2025年、iPad Pro 12.9インチの第6世代を購入しました。
今回購入したのは、Apple M2 搭載のiPad Pro 12.9インチ・第6世代・セルラーモデルです。ストレージは256GBです。中古で購入しました。
私はiPad が好きです。2010年の初代からさまざまなモデルを使ってきました。
その中でも、私の心をとらえて離さないのが大きな iPad なのです。とりわけ iPad Pro の 12.9インチは、初代登場の2015年からずっと気にかけております。昨年は最新の iPad Pro 13 インチモデルが出ましたね。
私はこれまで、第2世代、第4世代、第5世代の iPad Pro 12.9インチを使ってきました。
そして、今回、私は第6世代の12.9インチを2025年に購入しました。このモデルは最新の iPad Pro 13 インチモデルの一つ世代が前のものということができるでしょう。
本記事では、2025年においてiPad Pro 12.9インチを中古で購入するメリットについてお伝えします。いくつかのメリットと、また同時にデメリットがありますので、そちらにも触れます。
以下、これらの点を詳しく解説いたしますね。
メリット
コストパフォーマンスの高さ
iPad Pro 12.9インチの第6世代を購入するメリットとして、まず最初に導入コストの低さを挙げたいと思います。
iPad Pro 12.9インチのモデルは、Apple公式ではすでに入手不可能です。中古を購入することとなりますが、新しいiPad Pro 13インチと比較して大幅に安価で入手できます。
第6世代のiPad Pro 12.9インチの中古品は、状態にもよりますが、新品価格の半分程度で購入できる場合もあります。
今回私は中古店で約13万円で購入しました。同等スペックの、iPad Pro 13インチの新品は254,800円です。
できれば、新しいiPad Pro 13インチを購入するのが正解なのですが、2番目によい選択肢として、中古品のiPadを購入したというわけなんです。
予算が限られているので、コストパフォーマンスがいいと感じておりますよ。
十分な性能
iPad Proシリーズは、「Pro」という名称がついております。iPhoneは少々異なりますが、iPadやMacの場合、Proとついている商品は長寿命になるよう設計されております。
iPad Proシリーズは元来、高性能なデバイスです。現在の最新機種から見て、2〜3世代前のモデルでも十分快適に利用することができます。
具体的に言及しますと、第5世代は M1 を搭載しており Apple Intelligence に対応します。第4世代 は A12Z を搭載しており、メモリが6GB積んでおります。まだまだ十分快適に使えます。第3世代は ホームボタンが廃止され、Apple Pencil 2ndに対応しております。
ただし、第2世代はApple 公式のサポートが2024年に終了しました。ですから、3世代前のモデルまではギリで使えるという状況です。(2018年発売の第3世代のモデルはメモリが4GBですので、2025年の今、評価は厳しくなります)
今回、私が購入したのは M2 モデル。Macで採用されているほど高速な性能を持ったSoCです。動画編集や高負荷のアプリケーション(例えば複雑なグラフィックを要求するゲーム)を使用する場合でも、快適に操作できる可能性が高いです。
私はApple ArcadeというゲームのサブスクをiPadで楽しんでいます。是非とも 第6世代のiPad Pro 12.9インチのM2で利用したかったのです。
最新のM4モデルが最も優れており、可能ならこちらを選んだ方がいいのですが、M2モデルでも私の用途には十分だと割りきっております。
長期サポート
Appleは通常、iPadに対して5〜6年程度のソフトウェアサポートを提供します。これは他社に比べて長いと言えます。(Androidタブレットは、ソフトウェアサポートがあっという間に打ち切られてしまいます)
これは中古を購入する上で、大きなインセンティブとなります。
iPad Pro 12.9インチであれば、第3世代までは現行のサポート対象です。まだしばらく最新のiPadOSにアップデートできる可能性が高いです。
(なお蛇足ですが、第3世代のiPad Pro 12.9インチは、そろそろアップデートの対象から外れそうです。2025年1月時点の印象です。)
デメリット
さて、ここからは iPad Pro 12.9インチの第6世代を中古で購入するデメリットを取り上げます。
バッテリーの劣化
中古でiPadを購入するとき、注意しなければならないのはバッテリーの劣化です。使用年数によっては、新品時と比較してバッテリー持続時間が20〜30%程度短くなっている可能性があります。
iPad Pro 12.9インチの第6世代は2022年のモデルなので、それほど劣化していないと思いますが、使用状況は前のオーナーさんによります。
できれば購入前にチェックしておきたいところです。
なお私の購入したものは90%程度でした。
外観の傷や使用感
中古品の場合、本体に傷や使用感がある可能性が高くなります。
特に、画面に傷がある場合は使用感に大きく影響する可能性があるため、購入前に状態をよく確認する必要があります。
今回私は「中古A」というほぼ傷なしのモデルを購入しました。
保証の有無
新品と異なり、中古iPadには通常メーカー保証がついていません。メーカーは購入してから1年間は標準の保証を行います。
ただ、中古の iPad Proはすでに1年以上前に販売終了しておりますので、在庫が残っていたなどの例外を除き、保証はありません。
ただし、中古ショップによっては、ショップの一定期間の保証が付く場合もあります。中には赤ロム保証なども提供するところも合います。
最新機能の欠如
新しいiPad Pro 13インチと比較すると、iPad Pro 12.9インチの第6世代は機能の点で見劣りする部分があります。
新しいiPad Pro 13インチはApple M4を搭載しており、Ultra Retina XDRディスプレイを採用し、タンデムOLEDテクノロジーを搭載しております。グラフィック性能が大幅に向上し、レンダリング性能は最大4倍になっています。
さらに厚さは5.1mmとアップル史上最も薄いデバイスとされておりますし、重量は579gと前モデルと比べて約100g 軽量になっています。
確かに一部の最新機能や性能向上は、気が付かない人もいると思いますが、重量や薄さは誰もが感じられるメリットです。
これらの違いがユーザ体験にどのような影響を及ぼすか。これは考えておくべきでしょう。
結論
以上、2025年においてiPad Pro 12.9インチ(第6世代)を中古で購入することについて考察しました。
中古のiPad Pro 12.9インチ(第6世代)は、予算を抑えつつ高性能なタブレットを手に入れる良い選択肢と言えます。iPad Pro 12.9インチは大きな画面を備えており、ゴージャスで、性能も高いです。
ただし、バッテリー劣化や外観の状態、保証の有無などのデメリットも考慮する必要があるでしょう。
購入を検討する際は、信頼できる販売店を選び、商品の状態を十分に確認することが重要です。
デジタルデバイスは、基本的には最新のものを購入するのがいいと思っています。新しいiPad Pro 13インチと比較検討を十分に行いました。
今回はiPad Pro 12.9インチ(第6世代)を購入してとても満足しています。いつかこのマシンに不満が出てきたら、iPad Pro 13インチに乗り換えることもあるでしょう。しかしそれまではiPad Pro 12.9インチ(第6世代)を使い倒してやろうと考えております。