ガーン・・・。(蛇足ながら第1世代のiPad Pro 12.9は iPadOS 16までです)

今年の秋にiPadOS 18 が出たとしても、12.9インチiPad Pro  (第2世代)にはクリティカルなセキュリティパッチは引き続き提供されると考えられます。ですから、そのまま使い続けることも可能といえば可能です。iPadOSを必ずしも最新のものにしなければならないという必要はありません。

しかし、iPadOS 18の最新機能を試したいというのが人情というものではないでしょうか。

6年近く使った第2世代iPad Pro 12.9は、どんな状態か?

12.9インチiPad Pro  (第2世代)を入手して、6年以上が経過しました。すでにこのiPadは満身創痍という言葉が相応しいものとなっております。

まず最初にバッテリーがへたっています。新品購入時の80%しか有していません。Appleのサポートセンターに電話してこれはなかなかしんどい数字です。体感でも、満充電にしていたのに、すぐに減ってしまうという実感があります。

また私のiPadはディスプレイについては2つ問題があります。

1つはバックライトの漏れです。特に強い力をかけたつもりはないのですが、バックライトにムラがあります。これは12.9インチiPad Pro  (第2世代)の持病と言ってもいい問題です。

もう一つはディスプレイ全体が、一様にうっすらと赤くなってしまっています。

満身創痍といったことばが、このiPadにはふさわしいです。よくここまでつかってこれたものです。

最新の第7世代iPad Pro 12.9は高価すぎる

そこで、第2世代iPad Pro 12.9を買い替えることに私は決意しました。

もっともいいのは第7世代iPad Pro 13インチです。これがいちばんいいマシンです。

Apple Storeでみたところ、私が気になったのは「13インチiPad Pro Wi-Fi + Cellularモデル 256GB(標準ガラス搭載)- スペースブラック」です。今使っているマシンに一番近いスペックです。

ただし価格は254,800円。これは私にとっては大変お高い買い物です。厳しい現実を突きつけられました。

ふーむ、どうするか・・・。

iPad Pro 12.9インチの中古市場について

ここで私はiPad Pro 12.9の中古市場について目を向けることにしました。
こちらはじゃんぱらの中古iPad Proの買取価格です。いずれも同じようなスペックで並べました。

年度 世代 iPad Pro 12.9インチ 買取価格 前モデルとの差額
2017 第2世代 Cellular 256GB ゴールド MPA62J/A ¥30,000
2018 第3世代 Cellular 256GB スペースグレイ MTHV2J/A ¥58,000 ¥28,000
2020 第4世代 Cellular 256GB スペースグレイ MXF52J/A ¥76,000 ¥18,000
2021 第5世代 Cellular 256GB スペースグレイ MHR63J/A ¥92,000 ¥16,000
2022 第6世代 Cellular 256GB スペースグレイ MP203J/A ¥117,000 ¥25,000
2024 第7世代 Cellular 256GB スペースブラック 標準ガラス MVXR3J/A ¥168,000 ¥51,000

*こちらは販売価格ではなく、買取価格であることにご注意ください。

第2世代のiPad Pro 12.9インチで、Cellular 256GBモデルは最大30,000円で買い取ってくれるという意味です。

この表を見て気が付いたことは、第5世代、第6世代のM1,M2のiPad Proは依然として高値であるということです。それはそうでしょう、Mシリーズの iPad の性能は半端ないです。

iPadの SoCに「M」が銘打たれているのは、マーケティング的な要素が幾分あるでしょうが、それでもM型番のSoCが優れているのは衆目の一致するところです。

この第5世代・第6世代のなかから何か素敵な中古のiPadを購入できればと私は考えました。

2018年や2020年のiPad Proはどうか

ただそれでも第5世代・第6世代のiPad Pro 12.9インチは結構高価です。こんなに高かったっけ? 円安の状況にひっぱられて、iPadの中古品も価格が上昇しているのかもしれません。

買取価格が92,000円ですから、販売価格は10万を越える感じです。なかなか大変な値段ですね・・・。

したがって妥協もやむなし、A12XやA12Zを搭載した第3世代・第4世代から選ぶのもありかなと思い始めました。

私にとってのiPad Proの優先事項はまず価格です。その次に機能です。M1のiPadはApple Intelligenceに対応しますが、しかし当面は日本語非対応です。

だったら、A12機種でもいいか・・・。ただ、2018年のiPad Pro 12.9インチ(第3世代)を今から選ぶとすると、来年秋に来るであろうiPadOS 19が非対象となるのではないかと想像しています。

となると、2020年モデルの第4世代を私は選ぶべきなのでしょう。iPadOSの更新のたびに、足切りに合うのではないかと冷や冷やするのは気分が落ち着きません。「買って、売って、また買って」を繰り返すのはしんどいです。

結論としては、第4世代 Cellular 256GB モデルを軸に、何か程度のいい iPad Pro 12.9インチを探すつもりです。

入手したら、また報告しますね。

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